上野アリエスに、ケイコ・ハートと遠藤ユミコさんと飛入り?の佐藤等さん、石原幸男さん?を聴きに行きました。
ケイコさんには、リクエストした So In Love を、バラードで、歌っていただきました。文句なしの自在で重厚な歌唱、いつものように、圧倒されました。が、ケイコさんって、どろどろのもつれた恋愛SMチックな憎悪、トーチソングを歌える愛の経験が伴った方なのだろか?と、つくづく、この歌の歌詞の深遠に、想いをめぐらすのでありました。
(ケイコさんって、ミステリアスでなくシンプルクリアーだよな、ジャズ歌手は演技だよな)
taunt me and hurt me,
deceive me, desert me,
愚弄して、傷つけて、騙して、捨てて、これこそ真の愛の形か、自分は誤訳と思いつつもいつも、ポーターは、そういう人だったのだと凄みの効いた歌詞に心酔。
ここで、ケイコさんに苦言、ごめんくさいね、ステージ衣装のセンスが、?、なんす。やぼな、わしが、言うのだから、外れてるかもしれんけど、歌は目茶上手いのに、女の子なら誰もが自分をよりよく見せるために上手に着飾るのに、これほど、ベクトルの外れる?方も珍しいような・・・故意に意図しているのか・・・容姿、歌唱力、ファッション三拍子揃えを望むのが馬鹿かな。
ケイコさん、自分のいた時間、以下のような選曲でした。
No More Blues
So In Love
http://blog.livedoor.jp/petit_viora/archives/51482224.html
Caravan
Wave
You Raise Me Up (聞き取れず、間違いかも)
http://www.youtube.com/watch?v=3ERUfpiJ9L4
It's Alright With Me
7月27日、六本木STB 139で、数名の歌手とライブするそです。
http://stb139.co.jp/site/calender/cal/2237.html
遠藤ユミコさんは、懐かしのPOPS中心の曲揃えでした。もっと原曲を曲げて自分の解釈?で歌ってもいいように思うが・・・でも、それだと、お客さんが、反発するかな?今どきのジャズスタイルなのか?ピアノの高木さんは、時折、こんな曲で、こんなジャズぽいフレーズ入れていいのというような妙技も見せておりましたが、ボーカルにもそれを望むのは自分の歳のせいかもな。
Almost Like Being In Love
Super Star
http://www.youtube.com/watch?v=cp40kKndivk
DESPERADO (EAGLESのDESPERADO?聞き取れず)
http://www.youtube.com/watch?v=91yuwz_xbyo
We're All Alone
http://www.youtube.com/watch?v=CUKfQpldgmk
http://www.youtube.com/watch?v=Y39Nn-2JdQ0
My Foolish Heart
Your Song
http://www.youtube.com/watch?v=VF3f6lkvmrk
ゲスト、飛入りで、佐藤等さんが、ピアノ弾語りをしました。普通のサラリーマンをしながら毎夜精力的なライブ活動。持病をお持ちとのことですが、なんで、こんなに元気なんだ!いつものように、うまさきわまるカッコええ弾語りでした!会社勤めは生計の為と割り切ってんのかなあ?中年おやじでも、自分は、古く、そこが半端で墓穴ばかり掘っとります。佐藤様の奥様は、相変わらず、スペインのサッカーリーグに夢中で、家族を置いて観戦ツアーとかも行かれるそうで、佐藤さんのオリジナルCDやライブ活動など、興味がないそです。でも、その理解のないところが救いだとか!夫婦ともミュージシャンだと、芸術論争?の喧嘩なったら収拾できんそです!当夜の曲も、渋かったす。
Blame It on My Youth 若気の至り ? 多分。
http://www.youtube.com/watch?v=m-MnNLoqtpQ
http://www.youtube.com/watch?v=n2-6W_k1OPk
http://www.youtube.com/watch?v=swP4GyfmrnQ
EDWARD HEYMAN作詞、OSCAR LEVANT作曲(演奏や役者だけでなく作曲もするんだ!)佐藤さん、シナトラやナットやチェットの歌、全て、歌えるんだろな・・・一見、その頃は若気の至りだった、今は自分を責めるなという主旨に聞こえるけれど真の意味は、もっと深いところにあるよな。
http://d.hatena.ne.jp/wineroses/20090111
OSCAR LEVANT、上記ブログによると、自分の曲よりガーシュインの曲を広めることに尽力されたのだそうです。山川先生も、すごく評価されておりました。そうだったんだ、偉い。
もう一人、ベテラン男性ジャズボーカルの方が飛入りで歌われました。石原幸男さん?よく名前を聞き取れず、すみませんです。確か、お客様から、サッチーと声援が飛んでいたような・・・
C'est si Bon セ・シ・ボン を歌われました。
http://www.youtube.com/watch?v=b5WVkl_f7_E
http://www.youtube.com/watch?v=BoBFO7jfetA
ピアノは、前回に続き、高木宏真さんでした。著作もたくさんあり、メジャーな仕事も含めジャンルを超えた活躍をされている方なのですが、HPを見ると落語好きとありました。大野三平さんとかもそうだったときくので、ピアニストで落語好きで、話が面白くて、存外気さくな方って、たくさんいるんだべか・・・HPにある著作のタイトルや目次がめちゃ楽しい、笑える、軽妙洒脱。思わず、屁がもれそうす。とほほほ、実は、注文しちゃったす。本当に譜面読めなくてもジャズのアドリブできるんだべか?!
「ロックおやじのR40セッション奮闘記/高木宏真著」
「アドリブ奏法救済マニュアル ~楽譜なし CD聴くだけ/高木宏真著」
ベースの新田高史さんのHPもおもしぇかったす。わしが、幼少期すごした懐かしの岩手の遠野市出身の模様。ううん、あそこから、アーチストが排出とは!民話だけじゃねえな。ゲーム音楽作曲や演歌、歌謡曲の編曲の経歴が延々と書いてあります。これまた、相当、過酷過激な矛盾を抱えたまま、絶妙なバランスで生きている方なのだろうな。以下の作曲をされたのでしょうか?
東京鬼祓師~風詠みて水流れし都
http://www.youtube.com/watch?v=Zm8ExVBb7l0
上野アリエス
http://www.jazz-cygnus-aries.co.jp/aries/ari-top.html
Keiko Heart
http://sky.ap.teacup.com/keikoheart/
Pf 高木宏真
http://hiromasa-takagi.com/index.html
Bass 新田高史
http://home.att.ne.jp/aqua/nitta/
佐藤等
http://metamor1.zouri.jp/
石原幸男
http://blogs.yahoo.co.jp/jazzspot38/38473961.html
山川浩一のスタンダードジャズ入門
http://www.voiceblog.jp/yamafan/
山川浩一先生
http://www14.plala.or.jp/inu789/yama/