発掘姫路モノレールと言っても姫路モノレールの遺構を発掘するのではありません。
今も活躍する姫路のモノレールを探します。
番外編 14 高尾団地・姫路モノレール大将軍駅跡(遺跡)は今(2018.5.11)で姫路動物園モノレールがありました。
姫路城清水門から見た男山です。2月18・19日は男山八幡宮の厄神祭です。大福引・厄神饅頭・厄除そば・厄除あなご鮨と
色々あるようです。掲示板の材木町は清水門の一つ南の市之橋門の西側にあり、船場川の水運を利用した材木屋が集まっていた
地域です。
厄除開運・武運長久・安産祈願
男山八幡宮 姫路城築城守護神
男山(海抜56m)から眺む姫路城の初日の出は、正に絶景である。当社は貞和元年(1345)国家の守護神、京都男山石清
水八幡宮より勧進させた。
文明元年(1469)大改築の記録が残されているが、正徳6年(1716)3月15日第丗三代城主、榊原政邦は姫路城の守
護神として新社殿を寄進建立した。
石鳥居に刻まれた銘文は今も政邦の願いが偲ばれ金箔荘厳な御神鏡、石灯籠、長柄の銚子、絵馬が奉納され際めて壮麗であった
と言われている。
政邦は雄徳山(男山)八景を詠み、その内の一首
雄徳青松
「仰げなお 恵みは高し 男山 峰にさかわく 松のみどりは」
は有名で、代々城主の尊崇も厚く、特に能面掛け神事が明治初年まで長く斎行された。
姫路城の姫山に対して夫婦山である男山に鎮座され歴代城主から庶民まで「男山厄神さん」と親しまれている。
現社殿は平成2年再建。
全国唯一千姫の神社 学業成就・武道上達・恋愛成就
千姫天満宮
千姫は二代将軍秀忠の長女で徳川家康の孫になります。7歳で豊臣秀頼の正室となりますが豊臣滅亡後は江戸にもどり本多忠政
の嫡男、忠刻と再婚します。元和3年、本多家は桑名から姫路に移封になります。一男一女をもうけますが男子は夭折、夫の忠刻
も31才で藩主になる前に死亡します。またも未亡人となり江戸にもどり出家して天樹院と号します。千姫が姫路に住んだのは十
年ほどでした。千姫は深く天神様を信仰し本多家の繁栄を願い姫路城の天門(西北)の方除け神社として元和9年男山に天満宮を
建立します。姫路城の西の丸の化粧櫓から参拝できるように社殿は東向きに立っています。現在の社殿は平成14年の建築です。
姫路モノレール男山八幡宮線
山麓駅を出発して
4分咲きの梅を横に見て
急な斜面も急カーブも何のその(勾配は45度まで登れます)
男山八幡宮に着きました。高低差は40m程度でしょうか。
千姫天満宮前踏切
姫路モノレール男山八幡宮線にはモノレールとしては世界的に珍しい踏切があります。後ろに見えるのが千姫天満宮です。
かなりの幅がありますのでモノレール運行時以外は鉄板でフタがしてあります。
神主様が登ります。巫女様は歩いておられました。後ろに見えるのが姫路城天守閣と西の丸の帯櫓になります。
姫路モノレールの大将軍駅は近くにある大将軍神社から名付けられました。大将軍神社は姫路城の裏鬼門の守りです。そして
千姫天満宮は姫路城の神門(西北)の方除け神社です。男山八幡宮線は姫路城の守り神のご縁でしょうか。単なる偶然とは思え
ません。姫路城の鬼門除けの神社は野里の日吉神社(山王神社)になります。神門(西北)は妖怪や魑魅魍魎が侵入する方向と
されています。大将軍神社については
番外編 13 高尾団地・姫路モノレール大将軍駅解体工事完了 まとめ(2018.1.26)をご覧ください。
男山八幡宮
男山の頂上から少し下ったところに男山八幡宮があります。厄除祭で賑わっています。右のテントがおみくじ、御朱印、厄除
鯖鮨・厄除穴子鮨・厄除巻き鮨です。
御祈祷初穂料は、一万円・八千円・六千円から選べます。一万コースは黄金大御弊又は飾り矢(紙箱)と厄除守がついていま
す。八千円・六千円もそれなりについています。
大福引左とお茶・酒・コーヒー・ビール・カレー・発泡酒・とん汁・おでん(4種)です。20:00~22:00ふるまい
ぜんざいがあります。厄除祭は夜通し行われ夜が本番のようです。
厄除そば、左は姫路名物「駅そば」のまねきの協賛です。お持ち帰りパックもあります。右は厄除饅頭と厄除大福です。
境内はフードコート状態です。男山からの姫路城は「世界遺産姫路城十景」に選ばれています。
姫路城の天守閣は大天守と東・西・乾(西北 北の字は敗北に通じるので✖)の三つの小天守からなる連立式天守閣ですが、四
つの天守がすべて見えるのが男山になります。
櫓は武器庫など倉庫に利用されることが多いのですが西の丸の櫓が連なる帯櫓は侍女の住居として利用されていました。城外に
対しては狭間が並びますが城内側には広いめの窓があります。この中の化粧櫓と言われるところから千姫は男山の天満宮を参拝し
たと伝わります。化粧櫓は千姫の化粧料(夫の忠刻は10万石が与えられた)で造られからと聞いたことがあります。
男山配水池公園
姫路市水道局の男山配水池は昭和4年3月に完成、3000トンの水を貯めることが出来、平成20年度に近代産業遺産に指定
されています。頂上まで直線の階段があり階段の途中から男山八幡宮に行くことも出来ます。道路の左の見るからに近代産業遺産
ぽい建物は水道の弁の機械室のようで現役です。山頂の男山配水池から見た男山八幡宮です。材木町自治会のテントが見えます。
氏子の各町は色々な形で奉仕しています。
配水池の水槽の上は昔は金網で囲われていたと思いますが、現代は頂上周辺と共に公園として整備されています。
ローラックスちぐさ
ローラックスちぐさのシールがありますので商品名だと思います。ローラーで上下からレール挟んで、ラック(歯車と同様な歯
を持つまっすぐな棒)に歯車を組み合わせて進む。わかりやすいネーミングです。設置時期は分かりませんが、ちぐさ技研工業の
シールがあり、平成10年にちぐさ索道から社名変更をしていますのでそれ以降と思われます。農林業用の索道を作っていました
が昭和42年にモノレール(単軌道運搬車)を開発します。ちぐさは創業者千種社長です。
ラックレールとピニオンギヤです。
荷物車はボギー式で上下4輪のローラーがあります。
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今も活躍する姫路のモノレールを探します。
番外編 14 高尾団地・姫路モノレール大将軍駅跡(遺跡)は今(2018.5.11)で姫路動物園モノレールがありました。
姫路城清水門から見た男山です。2月18・19日は男山八幡宮の厄神祭です。大福引・厄神饅頭・厄除そば・厄除あなご鮨と
色々あるようです。掲示板の材木町は清水門の一つ南の市之橋門の西側にあり、船場川の水運を利用した材木屋が集まっていた
地域です。
厄除開運・武運長久・安産祈願
男山八幡宮 姫路城築城守護神
男山(海抜56m)から眺む姫路城の初日の出は、正に絶景である。当社は貞和元年(1345)国家の守護神、京都男山石清
水八幡宮より勧進させた。
文明元年(1469)大改築の記録が残されているが、正徳6年(1716)3月15日第丗三代城主、榊原政邦は姫路城の守
護神として新社殿を寄進建立した。
石鳥居に刻まれた銘文は今も政邦の願いが偲ばれ金箔荘厳な御神鏡、石灯籠、長柄の銚子、絵馬が奉納され際めて壮麗であった
と言われている。
政邦は雄徳山(男山)八景を詠み、その内の一首
雄徳青松
「仰げなお 恵みは高し 男山 峰にさかわく 松のみどりは」
は有名で、代々城主の尊崇も厚く、特に能面掛け神事が明治初年まで長く斎行された。
姫路城の姫山に対して夫婦山である男山に鎮座され歴代城主から庶民まで「男山厄神さん」と親しまれている。
現社殿は平成2年再建。
全国唯一千姫の神社 学業成就・武道上達・恋愛成就
千姫天満宮
千姫は二代将軍秀忠の長女で徳川家康の孫になります。7歳で豊臣秀頼の正室となりますが豊臣滅亡後は江戸にもどり本多忠政
の嫡男、忠刻と再婚します。元和3年、本多家は桑名から姫路に移封になります。一男一女をもうけますが男子は夭折、夫の忠刻
も31才で藩主になる前に死亡します。またも未亡人となり江戸にもどり出家して天樹院と号します。千姫が姫路に住んだのは十
年ほどでした。千姫は深く天神様を信仰し本多家の繁栄を願い姫路城の天門(西北)の方除け神社として元和9年男山に天満宮を
建立します。姫路城の西の丸の化粧櫓から参拝できるように社殿は東向きに立っています。現在の社殿は平成14年の建築です。
姫路モノレール男山八幡宮線
山麓駅を出発して
4分咲きの梅を横に見て
急な斜面も急カーブも何のその(勾配は45度まで登れます)
男山八幡宮に着きました。高低差は40m程度でしょうか。
千姫天満宮前踏切
姫路モノレール男山八幡宮線にはモノレールとしては世界的に珍しい踏切があります。後ろに見えるのが千姫天満宮です。
かなりの幅がありますのでモノレール運行時以外は鉄板でフタがしてあります。
神主様が登ります。巫女様は歩いておられました。後ろに見えるのが姫路城天守閣と西の丸の帯櫓になります。
姫路モノレールの大将軍駅は近くにある大将軍神社から名付けられました。大将軍神社は姫路城の裏鬼門の守りです。そして
千姫天満宮は姫路城の神門(西北)の方除け神社です。男山八幡宮線は姫路城の守り神のご縁でしょうか。単なる偶然とは思え
ません。姫路城の鬼門除けの神社は野里の日吉神社(山王神社)になります。神門(西北)は妖怪や魑魅魍魎が侵入する方向と
されています。大将軍神社については
番外編 13 高尾団地・姫路モノレール大将軍駅解体工事完了 まとめ(2018.1.26)をご覧ください。
男山八幡宮
男山の頂上から少し下ったところに男山八幡宮があります。厄除祭で賑わっています。右のテントがおみくじ、御朱印、厄除
鯖鮨・厄除穴子鮨・厄除巻き鮨です。
御祈祷初穂料は、一万円・八千円・六千円から選べます。一万コースは黄金大御弊又は飾り矢(紙箱)と厄除守がついていま
す。八千円・六千円もそれなりについています。
大福引左とお茶・酒・コーヒー・ビール・カレー・発泡酒・とん汁・おでん(4種)です。20:00~22:00ふるまい
ぜんざいがあります。厄除祭は夜通し行われ夜が本番のようです。
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境内はフードコート状態です。男山からの姫路城は「世界遺産姫路城十景」に選ばれています。
姫路城の天守閣は大天守と東・西・乾(西北 北の字は敗北に通じるので✖)の三つの小天守からなる連立式天守閣ですが、四
つの天守がすべて見えるのが男山になります。
櫓は武器庫など倉庫に利用されることが多いのですが西の丸の櫓が連なる帯櫓は侍女の住居として利用されていました。城外に
対しては狭間が並びますが城内側には広いめの窓があります。この中の化粧櫓と言われるところから千姫は男山の天満宮を参拝し
たと伝わります。化粧櫓は千姫の化粧料(夫の忠刻は10万石が与えられた)で造られからと聞いたことがあります。
男山配水池公園
姫路市水道局の男山配水池は昭和4年3月に完成、3000トンの水を貯めることが出来、平成20年度に近代産業遺産に指定
されています。頂上まで直線の階段があり階段の途中から男山八幡宮に行くことも出来ます。道路の左の見るからに近代産業遺産
ぽい建物は水道の弁の機械室のようで現役です。山頂の男山配水池から見た男山八幡宮です。材木町自治会のテントが見えます。
氏子の各町は色々な形で奉仕しています。
配水池の水槽の上は昔は金網で囲われていたと思いますが、現代は頂上周辺と共に公園として整備されています。
ローラックスちぐさ
ローラックスちぐさのシールがありますので商品名だと思います。ローラーで上下からレール挟んで、ラック(歯車と同様な歯
を持つまっすぐな棒)に歯車を組み合わせて進む。わかりやすいネーミングです。設置時期は分かりませんが、ちぐさ技研工業の
シールがあり、平成10年にちぐさ索道から社名変更をしていますのでそれ以降と思われます。農林業用の索道を作っていました
が昭和42年にモノレール(単軌道運搬車)を開発します。ちぐさは創業者千種社長です。
ラックレールとピニオンギヤです。
荷物車はボギー式で上下4輪のローラーがあります。
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