東京スカイツリー 2010-07-30

朝からの雨で雲が低く下がっており、スカイツリーの展望台を隠してしまいました。
この状態で展望台に上がれば、完全に雲の中。真っ白な世界が体験できるのでしょうね。
個人的に興味があることなのですが、雷が光っている時に展望台にいたらどのような景色になるのでしょう。迫力がすごいのではないかと想像しています。
今日の時点でスカイツリーの高さは408mとなったと報道されました。第1展望台の形もできあがり、いよいよ高さ634mに向けて伸び始める段階になりましたね。
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マインドマップを活用した読書感想文の書き方指導(3) 【モチベーションアップ編】

なにしろ「読書感想文」を書くためには、良い本をたくさん読むことが最大の栄養となります。ただし、子どもが感想文を書くという心の壁を感じて、読書熱が冷めてしまうことがmないようにしたいものです。そこでまず、本を読む立場の人の権利をユニークにまとめた「10ヶ条」を紹介します。

ペナック先生の愉快な読書法―読者の権利10ヶ条
ダニエル ペナック
藤原書店

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読者の権利10ヶ条
 1.読まない権利
 2.飛ばし読みする権利
 3.最後まで読まない権利
 4.読み返す権利
 5.手当たり次第に何でも読む権利
 6.ボヴァリズム(ボヴァリー夫人みたいに小説に書いてあることに染まる)権利
 7.どこでも読んでもいい権利
 8.あちこち拾い読みする権利
 9.声を出して読む権利
 10.(読んだことを)黙っている権利

けっこう私の読書方法に近い感覚があります。私は普段、1冊の本をじっくり読むという姿勢を持っていません。常に10冊前後の読書チャンネルを持っていて、気が向いたら小説を読み、飽きたらビジネス書、学ばなくてはならないと思ったら教育書、半身浴をしながらマンガ本を読むといった、いわば乱読のような状態です。子どもたちにはおススメできないかもしれません。


本題に入ります。

画像のマインドマップから文章に変換します。
子どもたちがマインドマップから文章に直す時の参考になるように書いてみます。
でも、難しい文体で書きますので、大人の解説がないと小学生には理解できないでしょう。



読書モチベーションをアップさせる条件として、次の4つの視点から考えてみました。
「家庭の影響」「学校の影響」「友だちの影響」「本人自ら」というものです。

まず「家庭の影響」から説明します。
子どもの手に本を取らせるためには、親や兄弟姉妹が共に図書館や書店に行くことが大事ではないでしょうか。生活の中に「本」という存在を定着させるためです。子どもが小さい頃から、親が読み聞かせをしていた家庭は、そうでない家庭より本に親しむ子どもに育っている確率が高いはずです。
可能であれば、家庭環境の中に「書斎」のようなスペースがあると良いです。それが難しければ、最低でもひとつは本棚があると良いと思います。そして家族が子どもたち以上に本を読んでいる姿を見せることが大事です。
家族の団らんの中でも、読書に関する話題があがるようになると理想的ではないでしょうか。何気ないおしゃべりの中で出てきた本の題名は、けっこう気になるものです。
こうした家族の努力が、子どもたちへの無言の励ましになるはずだと考えました。

第二に「学校の影響」です。
夏休み、学校からは「読書感想文」という宿題が出されました。これは完全なる「外発的モチベーション」による読書となります。宿題で感想文を書くのは最も苦痛ですね。
小学校の国語の授業には「ブックトーク(本の紹介)」という単元があります。ここで友だちから紹介された本は、けっこう子どもたちの心に残っていて、授業の後で興味のわいた本を手に取ることがありますね。
担任からは、読書の意義について何回も何回も指導していく必要があるでしょう。では、その意義とは何でしょうか。
一つには、本を読むことで、ふだんの生活では体験することのできない出会いが生まれます。「登場人物との出会い」と「著者との出会い」です。こうした出会いは、私たちの人生に大きな力となります。本の中で登場人物が語っている言葉を心に刻み、自分自身の生き方に反映していくことによって、私たちは有意義な生き方をすることができるようになります。
また、私たち教員は、子どもたちに向上心を育む必要があります。向上心を持って読書をすれば、思考力・想像力・創造力・語彙力・表現力など、たくさんの能力を伸ばしていくことができるのです。

第三に「友だちの影響」があります。
実は、この「友だちの影響」こそ、最も読書熱を高める効果があるのです。

2年前に担任した6年生(現中2生)は、読んだ本を友だちに紹介して、年がら年中回し読みをしていました。そのため、共通の話題をたくさん持っていて、いつも本の内容や登場人物の魅力を楽しそうに語り合っていました。
友だちからの情報は、大人が上から目線で与える情報よりもはるかに良いものです。

また、友だちと読書の情報交換をしていると、知らないうちにレベルの高い本を手にしていくことに気づくことでしょう。これは子どもだけでなく、大人でも同じなのです。私がブログで本を紹介することによって、その情報をキャッチしてくれた人は20代の若い人であっても、40代、50代の人以上に急成長しているという事実があります。

最後に、「本人の影響」について書きます。
本を読むきっかけは人によって様々です。きっかけはすごく大事であり、良いきっかけがあれば本に対する興味が続きます。しばらく興味が続けば、読書をすることが習慣となっていきます。
理想的な姿は、「読書=趣味」となることです。そうなれば本を読みたくてならなくなりますし、いつでもどこでも楽しめる財産を得ることができるわけです。
また、私は「読書する姿=向上心を持っている姿」というふうに思っています。本から得た知識によって、深くて高い人生観を育むことができるでしょう。そういう読書リズムに乗った人は、心身からにじみ出てくる“カッコ良さ”があるのではないでしょうか。



井上は、大学生時代に往復4時間という通学時間に、大学の友だちと一緒に電車内読書会をしていました。同じ本を読んでは語り合い、まだ読んでいない本を紹介しては感想を伝える。この読書が今の私を根っこから支えていることは間違いありません。


若き日の読書は一生の財産です。
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東京スカイツリー 2010-07-28

第1展望台の形もほぼできあがり、もうすぐ400mの高さとなる予定です。
残り234m。
じつは江東区内には東京スカイツリーと東京タワーを同時に見ることができる絶景展望スポットがあります。「有明スポーツセンターの最上階展望ラウンジ」です。担任する4年生を連れて、9月に社会科見学に訪れる予定です。
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マインドマップを活用した読書感想文の書き方指導(2) 【モチベーション編】

夏休み中ではありますが、学校では補習教室という場を設けて子どもたちが勉強しに来ています。一昨日は私がその担当で、4年生クラスについていた時の出来事です。

Rさんという女子が参加していました。前日に配布していた国語のプリント集を家に忘れてきてしまったということで、算数のプリント学習が終わった後、教室にあった本を、
「この本は良い本だから、読んでみるといいよ。」
と紹介し、貸したのです。本の題名は「Little DJ 小さな恋の物語」です。小学校4年生が読むには簡単な本ではありません。中学生が読んでちょうど良いくらいの本です。私は(ちょっと難しいかなぁ・・・・でも、Rさんならきっと読むだろう。)と思って渡しました。

Little DJ―小さな恋の物語
鬼塚 忠
ポプラ社

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他の子どもたちの学習を支援しながら、ちょいちょいRさんが読んでいる姿を見ていました。すると、どんどんページをめくっているのです。その速さは、まるで「フォトリーデング」をしているかのようでした。(フォトリーディングについては、こちらのサイトを参照してください。)

30分ほどしてRさんが私のところに来て、
「先生、読み終わりました。」
と言うのです。驚きと、まさかという疑問の気持ちも出てしまった私は、
「えっ?本当に読めたの?う~ん、ならばどんな内容だった?」
といじわるな質問をしてしまいました。

ところがRさんは全編の内容をすらすらと話したわけです。

「この本の内容は、中学生の男の子が主人公で、家族は野球の選手になってほしいと思っているんだけど、実は本人はそうではなくて、DJをやりたかったの。その子が病気になって、入院するんだけど、その病院でDJをやってね、夢を実現するっぽい内容で、入院している女の子とも仲良くなっていったりするんだけど、最後には亡くなってしまうの。」

まったくその通りです。本当に読んでいました。素晴らしい!小学校4年生でもこれだけの読書力を持っている子がいるんですね。


「どうしてそんなに速く読めるの?」
と聞いてみると、
「私は本を読むのが大好きだから、いつも読んでいるんです。だからパッと見れば大体の内容は分かるようになりました。」
と答えてくれました。

つまり、本を理解するための必要要素である「全体の5%」の重点情報を的確にキャッチする能力を自然のうちに身につけてしまったようです。

これだけの読む能力があれば、次は感想文の書き方を丁寧に指導してあげれば、たちまち文章力を伸ばしていくに違いありません。


「本を読むのが好きになること」
これが身につけば、感想文を書く高い壁もかなり下がってくることでしょう。




本好きにすることに関しては、私が職場の若手に伝えてきたことが何らかの参考になるかもしれません。

私の職場の若手は本当によく本を読んでいます。しかし、大学を卒業して新たに教員になった当初には、あまり読書をすることがありませんでした。そこで私は帰りの電車でいっしょになった時や、お食事を一緒にする機会があった際に、若手教員の読書熱を上げるべく、次のような話をよくしました。

「教師の必読書は教育書ばかりではないよ。たとえば『水滸伝』という中国の歴史小説を読んだことがあるかな。これは学級経営にすごく参考になるんだよ。
水滸伝には梁山泊っていう山賊集団の物語なんだけど、このトップに立つのが宋江という、ごく普通の人だったんだ。
ではなぜ宋江が個性の塊である梁山泊のメンバーを統率できたかというと、彼が人の長所を見抜く名人だったからなんだ。
人間という生き物はね、自分のことを知ってくれる人にはとことん着いていくんだ。小学校の学級も同じだよ。子どもたち全員の個性を認め、一人一人が活躍できる場を与えていくことができれば、梁山泊のような集団になれるんだ。
『水滸伝』は教師の必読書だよ。そしてこれは20代の若い時期に読むかどうかで、40代になった時に大きな差となって顕れるから、必ず読むべきだよ。」

新・水滸伝(一) (吉川英治歴史時代文庫)
吉川 英治
講談社

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純粋な我が職場の若手教員はすぐに水滸伝を読んでくれました。そして、こう話してくれました。

「歴史小説がこんなに教師に役立つものだったとは驚きでした。水滸伝を読んでいると、自分が宋江になったような気がして、学級担任をすることがワクワクしてきます。」

「一人一人を活躍させるには、よく観察するということが大事なんですね。」

「みんなに理想を持たせることって大事なんだと分かりました。それから、水滸伝を読むことで読書をする楽しさを味わうことができました。これからはいろんな本を読みたいと思いました。」


つまりですね、周りにいる人たちの「心の熱」を上げるような働きかけをできるかどうかが教師の力なのだと思う訳です。

アメリカの教育者であるウイリアム・ウォードの有名な言葉に、次のようなものがありますね。

「凡庸な教師は、指示をする。いい教師は、説明をする。優れた教師は、範となる。偉大な教師は、内なる炎に火をつける」


子どもたちの心に「内なる炎」をつけることができれば、読書のモチベーションは簡単にあがることでしょう。

どうすれば良いかって?
はい、それはまさに「水滸伝の宋江」に学んで下さいませ
大人も努力しなくちゃね
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マインドマップを活用した読書感想文の書き方指導(1) 【前置き編】

夏休みを前にして、担任する4年生の子どもたちに「読書感想文構成図」のかき方を指導しました。時間があまりなかったので、「今から模造紙にかきながら説明するから、メモマップをかいておくといいよ。」と伝え、ほとんどの子はマインドマップでメモっていました。

この記事は、「読書感想文」という夏休みの悩みの宿題に困っているすべての小学生に役立つように書くつもりです。現場からの発信ですから、きっと出版社の方々にも役に立つことでしょう。

多くの子が書いてくる読書感想文は、実は感想文ではなく、“あらすじ文”になってしまいます。これはなぜかというと「感想文」=「宿題」であり、「やらなくてはいけない課題」「人からやらされている課題」なので、ただただ「感想文」を書くという状況設定だけで嫌になってしまうのだと思います。

そもそも教員は、授業の中で「読書感想文を書く」という指導をしているでしょうか?
いいえ、そこまで授業の中でやっている教員は少数派だと言わせていただきます。ちがいますか?現場の先生方。

それなのに、夏休みになると読書感想文が「宿題」で出されるわけです。子どもたちが書けるわけがありません。

私の勤務校では今年度の校内研究で国語の指導を学んでいます。講師の先生は、国語教育ではその名を知られた実力派のS先生をお呼びして、指導していただいています。

実はその研究の中で、先日、3年生の国語の授業のことを相談する機会がありました。研究の当初、授業の最後に子どもたちに「感想」を書かせたいという担任の考えに対して、私からも「感想」という言葉は抵抗感があるから登場人物への「手紙形式」の方が良いと助言しました。それを元にして、S先生に授業の相談をしたところ、やはり「手紙形式」で感想を書かせた方が子どもたちの実態に合っていると指導していただきました。

要するに、感想文というのは簡単に書ける代物ではないのです。
それを夏休みの終わりごろ、子どもたちは原稿用紙を前にして、ウンウンうなり、苦しみながら書いていくわけです。これではかわいそうではありませんか?


という背景を大人の皆様に説明した上で、次号の記事から「マインドマップを活用する読書感想文の書き方」について連載してみますので参考にしてください。

きっと、これまでよりも楽に感想文が書けると思います。

乞うご期待
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湊かなえさんの新作

夜行観覧車
湊 かなえ
双葉社

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映画化された『告白』が大ヒットしている湊かなえさんの最新作です。
湊さん、今をときめくベストセラー作家となりましたね。

今回の作品も、読み始めると作品の中にどんどん引き込まれて、一気に読めてしまう内容になっています。ただミステリー小説なので、くわしく書評を書くと面白みが薄れてしまいますので本の紹介だけにしておきます。

勤務校では、保護者の皆様との個人面談が始まっていますが、その中でも「夜行観覧車」の話題が出たくらいヒットしている作品です。
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東京都アンダー10キッズ交流バレーボール大会

チームの主体が4年生である辰巳ジャンプにとって、今現在の実力をはかるにはうってつけの「アンダー10交流大会」が今日行われました。

会場は品川区立戸越台中学校です。
この戸越台中学校は品川区内でも、老人施設・社会解放施設との併設校としてモデルケースになっている学校です。そのため学校施設も様々な配慮がなされています。今回、私たちにとって本当にありがたかったのは、試合をするための体育館と、食事をするためのランチルームにクーラーが入っていたことです。今日のような猛暑日に、4年生以下の子どもたちがバレーボールの試合をするには、涼しい環境は本当に助かります。
1日中、会場管理をしてくださった戸越台中学校バレーボール部顧問の小林先生と部員の皆様には心から感謝申しあげます。

また、昨年に引き続き、下級生の励みになるようにと大会を企画・運営してくださった、東京都小学生バレーボール連盟指導普及委員会の皆様にも「ありがとうございます」と申し上げます。


辰巳ジャンプの子どもたちは、バレーボール経験値の高いグループで試合をさせていただきました。子どもたちは今日までの1カ月、試合で成果をあげることを目標に練習をしてきましたが、試合の結果は残念なものになりました。しかし、今は試合の結果はどうでもよいと言っておきます。今日の試合に向けて、いったいどれだけの技術アップをすることができたのか。このことが一番重要だと思っています。

そのような観点から、子どもたちをプラス思考で評価しておきます。

まず、何よりも大きいのは、4番さんがセッターとしてやっていける目処が立ったことです。セッターというポジションは打ちやすいトスをあげて当たり前という厳しいポジションなので、試合中に私がほめるようなことはまずありません。そのため、周りで応援している方々から見るとミスが多いなぁと見えるかもしれません。しかしですね、私は大会直後に4番さんにこのように話しました。
「秋の大会では君が正セッターとしてやってもらうことにするよ。」
こうなると、6年生の入ったチームで公式戦を戦う経験を積み、来年、再来年に向けてグングン伸びる可能性が高くなります。

4番さんにセッターを任せることができれば、2番さんをアタッカーとして育てる計画を早送りできます。私の計画では、夏休みがあけたころには、立派なライトアタッカーとして育っていることになっています。


次に大きな成長を見せたのが5番さんです。
センターレシーバーというポジションを与えたのも、急激に伸びる可能性を見出したからです。案の定、1か月前とはまったくちがった姿を見せてくれています。全国大会予選では6番目のサーバーだったのに、今回は3番目を任せられるほど成長したのです。


そして何よりも9番さんの成長は、私の教育方針への自信にもなりました。
2年生に対して、「君はレギュラーだから」という立場を与え、自覚をうながすことで、練習態度は一変しました。私の指導していることを一番忠実に守っているのが9番さんです。声を出してムードを作るし、ボールから逃げずに走ってレシーブするし。サーブが入るようになれば、もしかするとAチームでもレギュラーを取るかもしれません。
他の子たちは危機感を持って練習しないと、9番さんに追い抜かれてしまいます。


アンダー10はもうおしまいです。
明日からは秋の大会に向けてのレギュラー争いとなります。
その条件で一番大事なのは、『練習を休まない』という一点です。

さあ、この夏休み、だれが一番がんばれるでしょうか?
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お子さまランチとギャングエイジ

この記事は学級の子どもたちからの強い要望で書いています。

先日3年生を相手におこなった「ヤゴ救出作戦報告屋台学習」の時に、ペープサートのひとつとして用意をした私の人形を、子どもたちが給食の飾りにつけてくれたのです。そして、
「先生!これを写真に撮って、ブログで紹介してくださいっ!!!」
とのご要望。私も、
「なんかお子様ランチみたいだね。」
と喜んで、ブログに掲載することを約束しました。

4年生の“ギャング”たち(ギャングエイジという発達段階ですね)は、最近、私にいたずらをすることを楽しんでいます(笑)


木曜日は6年生の研究授業でしたので、4年生の子どもたちは給食後には下校させ、早めに6年生の教室へ入りました。そして1時間の授業を参観しながら、気がついたことをどんどんメモしていました。授業も終盤にさしかかったところで、ふとスラックスの後ろポケットに手を入れると、何かがはさまっていました。
(ん???何だこれは???)
と見てみると、ペープサートに使っていた女の子の絵が入れられていました。

やられたっ!!!!!


翌日の朝、
「え~~~~、昨日の放課後、気がついたらね、先生のズボンのポケットの中で、女の子が借りぐらししていたんだよねぇ。
と私が話すと、いたずらをしていた子どもたちは爆笑。
「先生、アリエッティだよ!」
と喜んでいました。


う~ん、次になにをやらかすか不安
来週から夏休みに入って良かったなぁ。
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東京スカイツリー 2010-07-13  「雲にかくれるスカイツリー」

約1カ月ぶりの東京スカイツリー情報を発信することになります。

今日のスカイツリーは展望台付近が雲にかかった状態でした。


実は某S出版社のスタッフさんと懇談をした折に、このようなことをお聞きしました。

「私の娘が、『東京スカイツリーは雲の上に行くのかな? スカイツリーの展望台にあがったら、雲を上から見ることができるのかな?』という疑問を持っているんですよ。」

今日はまさにその証拠となる写真になったと思います。今、スカイツリーは、第1展望台を建設中です。雲が低い時には、この第1展望台がかくれることもあります。スカイツリーは現在398mの高さで、完成時には634mになるわけですから、今日のような天候の時にはまちがいなく雲の上に出ていくことになりますね。第2展望台は雲の中か、もしかしたら雲の上に行くかもしれません。

拡大した写真もつけておきますので、参考にして下さい。

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保護者の思い・・・読み聞かせ 平成22年度⑦

エゾオオカミ物語 (講談社の創作絵本)
あべ 弘士
講談社

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今回の読み聞かせは、人間の都合で絶滅に追い込んでしまった動物がたくさんいることを知ってほしいというメッセージ性のある絵本でした。

子どもたちは神妙に聞いていました。
ちょうどプールにいるヤゴを保護する活動をした直後ですし、保護したヤゴがトンボになって、教室から空に飛び立っていくのを目にして、生命の神秘を感じつつある時期でしたので、種の絶滅というテーマには敏感だったのかもしれません。
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職場の先生方に読んでもらっている本

子どもの心のコーチング―一人で考え、一人でできる子の育て方 (PHP文庫)
菅原 裕子
PHP研究所

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来週の保護者会と個人面談を前に、職場の先生方にこの本を読むように薦めています。
本屋さんでも平づみされて、かなり売れている本です。


この本を読んで、ある先生はご自分の子育てが良くなかったと見直し、大きく修正しました。また、現在かかえている学級の課題に対して、明確な答えを得られた先生もいました。

そこまで職場の先生方に影響を与えているこの本のテーマは何かというと、「子どもには責任感を持たせるように育てること」ではないかと私は把握しました。

象徴的なできごととしてはこのようなことがあります。

「朝、子どもを親が起こすか? それとも子ども自身に起きることを任せるか?」という考え方です。著者の菅原先生はこう言っています。

「子どもを親が起こすことは当たり前のように思えるし、それが親の義務のようにも思える。しかし、親が朝起きることを“ヘルプ”してしまうと、起きられなかった時に子どもはこのように言う。『お母さんが起こしてくれなかったからいけないんだ!』と。これは完全に責任の転嫁であり、本来子ども自身の責任なのに“親のせい”にしてしまっている。このような子育てをすると、自分に不利なことが起きると、他者の責任にしてしまう子どもが育ってしまう。反対に、自分で起きる習慣を身につけている子は、遅刻した場合でも、決して親のせいにはしない。朝、子どもが起きないことは大変なことであるが、親は『朝は起こさないから自分で起きなさい』と言い切る勇気を持つ必要もあるのではないか。」


子どもが自分の責任で行動する局面で、大人がその責任を安請け合いすることで、子どもの責任感を伸ばせなくなっている。要するに大人は出しゃばっちゃいけないのだと思います。


この本は、教師よりも親として読んだ方が良い本です。
子どもが自分の言うことを聞かないといって悩んでいる方は必ず読んでください。

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親類の皆様方へ

このブログをご覧下さっている私の親類の皆様方、いつも励ましていただき本当にありがとうございます。

私は元気で働いております。

「光広はいつか倒れるんじゃないか?」と心配して下さっていることも承知しております。

私が倒れたら、ご迷惑をかける方々がたくさんいますし、まだまだやらなくてはならないことも山のようにありますので、私の使命が尽きない限り、大丈夫だと思っていて下さい。

体調が良くないと感じた時には、早めに帰宅し、休むようにもしています。


ただ、私のあこがれている歴史上の人物が、宮沢賢治や坂本龍馬、吉田松陰などなど、短命であることがマイナスポイントです(笑)


今のところ、マインドマップを身につけることで、それを活用し、自分が70歳になるまでの「夢」「ビジョン」「ミッション」を見出していますので、これを達成していく決意です。(この夢を公開すると気が狂ったと思われかねないので、教え子たちにちょっとだけ話したくらいで、非公開にしています。)



そんなことで、今後も私の書く記事に目を通していただければ幸いです。

本当にありがとうございます。
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新ユニフォーム

辰巳ジャンプの新ユニフォームが完成しました。

今回のユニフォーム作成に関しては、私はほぼノータッチで、Iコーチを始めとする保護者の皆様方が全面的に進めて下さいました。この保護者パワーこそ、チームを盛り立てる最大の要因となります。

子どもたちの意見も十分に聞いていただき、みんなが待ち望んだユニフォームとなりました。

お披露目は、東京都小学生バレーボール連盟主催の「アンダー10交流大会(4年生以下の大会)」になります。

新しいユニフォームを来て、辰巳ジャンプの子どもたちは120%の力を発揮し、パパさん、ママさんに感謝の姿を見せられるといいですね。
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正しい投げ方を作るボール

今日の辰巳ジャンプの練習に、あたらしい器具が登場しました。
「ヴォーテックスフットボール」という投球修正ボールです。

これはIコーチが見つけてくれた器具です。

なぜこのような器具を購入したのか?
そのわけは、子どもたちがボールの投げ方を身につけることに苦しんでいたからです。

ボールを投げることができないと、サーブやスパイクなどの攻撃的な技術を身につけることに壁ができてしまいます。早急になんとかしなくてはならないということを私もコーチも感じていたので、良さそうなものはすぐに導入しました。

このボールがなぜ良いのかというと、ひじを高くあげて、正しいフォームで投げた時には、「ヒュ~~~~~~~」という音が鳴り、後ろについている羽がブレないで飛んでいきます。間違った投げ方をすると、まったく音が鳴りません。すごく分かりやすい判断基準です。

さっそく使ってみましたが、みるみるうちに良い投げ方に変わっていく子どもたちを見ることができました。

難としては少々重量があるので、間違った投げ方をしている子の肩や肘に負担がかかり、故障につながることもありそうなので、投球修正練習の回数には気をつけないといけないかなと思いました。


このボールを使って練習すれば、数メートルは平均投球距離が伸びるというデータもあるようです。学校体育でも導入を考えて良い一品だと感じました。実際に静岡県では全小学校全学級に一つずつ配置しているようです。

小学生バレーボール指導者の皆さんも購入を考えてみてはいかがでしょうか。

ヴォーテックスフットボール

ニシ・スポーツ

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学校経営にも参考になるホッピーミーナの本

ホッピーの教科書
石渡 美奈
日経BP出版センター

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「ホッピーミーナ」というラジオネームを持っていた石渡美奈さんがホッピーの副社長に就任した時から、私はその動きに注目はしていました。若き女性副社長が一企業をどうやって立て直すのか。その出足は宣伝活動に重きを置いて、ホッピーのイメージを変える努力をされていたと認識しています。

その後のくわしいことを私は知らず、急激に売り上げを伸ばしたんだろうと思っていましたが、書籍によると、そんなに順風満帆ではなかったようです。

たくさんの壁にぶち当たっては乗り越えてきたホッピーミーナさんの「教科書」は、学校経営の教科書にもなりえる内容です。当然、会社経営の参考にもなるでしょう。

ひとつだけ私とまったく同じ考え方を紹介しておきます。

「人間の行動は発する言葉によってコントロールされる」

言葉というのはものすごい力を持っています。人間の脳内をいとも簡単に動かすことができます。ホッピーミーナさんも、社内に「ポジティブワード」をたくさん定着させて大改革を行ったのです。

この本、教員には強くお勧めします。
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