ミカサ杯教育大会・・・試合をするごとに成長していく子どもたち

ミカサ杯教育大会の予選が始まりました。今年の江東中央ブロックは、1チームが飛び抜けていることを除いて、過去にないほどの大混戦状態です。予選初日、2日目を戦った時点で、試合をしてみないとどこが勝つのかまったく分からない。全チームの力がこれほど拮抗している年は、私が江東区に来てから初めてなのではないかと思えるほどです。全チームが一生懸命練習に励み、高い目標をもって活動している証拠だと思います。また、チームの枠をこえて、指導者同士が仲良く支え合い、指導方法の研究を深めているからこそ、このような小学生バレーボール環境を生み出せているのだと思います。都大会初出場のチャンスを迎えているチームもあります。ぜひ勝ち抜いて都大会に出てほしい。心から応援をしています。そして、辰巳ジャンプにも都大会出場のチャンスがあります。最上級生のいない今のチームで都大会に出ることができれば、辰巳ジャンプ史上初の快挙となります。この目標に向かって、目の前の試合ですべて勝利を目指してコツコツ努力を重ねていきましょう。

昨日、今日の2日間で5試合を戦いました。そのうち4試合でフルセットのゲームをしました。このフルセット4試合の勝敗が3勝1敗。セットポイントを取られてからの逆転は2回。ねばりにねばる子どもたちのプレーぶりに、応援する保護者の皆さんは胸を躍らせたのではないでしょうか。

さて、チームとしては、この大会に向けての練習試合をほとんどせず、地道に基礎練習を続けてきました。その甲斐あってか、先日練習に来てくれた先輩からも、「ここ数年の中で一番レシーブがうまいチームだと思いました。」という評価がありました。チしかし、チームフォーメーションを整えることが間に合わなかったので、大会の試合を通して学ばせることにしました。そのため、昨日の試合中には、「ブロックに出ろ!」「ディグポジションはもっとライン寄り!」「チャンスボールが来たらこう動くんだ!」等々、非常に細かい指示をし続けました。今日になって、昨日教えた動きが身についてきたため、つまらないミスが減りました。最後の試合で勝ったころには、フォーメーション的なものはだいたいできあがり、接戦を勝たせるためのリズムや、ほどよい緊張とリラックスのバランスがとれるような指示に徹することができました。

来週は江東中央ブロックの順位決定戦です。昨年は支部決勝に1度も残ることができませんでしたが、今回は支部決勝に出ることが決まりました。これで最低目標は達成です。今回の最高目標は「都大会出場」です。最後まで執念をもってチャレンジしていきましょう。


【サーブ効果率】チーム110%
1位 6番 138%
2位 5番 133%
3位 1番 118%
4位 2番 110%
5位 4番  78%
6位 3番  75%

【サービスエース率】チーム21%
1位 5番 42%
2位 6番 38%
3位 1番 18%
4位 3番 13%
5位 2番 10%
6位 4番  0%

【サーブ成功率】チーム90%・・・これまでの試合ではなかった90%が出ました。
1位 1、2、6番 100%
4位 5番 92%
5位 4番 78%
6位 3番 63%

【スパイク決定数】
1位 1番 14本
2位 3番  4本
3位 2番  1本
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俳句教育への理解をうながすマンガを読んで研修を積む教師チーム

私の勤務する小学校は、学校俳句研究会代表の小山正見先生から様々にご指導をいただき、3年間かけて俳句の教育に力を注いできました。その成果が各種俳句コンクールであらわれていて、今や東京都を代表する俳句学校となったと自負しています。昨年も今年も東京都教育委員会児童・生徒表彰に俳句の成果を出した児童を推薦し、さらにその予備軍までいるくらいです。今日時点では発表することができませんが、1月の終わり頃には、学校としてもとても大きな表彰を受けることが決定しています。

このような取り組みをしてきた私たち教員チームが、3年間の反省で最も多く出たことは、子どもたちの俳句を確実に見取り、より効果的に評価することのできる教員の実力をどう高めるかということでした。おそらく教員が俳句を通して、自ら楽しむことができれば道は開けるだろうと思った私は、昨年末に「校内大人俳句大会」を企画・推進してみました。その効果は大きく、教員の中には本気で入賞をねらい、練りに練って俳句をひねり出した人がたくさん現れ、その人たちがみごと入賞しました。この大人俳句大会が私の予想以上に盛り上がったので、年が明けた1月からは、保護者や地域をも巻き込んだ大々的なものにしようと企画拡大をねらっています。これこそ地域の「言語能力向上」を推進する力となることでしょう。

さて、題名にはマンガのことを入れました。こと俳句というと、難しく考えてしまいがちなので、我が校の教員はマンガで研修を積んでいます。今は「あかぼし俳句帖」を回し読みしているところです。私自身の今のおすすめは「ぼくらの17-ON!」です。高校生が俳句甲子園の優勝を目指して、俳句仲間とともに成長する姿は、俳句のことをそれほど分かってはいない我々現場の教員の姿ともかぶります。私が読み終わったので、来週から次の教員に回す予定です。このように、あまり、難しいことを考えずに、楽しいマンガで俳句に親しむことが、多忙な教師にはストレス解消にもなるかもしれません。そのようなメンタルヘルスまで考えての、私発信のマンガ研修であります。

あかぼし俳句帖 1 (ビッグコミックス)
クリエーター情報なし
小学館


ぼくらの17-ON! (1) (ジュールコミックス)
クリエーター情報なし
双葉社


俳句トゥ ザ フューチャー (芳文社コミックス)
クリエーター情報なし
芳文社
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1ヶ月半ぶりのスパイク球出しができた・・・モーラステープ効果

新春・辰巳ジャンプ練習2日目。午前9時から午後5時までの8時間練習。今日も子どもたちはたくさんの「できること」を増やしていきました。昨日今日の2日間で徹底的に指導したのは、「とにかくレシーブの時に走り抜きなさい」ということです。かつての辰巳ジャンプが得意としていた「走るレシーブ」が当たり前になるまで、徹底的に鍛え続ける予定です。今はその入口に足を踏み入れた状態です。

「できること」を増やしたことの中から3つだけ書いておきます。

(1)3番さんのサーブ
 サーブのかまえをしてからトスをあげて打つまでに、利き腕に力を入れないことを指導。昨日今日の2日間で身につけました。その成果がチーム内の練習試合でよく出ていました。

(2)全員のレセプション
 くりかえしサーブキャッチ(キャッチバレーボール)の練習を続けてきた効果で、全員のレセプション能力がアップした。守備範囲がとても広くなった。

(3)全員のスパイク
 決定力こそ高くないが、いちおう全員がスパイクを打てるようになった。4年生でここまでできていれば、1年後の5年生の時にはあらゆる戦術が使える可能性が出てきた。

1月10日(日)からミカサ杯教育大会予選が始まります。なんと4日後です。もう本番です。5年生のいない辰巳ジャンプがどこまで戦えるか、楽しい大会シーズンに入ります。


さて、記事題名にも入れた「モーラステープ」ですが、その治療効果は著しく、私の肘の痛みは残っているものの、今日は1ヶ月半ぶりにスパイクボールを球出しすることができました。つまりディグ練習(スパイクレシーブ練習)の球出しができたということです。大会が間近なので、少々治癒が遅れてもいいから今日は球出しをしようと思っていました。けっこうたくさんのスパイク球出しをし、終わった後には「やっぱりまずかったかな・・・」という肘の痛みがありましたが、1日中貼っている「モーラステープ」の効能により、しばらくすると痛みが薄れます。2日間でこんなに良くなるとは驚きです。明日、勤務校に出勤して、夕方から私の本職の「卓球」の練習を職員とする予定がありますが、利き手で十分プレーできそうな感じがしていて嬉しいです。肘がせっかく治ってきたので、出場を予定している教員卓球の大会では、例年とはちがって手抜きの勝利をゲットするのではなく、本気でプレーして失点「0」を目標にしようかなという気になってきました。
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2016年 辰巳ジャンプスタート  ~テニスひじによく効く湿布「モーラステープ」~

あけましておめでとうございます。
辰巳ジャンプの2016年が今日からスタートしました。部員全員がそろっての練習再開です。全員参加が一番嬉しいことです。

12月27日から9日ぶりの練習となりましたし、お正月で運動不足になっている身体での練習でしたから、技術の落ち方がそれはそれは激しかったことに少々驚きました。しかし、一番の宿題とした「大きな病気で寝込まないこと」という一点はみんな守れました。今日から1ヶ月間、病気と怪我をぜったいにしてはならない日々となります。ご家族の皆さんのご協力をどうかよろしくお願いします。明日は1日たっぷり練習します。支部内の他チームは、強化合宿をしたり、練習試合をしたりしていますが、辰巳ジャンプはじっくり技術を上げていかなくてはなりませんので、今は練習が大事だと思っています。10日からの公式戦を通して、チームを仕上げていくことにします。

ところで、年末年始の6日間、負傷していた自分の右ひじを治すために、腕を使わず、完全に休ませるようにしていました。しかし残念なことにというか、不思議なことにというか、完全休養が逆効果となってしまい、一昨日の1月3日時点では、ひじの痛みでペットボトルのキャップをひねることも難しいところまで悪化していました。これではバレーボールどころか、仕事にも支障があるので、昨日は午前中の出勤だけにし、午後から東京都の教員がよく使う、御茶ノ水の「三楽病院」に行きました。

整形外科でレントゲン撮影の上、ひじの状況を確認すると、やはり「テニスひじ」という診断がおりました。治療としては、病院で処方された湿布をすることになりました。さっそく昨日の午後から貼りましたが、この湿布が驚くほど効き目があるのです。名前が「モーラステープ」といいます。私のひじですが、昨日の時点では、ペットボトルのキャップを開けるにも痛みが強く走り、右手で本を持つのも激痛が走る状態だったのが、今日の練習開始時点では、レセプションの球出しくらいはできるくらいに回復しました。インターネット上でもよく効く湿布だという情報がたくさんあります。こんなにすぐに、いとも簡単に良くなるなら、もっと早く病院に行っておけば良かったと大反省しました。それほど効き目のある「モーラステープ」ですが、強い湿布なだけに副作用の可能性も高いらしく、体に合わない方には「光線過敏症」の症状が出るケースがあるようです。素人が安易に使えないものであることは間違いありません。

私に処方された「モーラステープ」ですが、製造販売元が久光製薬㈱です。久光製薬㈱といえば、Vリーグのスプリングスが、皇后杯を4連覇中。Vリーグでも現在、首位を走っている日本バレーボール界の最強豪チーム。もしかしたらチームの裏で、この「モーラステープ」のような怪我に強い薬で支えている方々がいるのかもしれないと私は感じました。それほど驚きの効き目ある湿布でした。また明日の練習までに、ひじがどれだけ回復するか楽しみになってきました。
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