"だるまさん、だるまさん、にらめっこしましょ!うっぷっぷ 笑うと負けよ"
小生の地では子供のころ、このように歌いながら遊んだ記憶がある。
禅寺に行くと、そのだるまさんの怖い顔した墨画をよくみかける。
子供のころから馴染みのあるだるまさんって誰なんだろう、と常々思っていたことがあった。
あるとき、だるまさんを調べたら、中国禅宗の開祖であるインド人仏教僧であることがわかった。
よく言う「達磨大師」である。お釈迦さまの教えを受け継いだ弟子の一人だと言われている。
そんな達磨大師が禅宗の祖だから禅寺に行けば "達磨さん"の画を見ることは当然のことだと納得するわけである。
この達磨さんに改めて関心を寄せたのは、道釈画家の七類堂天谿師の画に魅せられたからである。
前回に引き続き、同師の作品集から転載した逸品を紹介する。
🔳破墨達磨図(天一閣博物館蔵/中国浙江省)
賛は、前回の作品と同じく臨済宗相国寺の管長の有馬賴底老師。
西来得々大乗根 端的豁開甘露門
僅現半身人莫笑 分波分骨与児孫
わざわざインドからやって来た大和尚さん
案の定、カラッと開けはなつ、ありがたい教え
私の皮も骨もみんな児孫のためのものだ
※七類堂天谿師の作品集(淡交社)より転載
小生の地では子供のころ、このように歌いながら遊んだ記憶がある。
禅寺に行くと、そのだるまさんの怖い顔した墨画をよくみかける。
子供のころから馴染みのあるだるまさんって誰なんだろう、と常々思っていたことがあった。
あるとき、だるまさんを調べたら、中国禅宗の開祖であるインド人仏教僧であることがわかった。
よく言う「達磨大師」である。お釈迦さまの教えを受け継いだ弟子の一人だと言われている。
そんな達磨大師が禅宗の祖だから禅寺に行けば "達磨さん"の画を見ることは当然のことだと納得するわけである。
この達磨さんに改めて関心を寄せたのは、道釈画家の七類堂天谿師の画に魅せられたからである。
前回に引き続き、同師の作品集から転載した逸品を紹介する。
🔳破墨達磨図(天一閣博物館蔵/中国浙江省)
賛は、前回の作品と同じく臨済宗相国寺の管長の有馬賴底老師。
西来得々大乗根 端的豁開甘露門
僅現半身人莫笑 分波分骨与児孫
わざわざインドからやって来た大和尚さん
案の定、カラッと開けはなつ、ありがたい教え
私の皮も骨もみんな児孫のためのものだ
※七類堂天谿師の作品集(淡交社)より転載
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