喪中はがきの宛名書きをしなければならないなと思いプリンターあたりをながめていた、どうもやるきが起こらない。プリンターも買ったばかりで操作方法もまだつかめていない。別途ソフトが必要かもしれないし、気力があれば手がきでもしないといけない。疲れみたいな脱落感を感じていたら父の遺品が目に付いた。やりきは起こらないまま遺書的なもの、カレンダーの裏にマジックで伝言である。もらったときは、別れが来るとは、思うはなかったのでなんきなしで父の話を聞いたのだがが、今読んでみると家族のこと、私目のことを心配されていて涙は出なかったが胸にじーっときた。それに遺品の時計等彼が話していたあかしのものをガムテープでつつんだ遺書的なその紙を止めていたのでそれをはがし、破れていたところをセロハンテープでふさいだ。もらった物はりっぱすぎる証である。もらったからではないが私のことを忘れてはいなかったし、身の回りのこともよく知っていた。そこまで近づけるかはなはだ疑問で自信がないが、努力はしないとねー。