無題

特になし

081026 音楽の墓場ジャズと保育園の運動会と日本語のジャズ歌

2008-10-26 22:25:00 | Weblog
ある人から、いろんな音楽を堪能した人が、最後に至るステージが、ジャズだと言われたことがある。

何かの本に、これほど融通無碍な音楽ジャンルもないだろうという記述もあった。確かに、オリジナルより他のジャンルの著名曲の凝った焼き直し、違った評価・解釈・アレンジというのが、多い。また、ミュージシャンによって、同じ曲が、ほとんど別の曲になったりする。ひどいときには、同じミュージシャンが、多重人格のように、ひとりで、それを演じることもある。まあ、重く考えないで、
単純に、楽しい、何でもありの世界と思えばいいだろう。

音楽・楽曲の生涯とはどんなものであろうか。どう生まれて、どう伝わって、どう消滅してゆくのだろうか。

息子の保育園の運動会に行った。以下のような曲が、使われていた。

・崖の上のポニョ
・さんぽ(トトロで歌われたの)
・アンパンマンたいそう
・ピンポンパン体操
・Choo Choo TRAIN(チュー・チュー・トレイン)


妙に、「崖の上のポニョ」「Choo Choo TRAIN」の叙情性、切ないメロディに、惹かれてしまった。久石 譲さん、中西圭三さん、流石に、すばらしいメロディーメーカーである。恥ずかしいことに、この保育園の運動会で、聞くまで、両曲ともフルに聞いたことがなかった。情けない。

自分には、とても、そういう機会を作ることは難しいだろうが、日本の歌を、日本語の歌を、ジャズ歌で、やってみたいと、改めて、なぜか、思えてきた。夏木マリさんが、アルバム「パロール」などで、いくつか日本語のジャズ歌をやっていると思う。ピチカート5系の歌だった。また、伊藤君子さんが、テレビで、津軽弁のジャズ歌をやった録音を聴かせてもらったことがある。こちらは、My Favorite Song 他の翻訳だったような気がする。ジャズ歌は英語しか無理だという人が多い中、すばらしい試みだと思う。

Podcast「山川浩一のスタンダードジャズ入門」では、最近は、1930年代の曲を紹介しているが、昔の米国の曲の良さを集めているうちに、最近の?日本語の?歌が、恋しくなってきた。


「山川浩一のスタンダードジャズ入門」
http://caspeee.jp/channels/jazz/