一歩いっぽ・・・前に前に!

土日の練習試合を続けている辰巳ジャンプですが、子どもたちは着実に成長しています。それはこの記事の題名にあるように、一歩いっぽ進んでいる感じです。

「昨日の自分よりも今日の自分が成長している。」
この言葉を心に刻んで前進しています。

今日、最大の進歩は、「このセットは勝ちなさい」と支持した最初の3試合を、これまでになかった集中力でしっかり勝ち取ったことです。昨日までは1セットにサーブミスを4~5本してしまい、せっかくつかんだチャンスを自ら消していった試合を繰り返していました。今日のスタート3セットではサーブミスが合計7本でした。1セット平均2本。さらにラリーの主導権は完全に握っていましたので、あとはアタッカーが上達して、点を取ってくれるようになれば良い。ちなみに、この3セットのチームスパイク成績は、決定本数が20本、スパイクミス13本でした。辰巳ジャンプの成績計算で行くと61%。都大会に出場していた時代には、この数字が80%台でしたから、まだまだ向上していく余地があります。


帰宅してテレビをつけると、全日本がブラジルを破る試合をしていました。バレーボールって本当に楽しいですね。今日の井上車の中で、第2セッターが「今日、日本はブラジルに勝てるような気がする。」と言っていました。本当にそうなりましたね。子どもたちはみんな、バレーボールのことが分かってきたみたいです。


練習試合の連続の中で、これまでは教えることのできかなった「フォーメーション」や「相手への揺さぶり」といった戦術的なことを教えても、子どもたちは理解できるようになってきました。今のテーマとしていることの中から5つ書いてみます。

(1)バック二人のアタッカーへの「コーチング」の声かけ
(2)フェイントをおりまぜた前後の揺さぶりによる攻撃の工夫
(3)いかに相手の穴を攻め続けるか
(4)サーブの効果→相手のエース封じ
(5)トス回しによって、アタッカーをノーブロックで打たせること

私は今、学習指導要領の中にある「思考力・判断力・表現力」=「生きる力」といったことを意識しながら指導しています。
辰巳ジャンプの子どもたちはよ~く考えています。思考力が伸びています。
自分の頭で主体的にいろいろ考えてバレーボールをしているので、おそらく楽しくて仕方ない状態だと思います。

練習を重ねて、自分のイメージ通りに身体が動いてくれるようになったら、もっと楽しくなります。

子どもたち自身が決めた「世界一の辰巳ジャンプ」実現に向けて、もっともっと難しいことにチャレンジしていきましょう。
来週もまた一歩前進の練習試合にしたいですね。


読んでいただきありがとうございます。
できましたら応援の1クリックをお願い致します。


にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へにほんブログ村
にほんブログ村 教育ブログへにほんブログ村

このドリルで指導することができるようになると、子どもたちが作文を書くのが楽になります。マインドマップのかき方については、学校として私を講師に呼んで下さればお伝えさせていただきます。
マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
クリエーター情報なし
小学館
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

スポーツオノマトペ 「どっこいしょスパイク」

週末バレーボール。
やはり私から子どもへの直接指導を奪われたら井上ではなくなる。
どんなに忙しくても、どこまでも伸びていく子どもたちに寄り添えることこそ、私が生かされる道だと今日も強く思いました。

今日の練習試合は合計12セットの経験値アップ。
大田のジャンプつながりチームさんと初めて対戦し、辰巳ジャンプの課題をたくさん発見させていただきました。
最大の課題はブロック力ですね。ほとんど練習していませんから、タイミングが全く合っていません。スパイクが通り過ぎてから手が出てくる。これではブロックが無い方がましでした。しかしそういうわけにもいきませんから、今後はブロック力強化もしていかなくてはなりません。


さて、今日の練習の最後に、スポーツオノマトペを利用したスパイク指導をしてみました。北京五輪ソフトボールで金メダルを取った全日本チームのエースピッチャーである上野選手を紹介、彼女は投げるときに、「ヨッ、イッ、ショー!」と言いながら投げるそうです。これをスパイクに応用してみました。「ヨッ、イッ、ショー」では合わないので、「ヨッ、コイ、ショー!」で打たせます。

スパイク助走の左足踏切で「ヨッ!」と言わせ、ジャンプ前の右左…タタンと跳ぶところで「コイ!」と言いながらジャンプ。スパイクを打つ瞬間に「ショーッ!」と言いながら打つ。何をバカなことやらせているんだと思う方もいるでしょうが、決して思いつきではなく、下記に紹介する本から応用していますので、興味が湧いた方は是非読んでみて下さい。

スポーツオノマトペ―なぜ一流選手(トップアスリート)は「声」を出すのか
クリエーター情報なし
小学館



これによって、スパイク力は確実にアップしました。
練習試合の最中に、私から「バレーボールはアタッカーがスパイクを決めるスポーツなのに、全然決められないからうちはバレーボールじゃなくて、初心者のマリつきだよ。」と言われ続けているアタッカー陣。このオノマトペによって強く打つコツをつかんでくれると良いのですが・・・・・。

明日また同じように取り組んでみようと思います。


読んでいただきありがとうございます。
できましたら応援の1クリックをお願い致します。


にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へにほんブログ村
にほんブログ村 教育ブログへにほんブログ村

このドリルで指導することができるようになると、子どもたちが作文を書くのが楽になります。マインドマップのかき方については、学校として私を講師に呼んで下さればお伝えさせていただきます。
マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
クリエーター情報なし
小学館
コメント ( 0 ) | Trackback (  )