10月12日、久しぶりに兵庫埠頭に行ったところ、1号ドックの潜水艦に飾り付けが、うっかり海上自衛隊プレスリリースの
チェックを忘れていました。艦番号は513です。昨年は艦番号512とうりゅうの進水式がありました。
小説キャナルタウン 49 祝 潜水艦とうりゅう進水式(2019.11.5)をご覧ください。
翌日です。満艦飾に飾り付けられています。川崎重工業では船台を滑り下ります。三菱重工は演出で工夫します。
三菱重工神戸造船所本館の正面玄関です。三菱の門幕に旭日旗と三菱社旗で晴れの日を祝います。
写真 左 最敬礼でお出迎えです。相当偉い方でしょう。
写真 右 初代乗組員となる艤装員の皆様でしょうか。初代艦長となる艤装員長は土谷亨二等海佐です。本日着任です。
命名・進水式を待つ平成29年度計画潜水艦です。命名式は防衛省の式典、進水式は造船所のセレモニーとなります。
新幹線を積んだ艀がやってきました。昨年の台風19号に依る千曲川の氾濫で長野市内の車両基地で浸水、廃車なった新幹線の
代わりの車両の第1陣が川崎重工業兵庫工場で完成、運ばれて行きます。そこへお客さんが鈴なりのロイヤルプリンセスがやって
きます。
ロイヤルプリンセスは一度直進してから(潜水艦の横からの撮影タイムだった?)引き返して第1ドックに急行します。
音は聞こえませんが、進水式の時間です。ドッグの前を通過して、
なんと旋回。
またもドックの真ん前に。
ロイヤルプリンセスのまさかの行動に、兵庫岸壁のカメラマンは諦めムード。常連のカメラマンは艦名を探していますばまだ見
えません。
ロイヤルプリンセスは一回りして、ドックの前で完全停止。とうりゅうの進水式でもロイヤルプリンセスが進水の間、警戒線の
外で止まっていましたが中突堤からの撮影には支障がありませんでした。これは再来年は船に乗れと云う事でしょうか。高い甲板
からはドック内までよく見えることでしょう。
そこへオーシャンプリンスが突っ込んできます。
ロイヤルプリンセスに「場所を代わって」と言ったかどうかは知りませんが、同じ神戸ベイクルーズの遊覧船です。
クレーンの右の工場の屋根付近を見てください。たくさんの風船が見えます。進水式が遅れていたようです。時間は11時33
分です。
オーシャンプリンスはそのまま港遊覧に向かいます。ロイヤルプリンセスは帰っていきます。
コイン式船舶給水所からの撮影になります。艦名はたいげい「大鯨」です。新しい「3000トン級潜水艦」の名前は鯨シリー
ズになるようです。
たいげい
基準排水トン:約3000トン 全長:84.0m 全幅:9.1m 深さ:10.4m
主機関:ディーゼル電気推進(一軸)
令和4年3月就役予定。
大鯨は帝国海軍の潜水艦母艦の名前です。当初の計画通り航空母艦に改造され龍鳳になります。
龍鳳は戦争を生き残った幸運艦です。龍鳳を逆にした鳳龍は潜水艦511おうりゅうです。
小説キャナルタウン 55 潜水艦おうりゅう自衛艦旗授与式・出港式 祈武運長久(2020.3.27)をご覧ください。
昼からは直ぐに飾りを外されてしまいました。当日にドックからの引き出しはなく、翌日もありませんでした。
翌日は潜水艦の位置が上がっています。進水式当日はドッグを少し沈めて艦底が海面につくように演出したようです。
潜水艦とうりゅうの進水式の中で三菱重工神戸造船所のドックを、乾ドックと書きましたが着座式浮きドックの誤りです。まだ
見たことは有りませんが、船を曳きいれた後、工場と同じ面まで浮き上がらせて作業をするようです。
着座式浮きドックは2基ありますが、割と頻繁に艦が入れ替わっています。今回進水式のあった№1ドックも9月の初めころは
空でした。防衛機密に属することかもしれませんので詮索はしませんが、一体どこで潜水艦を作っているのか謎です。
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