辰巳ジャンプ、東京新聞杯後の練習。
連休中の試合では負けた辰巳っ子ではありますが、合計7試合の経験が、練習態度に大きく影響をしていることは間違いありません。試合に出ることで自然にモチベーションがあがります。その気持ちを維持するために練習の前に問いかけをしていきました。
私 「試合に出て感じたことは何?」
選手「もっと練習して勝ちたいと思いました。」
私 「勝つためにはどうしたらいいの?」
選手「もっと声を出して、一生懸命練習すればいいと思います。」
私 「一生懸命ってどんなことをすることなの?」
選手「足を動かして、ボールを落とさなくすることです。」
私 「足を動かして声を出せばボールが落ちないの?だったら応援団員が大声を出しながら走ればバレーボールが上手くなるの?」
選手「・・・・・・・」
私 「大きな声を出すことや走ることは大事だけど、一番大事なことは、一人一人がね、“自分が上手くなる”ということが必要でしょ。一人アンダーを100回続かない人が試合に出ているということは、算数に喩えると、かけ算ができない人が6年生の問題を解こうとしているのと一緒だよ。だからまずやらなくてはいけないことは、一人一人の技術を上げることだよ。」
辰巳っ子たち納得の表情。
『試合で勝ちたい!』という気持ちはものすごく高まっているので、今日の練習はこれまでよりもずっと高い子ども達のやる気を感じました。
一人一人が「自分自身を高める」という目標を意識して練習をしていきましょう。