無題

特になし

090516 「熾」高砂(浦和)歌会

2009-05-17 22:21:39 | Weblog
浦和のパルコでの「熾」高砂(浦和)歌会に行ってきました。

我拙作

「初雪かな 凍ったた窓越し 確かめて 白い息して 外出るうれしさ」



「初雪か 凍った窓越しに 確かめて 外にいでたち 白い息せん」

のほうが、いいと沖ななも先生に、指摘されました。
この表現で、初雪のうれしさは、十分伝わるそうです。


この日は、桜をテーマにした歌が多かった。
早咲きも遅咲きも散れば、土に還るという趣旨の歌があり、無常観にかられました。

また、実生(みしょう 種から育つ)の松の歌や 秘境?で山菜・野草を摘み、
こだまがとおる歌や、耳鳴りを幻の楽隊がとおるという剛毅な歌などもありました。

感心したのは、洗面台に、一輪の水仙を置いた情景を歌った歌に、
メンバーの中高年女性のほとんどが、私も花を、コップや花瓶に、
生けていると発言したことです。コップに、花を生ける、
簡単な四季おりおりの自然を味合う習慣を、自分の世代は、
どれだけ継承しているのだろうかと寂しい思いにかられました。
少なくても自分の女房は、そういう、些細な生活上の
癒し、小さな贅沢、風情を味わうことには、全く縁がないのです。
自分=おやじが、やるしかねえかな。


▼語句
こういう短歌言葉はかっこいいけれど、啄木のような簡単な言葉だけで、
短歌の常識のない普通の人をも感動させられる歌が、やはり、いいように
思えるのですが。でも、巷にあふれるコピー文やJPOPの歌詞が、既に、
韻文の主流となり、短歌は、学校の勉強の世界、教養の世界のものと
成り果ててしまったのかなあ・・・・・


実生 みしょう
奥処 おくが
禍事 まがごと
たんかん みかん・オレンジの一種



「熾」歌誌
http://www.o-k-i.org/

沖ななも先生(短歌)
http://members3.jcom.home.ne.jp/3247782501/



090514 章まりこ(vo)成田教(さとし)(p) 飯田橋 カフェ・ラグタイム

2009-05-17 22:18:14 | Weblog
飯田橋 カフェ・ラグタイムに、章まりこさんのジャズ歌を聴きに行きました。
伴奏は成田さん。昨年まで、この店で、定期ライブを開いていた広瀬麻美さん
が、自分が、渡韓の後は、章さんを、聴くように、推奨されたからです。

歌のテクは、広瀬さんより上で、驚きましたが、声が低く太く、
ちょっと自分の好みではないなという印象。ときおり、高音の部分があると
自分的には心地いいのですが、そういう歌をあまりチョイスしないのが、
章さんのポリシーなのかな?非常に、器楽的な凝ったテクの歌唱でした。
但し、好き嫌いを超えて、ジャズ勉強不足の自分のような者には確かに
勉強にはなるなと思いました。

成田さんの骨太な伴奏やアドリブには合致しているかもしれません。
成田さんは葉巻(キューバ産?)をくわえタバコでした。
トレードマーク?存外、贅沢な方なのかな?


Love Is Here To Stay
Once I Loved
Close Your Eyes
I'm Getting Sentimental Over You
In Your Own Sweet Way
Watch What Happens
I've Got Crushed On You
So In Love
Love Me Tender
My Foolish Heart
In Summer
Better Than Anything
On Green Dolphin Street


など。
On Green Dolphin Street など、ボーカルの歌詞があるのを
初めて知る曲が多かったです。



章まりこ(vo)
http://web.mac.com/hawk_eye/mariko_sho_on_web/Marikos_Profile,_Ja.html

成田教(さとし)(p)
http://web.mac.com/hawk_eye/mariko_sho_on_web/Satoshi_Narita-a_pianist_self-introduction,Ja.html

飯田橋 カフェ・ラグタイム
http://www.dagashi.org/fujimi/ragtime.html

山川浩一のスタンダードジャズ入門
http://jazzstandard.radilog.net/



090508 正木まどか&堤智恵子&七宮史浩 at 恵比寿のアート・カフェ・フレンズ

2009-05-17 22:13:16 | Weblog
恵比寿のアート・カフェ・フレンズに、正木まどかとサックスの堤智恵子さんの
ジョイントライブを見に行った。正木はいつもと同じ。堤さんも、いつもどおりの
爆笑漫談と技の光るサックスプレーを披露されました。

しかし、この日、一番、感心したのは、シンガーソングライター?七宮史浩さんが
堤さんのインストの曲「Peace Of Mind」に詞をつけて歌ったことです。
すぐに、昔で言うトレンディ・ドラマの主題歌になりそうなインパクトのある
心地よい曲に仕上がっておりました。正直言って、堤さんのCDで、インストを
聴いたときは、あまり、印象に残らず、どうして、疲れたサラリーマンを癒すという
副題?がついているのか、わからなかったのですが、詞をつけて、歌われて、
初めて、名曲だとわかった次第です。堤さんは作曲の才もあり、七宮さんは、
よき調べを世間に広めるトランスレータの才があるということか。

七宮さんは、もう一曲、オリジナルをギター1本で歌いましたが、この歌の
「初めて僕を理解してくれた人だから出て行かないでくれ」
という趣旨のフレーズが、なぜか、わが孤独なおやじ心を打ちました。

自分は、そういう女性にふられたときがありました。
その後の人生は妥協につぐ妥協で泥にまみれ、いつしか、詩人の魂や
創造力が、枯渇し、ただ、日常がいたずらに過ぎていったのを思い出していました。
メッセージ色のあるアーチストは、少し、生活者のおやじには、怖いかも。


アルトサックスの堤智恵子さん作曲の「Peace Of Mind」に
七宮史浩さんが歌詞をつけ、歌った曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=B_jnEcN0rGA

正木まどか
http://madoka66.hp.infoseek.co.jp/

堤智恵子
http://sound.jp/tsutsumi/top.htm

七宮史浩
http://one-and-only.web.infoseek.co.jp/

恵比寿のアート・カフェ・フレンズ
http://artcafefriends.com/

山川浩一のスタンダードジャズ入門
http://jazzstandard.radilog.net/