楽しく屋外練習

11月下旬はどの学校も学芸会や学習発表会などの行事が多く、今日は辰巳ジャンプも同様に体育館が使えませんでした。他チームから「辰巳に練習試合に行っていいですか?」という声もかかっていましたが、残念ながら「体育館が取れないので、公園で練習することにしています。」とお断りしていました。ということで、良い天候にも恵まれましたので、2時間の屋外練習をしました。

こういう時にとても役に立つのが「マルチコーチングボール(アンテナボール)」です。どこでもいつでも練習できるのがこのグッズの有能なところだと思います。ですから、井上車内には常に「マルチコーチングボール(アンテナボール)」を搭載してあり、ちょこちょこ登場します。2m四方のスペースさえあれば練習できる。あっ!!!今この記事を書きながら気づきました。体育館が使えない状況でも、どこでもいいから練習会場を見つけて練習すればよい。新チームはそういう方針で練習していこうと思います。



新チームとして初めて、そしてチームとして久々の公園練習は意外に楽しく、笑顔のあふれるものになりました。しかも基本的な足の動かし方を細かく指導でき、練習効果も大きくありました。最後に、木と木の間にゴムをかけてネットがわりにし、チームを3つに分けてミニゲーム。コートのラインがなくても十分にゲームを楽しめました。これならばゴムさえあれば子どもたちだけでも遊び感覚でゲーム練習ができます。辰巳駅前だけでなく、ゴムをはれる場所を何ヶ所か見つけておいて、いつもバレー遊びをしたらどうでしょうか。そこへなら、新しい友達も気軽にさそえるでしょう。辰巳ジャンプのみんな、やってみてくださいね。
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江東区秋季大会 ABチーム 準優勝

11月23日、江東区秋季大会を開催しました。今回、辰巳ジャンプはAB2チームを出場させました。Aは6年生8人のチーム。Bは5年生1人、3年生5人、2年生2人のチーム。2チーム出場はチームスタッフ的には少々苦しい状況になりましたが、Bチームの保護者の皆さん、ベンチ運営に携わっていただきありがとうございました。おかげさまで、両チームとも準優勝となり、カップをいただくことができました。

6年生は三○ジュニアさんが関東大会出場でいなかったので、子どもたちも優勝をねらっていましたが、決勝で僅差で敗れました。2年前も同じ結果だったので、この壁を破れませんでした。試合後、子どもたちには「また宿題をやり残してしまった。卒業までに1度は優勝しよう。練習するしかないね。」と伝えました。かつての先輩たちは、決勝に進めば必ず優勝していたのですが、ここ2世代は決勝で勝ったことがありません。次はなんとか壁を破って、新しい伝統をつなげてほしいと期待しています。


さて、新チームですが、まさかの準優勝といえましょう。1回勝てれば合格と思っていましたが、決勝戦に進んでくれました。どうやらサーブが走ったようです。この素晴らしい結果は、子どもたちに大きな自信となったようです。勝つ経験が子どもたちをこれほど成長させるのかとあらためて感じさせてくれました。

1日たった今日の練習試合に出かける前の辰巳ロータリー集合時には、全員からいっせいに勝利の報告がありました。

「先生!2位のカップを取ってきました!」

「Kちゃんがたくさんレシーブをあげました!」

「Rちゃんのフローターが入りました!」

「ダイレクトスパイクも決まりました!」

次々と嬉しそうに報告する目がキラキラ輝いていました。私から、「そうすると、君たちは強いのかな?」と問いかけると、真っ直ぐに私の目を見て、「はいっ!!!そうですっ!!!」と全員が答えました。


今日の練習試合は残念ながら全敗でしたが、新チームのカラーを示す子どもたちの姿が随所に見られました。現3年生がチームの中心になる新チーム。この3年生が、かつてないほど真っ直ぐな心の持ち主です。私が指導したことはすべて受け止め、努力する姿が見られます。今の調子で練習や試合を経験していけば、想像を超える成長速度を見せてくれるかもしれません。


もうひとつ、子どもの発達段階を示す面白い話題があります。井上車内の様子です。
6年生を乗せている時、子どもたちはまるで女子会をしているかのように、学校の話題、うわさ話などを多方面からしゃべりながら楽しんでいます。ビデオを流してもあまり観る様子はうかがえません。
新チームは違います。今はドラえもんのビデオを流しながら井上車移動をしているのですが、全員が熱中して静かにドラえもんを観ています。家に着いてもビデオに夢中でなかなか降りません。こんなところでも6年生と3年生では発達段階が全然ちがうんだということが分かります。
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才能との出会い

辰巳ジャンプ新チームの活動が始まっています。都大会に3回連続出場した6年生チームとは大きく変わって、3年生が中心メンバーのアンダー10チームになりました。来年になってもまだアンダー10の大会に出場できます。今再び、長期間のチーム作りが始まりました。

今日は11月に入って2回目の練習試合でした。この2回とも、目立った動きを見せたのがS.Yさん。驚くほどのレシーブ守備範囲を見せつけています。今日はライトバックを守っていた時に、レフトバックにきたサーブに反応し、素早い動きでレフトバックを守っていた子を追い越し、サーブを拾い上げてしまった。3年生がここまで動く姿はめったに目にしません。これはすごいと認め、すぐにセンターバックに抜擢しました。期待通り、前後左右に動きまくり、ほとんどのレセプションを一人でしていました。まったく練習させていないオーバーカットまで成功させたのでまたまたビックリ。瞬時にボールの落下地点を判断できる能力は、多くの子にとって、身につけるまで時間がかかるものですが、この子の場合はすでに先天的に落下地点を見抜く感覚を持っています。才能の持ち主と言えるでしょう。

さらに最近3ヶ月で急に伸びてきたもうひとつの理由があります。コートで私が話をはじめると、必ず私の方に向きを変えて、すべての指導を聞きもらさないようにしているのです。たとえそれが他の子への指導だとしても、この子だけはしっかり私の方に向きを変えています。2ヶ月ほど前に、「先生が話していることは一人に言っているように思えても、全員に話していると思って、こちらをしっかり向いて聞くんだよ。」と1度だけ指導したことがあるのですが、それ以来、S.Yさんは忘れずに向きを変えているので、習慣化できたのです。

このまま順調に伸びていけば、コートの8mを一人で全部拾ってしまう、辰巳ジャンプ史上、最高のレシーバーになるでしょう。
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新チームの背番号

新チームの背番号が決まりました。

1番 Y.R(キャプテン)
2番 H.N(副キャプテン)
3番 O.Y(副キャプテン)
4番 S.K
5番 S.Y(副キャプテン)
6番 Y.M
7番 I.M
8番 I.N
9番 N.R

ユニホームは14番まであることを子どもたちは知っていますので、みんなすぐに反応しました。

「先生! 9番から14番がいません!!!」

「うん、新しい部員を入れなくちゃね。」

「よし!!! さっそくみんなをさそおう!!!」

たのもしい言葉。

あくまでも「学年で最低6人」という部員数にはこだわっていきます。
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5年生の決意

新チームのスタートにあたり、子どもたちに「背番号は何番がいいか?」を考えてくるように宿題を出してありました。今日の練習までに1週間、私自身が宿題を出していたことを忘れていましたが、子どもたちには大きな関心事だったのです。練習が終わった後、「先生、背番号は決めないんですか?」と聞かれました。そこで一人ひとりに何番を希望するのかを聞いてみました。

辰巳ジャンプは背番号1をキャプテンにしています。これまで新チームを引っ張ってきた3年生が当然キャプテンに立候補すると思っていましたが、予想に反して希望しませんでした。理由を聞くと、「私はキャプテンには向いていないと思うからです。」ということでした。本人がそう言うので、残念ですが、私から無理強いするのはやめようと思いました。

驚いたのは5年生がキャプテンに立候補したことでした。バレーボール経験が浅く、技術的にも精神的にも強くならなくてはいけない5年生ですが、4年生がいない分、この子がリーダーシップを発揮してくれるなら、チームとしてはその方がよい。やる気になった今こそ、たった一人の5年生を立派なキャプテンに育てるチャンスと思いました。きっとたくさん失敗をすると思いますが、その失敗経験をプラスに活かして、これまでのキャプテンに負けない力を発揮してほしいです。

決定した背番号は、この5年生の「1番」のみ。明日の練習で全員の背番号を決めるつもりです。
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新チームのスタートに、スーパー1年生が入部

しばらくブログを書きませんでした。仕事が死ぬほど忙しいこともあります。普通の状況ではありません。しかし学校が前進するためには副校長という立場の私が一歩も引くわけにはいかないのです。おかげさまで、左足首に原因不明な激痛が走って寝ることもままならない。それでもバレーボール指導はやめられません。新チームとして出発した5年生以下の子どもたちが、大きな希望を胸に秘めて成長しようとしている。小学生バレーボール指導者のエネルギーは「素直な子どもの成長」です。

辰巳ジャンプ新チームの主力選手は3年生です。これから始まる都大会上位へのチャレンジチャンスは次の通り。

3年3学期・・・ミカサ杯教育大会(2015年)
4年1学期・・・ファミマ杯全国予選(2015年)
4年2学期・・・東京新聞杯(2015年)
4年3学期・・・ミカサ杯教育大会(2016年)
5年1学期・・・ファミマ杯全国予選(2016年)
5年2学期・・・東京新聞杯(2016年)
5年3学期・・・ミカサ杯教育大会(2017年)
6年1学期・・・ファミマ杯全国予選(2017年)
6年2学期・・・東京新聞杯(2017年)

9回もメイン大会を経験する3年生です。これは、今の中2の子どもたちが経験して以来、チームとして2回目になります。

これから新チームの子どもたちとゆっくり話し合いながら、長期目標を決めていくつもりです。新チームでは本来の私の指導方針通りに、じっくり子どもたちの心を育てた上で、難しい練習に進んでいきます。現時点で、3年生の子どもたちが口々に言う目標は、「私たちが全国大会に出ます!」ということです。そうすると、大会目標はこうなります。

4年生・・・夏季大会か交流大会には出場する。今から1年後の4年3学期のミカサ杯教育大会で都大会に出場する。

5年生・・・ファミマ杯、東京新聞杯で都大会出場し、1勝する。

6年生・・・目標に向かってチャレンジする。

さあ、できるでしょうか?
その可能性はあります!
新チームスタートにあたり、不思議にもピッタリなタイミングで「スーパー1年生」が入部しました。何がスーパーなのかというと、まずは身体がとても大きいこと。今いる辰巳ジャンプの3年生よりも大きい。そのため、体力レベルが高い。ご両親に聞いたところによると、体力が余って夜も寝られないらしい。クタクタになって体育館で寝てしまうくらいバレーボールをやらせていいようです。これだけの素質ある1年生は10年前に4年生でレギュラーチームのレフトエースアタッカーとなり、東京新聞杯都大会出場を勝ち取ることに大きく貢献したサリナ先輩以来です。3年後の4年生になった頃には、他チームの監督さんたちを「う~ん」と悩ませるアタッカーになることでしょう。この1年生、将来はおそらく170~180cmの身長にはなるはずです。2020年の東京オリンピックには間に合いませんが、2028年のオリンピックで全日本選手になれるように育てていきます。




続いて、新チーム経営方針のひとつを保護者の皆様に提案しておきます。
子どもたちの活躍に対して、保護者の皆様も主体的にかかわってもらうために、有志の方々でけっこうなので、試合や練習の「観戦記」を保護者ブログで情報発信してくれるとありがたいなと思っています。記事内容はすべて「子供たちへの応援の声」というものです。もし賛同していただけるならば、当ブログのコメント欄に記事を寄せていただければ、それをそのままコピーして、トップページに記事として起こそうと思います。
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