Kさんのローランサンの模写が面白かったです。
ローランサンは、幻想的でぼやけた?イメージだったのですが、
存外、くっきりした?クリアな絵があるのだと驚きました。
自分は、北斎の模写をしたのですが、八尋先生は、直接、手を入れず、
別の紙に、金箔を貼る要領で、背景の金屏風?の色彩の出し方を見せて下さいました。
が、懸命に真似したのですが、むらが、でてしまい失敗。笑。
広重の美人画を模写したときより、ごまかしがきかず、難易度が猛烈に高いです。
秀才?=広重も再現不可能でしたが、雰囲気は、いくらか出せたと思いました。
しかし、天才=北斎は、全く、歯が立たず、自分の絵の雰囲気しか出せず。
なお、先生には、浮世絵のスタイル・技法で、自分のテーマを描くように言われる。
八尋先生、今晩も、鋭い語録?を連発されました。曰く
・作品は、人に見せて、評価してもらわないと、自己満足で、終わってしまう。
・絵も他の芸術同様、続けることが肝要。
・北斎も手を抜いて、休む、気分転換をした。が、その際も、自然・風景・人間の観察を怠ず。(自然に瞼の裏?脳に連写のように記憶できたらしい?)
▼追記
愚息によると、広重は雨を線で描いたが、北斎は、雨を描くのが苦手と学校の普通の授業で習ったとか。
北斎の場合、動きの主観をとらえるので、雨は、雨粒になってしまうのだそうです。
動の北斎、静の広重、と簡単には言えないでしょうが、
個人的に、動に活路を見出せないか考えてしまいました。
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