支部決勝へ

支部決勝大会の組み合わせをアップしました。

東京第3支部決勝大会組み合わせ

以上
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東洋の魔女について

1964年、東京オリンピック女子バレーボールで金メダルをとったのが、当時の大松監督率いる「東洋の魔女・全日本女子チーム」でした。会場となった体育館は「駒沢屋内球技場」です。私にとっても思い出の体育館です。というのも、今からはるか昔の高校時代、卓球部キャプテンだった私は、この体育館で何度も試合をした経験があります。特に思い出に残っている試合は、東京都ベスト16まで勝ち進んだ団体戦。ここまで勝ち進むとすべての試合が心シビれる厳しい試合になるのですね。完全にエピソード記憶に残っています。

この駒沢屋内球技場が改築されるそうで、その閉館イベントに辰巳ジャンプも参加表明をいたしました。

駒沢屋内球技場メモリアルイベント

5月24日(土)の「閉館記念小学生バレーボール大会」です。
東京都小学生バレーボール連盟からは、「当日よろしくお願いします。」という連絡もありました。
辰巳ジャンプの子供たちは、どうぞ楽しみにしていてください。

このブログでは、東洋の魔女チームについて、たびたび学習教材にしてきました。今、その内容を再掲載します。

(河西昌枝さん)
「試合に勝って泣き、負けて泣き、練習がきびしいといって泣き、しかられたといって泣き、泣きながら、ボールにむしゃぶりついていったりするのは、女子選手としては日常茶飯事であったのだから、よく泣けるということは、女である証拠かもしれない。わたしも、いつのまにか泣かない河西にされてしまったが、はじめのころはよく泣いたものであった。コートの中で、ワーンと泣いたことはないが、勝つたびに、負けるたびに、泣いていたこともあった。ひょっとしたら、女は泣きながら強くなる本能をもっているのかもしれない。」

(東京オリンピック金メダルチームキャプテン・河西昌さん)
「『あなたたち選手の全員に憎まれてもいい、チームが強くなってくれれば』という言葉を、わたしはしばしば使っています。練習の激しいさなかには、たしかに、そういう言葉を使いましたが、じっさいに全員に憎まれてはキャプテンは勤まるわけがありません。裏を返せば、信頼しあって、猛訓練に耐えていこうという表現だったのです。つまり私自身としては、選手に信頼されるキャプテンであろうとした、ということです。」

「わたしたちが、来る日も来る日も、何百回、何千回と練習してきた回転レシーブも、それこそ事実血を流して習得してきた回転レシーブでさえ、いざ実際の試合になれば、そのうちのほんの二つか三つぐらいしか応用できないということです。それに、ふだんあんなにうまく上げられたボールをミスすることさえあるではありませんか。いつだって努力の何分の一しか答えは得られないのです。やっぱり凡人であるわたしたちにできることは、努力することなのでしょう。」

「試合に勝って泣き、負けて泣き、練習がきびしいといって泣き、しかられたといって泣き、泣きながら、ボールにむしゃぶりついていったりするのは、女子選手としては日常茶飯事であったのだから、よく泣けるということは、女である証拠かもしれない。わたしも、いつのまにか泣かない河西にされてしまったが、はじめのころはよく泣いたものであった。コートの中で、ワーンと泣いたことはないが、勝つたびに、負けるたびに、泣いていたこともあった。ひょっとしたら、女は泣きながら強くなる本能をもっているのかもしれない。」

「わたしたちは、先生のためにやっているんですよ。だって先生は、わたしたちのためにやってくれてるんですもの。」

「わたしたちが続けた練習というのは、単に個々の技術の錬磨ではなかった。わたしがこういうトスを上げた方がいいんだと思って上げる。すると、こういうトスが来ると判断して待ち構えて打つ。あの人がああいうかっこうをしてレシーブしたら、ボールはこっちへ飛ぶ。わたしはこういうふうに出てこうする。この以心伝心の連繋動作が、よりいっそう緊密になり、6人が完全に一体となるための練習でもあった。」

「わたしたちは、『できない』ということは禁句であった。できないことをやるのが練習だったからである。そして、これらの過程で手足もからだも鍛えられた。」



(大松博文)
「おまえたちには、もう、試合において苦手もなければ、調子が悪くて力が出せなかったなどというようなことは起こらない。そういう、ほんとうの内容をもったチームに、わしはしている。」

(大松博文)
「日紡貝塚の選手たちの、絶対に勝つのだという根性は、勝つのだ、勝つのだ、というお題目から生まれたものではありません。絶対に負けない、というふだんのがんばりから生まれたのだと信じています。
 一口にいうならば、飛んでくるボールを“絶対に受けそこなわない”練習から生まれたのです。ボールを落とすことは負けに通じます。」

(大松博文)
「人間は、生まれて、ものごころがついてから死ぬまで、毎日が修養だ。とちゅうで1日でも怠ったら、真の人生からそれだけ後退する。それと同様に、バレーも、バレーを始めたら、バレーをやめる瞬間まで、それの連続だ。そのあいだ、1日でも練習を怠ったものは、世界のレベルから、ソ連その他から、一歩後退する。また、追いつかれ、追い抜かれる。しかも、やっているあいだは、いいかげんなやり方は許されない。全力を尽くしてやらなければならない。」

(大松博文)
「いま、つらつら考えるに、もしわたしたちが日紡貝塚バレーチームにつくった最大なものはと聞かれるならば、楽しいふんいき、ということかもしれない。強くなること、勝つこと、それに絶対必要なのはチームワークであり、そのチームワークは、楽しいふんいきがなければできない。
(中略)
とにかく、ウジウジしていたやつが、チームに入って1年もすると、みんな、まるで人間が変わってしまう。」

(大松博文)
「わたしたちが各セットごとに得た三分の一以上のスコアは、サーブポイントだ。この一貫した成功には、多大な努力がはらわれている。わたしはトレーニングにあたって、三分の一以上の時間を、サーブの技術革新に費やした。」

(大松博文)
「いちばんいけないことは、なんでも、やってみないで、自分にはできないと思うことです。できなければ、できるまでやる。その意志をつらぬく。それが、人間のいちばんだいじなことです。」

(大松博文)
「わたしは、しめたりゆるめたり、泣かせたり笑わせたりして、練習の単調を破ろうとして苦心した。また、一つのボールを打つにも、たとえば、ソ連の攻撃の方法を想定して打ち、レシーブする選手の動かし方を考えながら打った。それには、選手それぞれの個性が大きく関係している。
 練習を終えて、帰途につけば、あのやり方はまちがっていなかっただろうかと心配し、明日はどんなふうにやろうかと、三つも四つも新しいやり方を考え出した。
 ところが、来年になったら大松はやめるから、今のうちに練習方法を習っておこうなどと、世間ではいった。あれはまちがいだと思う。」

(大松博文)
「1日に1ミリの千分の一でいいから、拾う力が余分に伸びてくれ。1日に10センチも20センチもとはいわないから。」

(大松博文)
「私はバレーのチームを育てながら、どの選手のどんなミスも、すべて監督である私の責任だということがわかってきた。だからおこらなくなった。(中略)ミスした本人は、しかられる前に、しまった、と思っているのだ。子どもでも同じことらしい。だから、恐れ入っているうえにしかりつけられたら、ミスは帳消しになり反抗心を起こさせ、さらに、もう二度とこんなミスはすまい、という一番大事な気持ちを放棄させてしまう。」

(大松博文)
「わたしは奇跡というようなことばは口にしたくありません。天から降ってくるようなことに、人は期待すべきではないと思うからです。水のない地下から、泉がわき出ることはないのです。」

(大松博文)
「ひとりが何かプレーをしているとき、他の5人は二つか三つ先を読んだ行動をしている。われわれのチームは1年じゅう合宿して練習しているから、だれかが一つのプレーをしたばあい、自分はこうすればいい、ということが反射的にわかり、自然とそうした動きもできるのだ。」

(大松博文)
「人間とは弱いものだ。苦しくなると、さけて通ろうとする。楽な方へ逃げたくなる。それでは強い選手になれない。苦しさに耐えて、創意工夫をして、人以上の努力をすることが一番大切です。それをやる人が、やがて偉大な選手になる。」

(大松博文)
「わたしは奇跡というようなことばは口にしたくありません。天から降ってくるようなことに、人は期待すべきではないと思うからです。水のない地下から、泉がわき出ることはないのです。」

(大松博文)
「いちばんいけないことは、なんでも、やってみないで、自分にはできないと思うことです。できなければ、できるまでやる。その意志をつらぬく。それが、人間のいちばんだいじなことです。」

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この頃、次々と聞こえてくる声

ここ1、2ヶ月、このブログ記事について、教育関係者からたびたび言われることがあるのです。

「副校長になってから、学校教育について書くことがめっきり減りましたね。最近はバレーボールのことばかりですね。ちょっとさみしいです。」

今日も俳句教育のことについて、府中市の先生に連絡し、私の知らないことを教えてもらったのですが、やはり「教育のことを書かないのですか? 楽しみにしているんですよ。」とご要望がありました。

そうなると書かないわけにはいかないのかなぁという気持ちになりますし、私が教育のことを書くことで、何人もの方が前進できるのならば大義名分もできるかなと判断します。もともと誹謗中傷を書くようなことは細心の注意をはらってきましたし、個人情報に関してもできる限りの配慮をしてきました。私が教育のことを書けない状態にすることの方が、じつは重大な問題(表現の自由に対する人権侵害)だとも理解していました。そしてここ2年半、私は正直なところ表現の自由を奪われてきたと感じてはいます。なぜ教育管理職は自分の考えを表現してはいけないのか。そんなことはなく、言葉の隅々にまで責任をもって表現することまで制限されてはいないのです。問題になるのは、表現することで、それを是としない方々までにも配慮ができているかどうかということなのです。

方々から「教育について語ってほしい!」というご要望があがっている今、少しずつでも書き残しておく必要があると判断し、再挑戦を開始いたします。
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ファミリーマートカップ予選スタート

いよいよファミリーマートカップ全日本小学生バレーボール大会の予選が始まりました。高い目標を持って練習してきたことをすべて発揮して、勝ち進んでいきましょう。

今日1番の試合内容は、2試合目の第1セットでした。本当に強かった。その強さを引き出す一番大きなパワーは「チームワーク」です。昨日もブログで紹介したように、日本卓球連盟発行の「勝利をめざす前に大切な事がある」を教材にとし、家でしっかり読んでくることを宿題にしました。ここに書いてあることは「良き選手である前に、良き人間であれ」ということです。「良き人間」がバレーボールをすれば、そのプレーは自分のためにするのではなく、すべてがチームの仲間のために頑張るのです。さらには応援してくださるご家族のため、また、大会を支えてくださる役員の方々や各チームの監督さんのために「心のレベル」の高い選手でありたいわけです。今日の辰巳ジャンプは「誰からも応援されるチーム」であったでしょうか?子供たちは振り返ってみてください。

今日TBSテレビで放映された「ハイキュー」をみたでしょうか? 番組の冒頭に、辰巳ジャンプが目指しているチームイメージがいきなり紹介されました。

「選手はソリストではなく、オーケストラの一員。一人でも『僕は特別だ』と思ってしまったら、もうダメなのです。」
(世界ランク1位 ブラジル代表チーム ベルナルト・レゼンデ監督)
引用『ブラジルチームを最強にした「人」と「システム」』米虫紀子(東邦出版刊)より

ソリストとは、一人で演奏をする人です。辰巳ジャンプ6年生10人はオーケストラの一員です。全員がチームのために自分の役割をきちんと果たしていきましょう。誰かが困っていたらみんなで支えてあげましょう。体育館にいるすべての人たちが、君たちの姿を見て、元気になるように毎回成長していきましょう。その先に君たちの夢の実現があるはずです。


ところで、今日の最優秀選手賞はコーチ役のT先生だったと思います。子供たちの緊張をほぐすために、得点を取ったら「フナッシーポーズ」をするように指示をしてくださいました。その影響は大きく、今日の子供たちには、いったん波に乗ったら手がつけられない強さを感じることができました。きっと子供たちの記憶に残る試合になったことでしょう。こうしたひとつひとつの成功経験を積み重ねて、もっともっと強くなっていきましょう。もっともっとも~っと魅力のある人間に成長していきましょう。


【今日の個人成績】

(サーブ効果率)
1位 A.R 150.0%
2位 N.M 140.0%
3位 O.R 138.5%
4位 H.A 118.8%
5位 A.H 116.7%
6位 I.N 111.1%
7位 K.S、K.R 100.0%

(サービスエース率)
1位 N.M 60.0% 
2位 A.R 57.1%
3位 K.R 50.0%
4位 O.R 42.3%
5位 H.A 34.4%
6位 I.N 33.3%
7位 A.H 27.8%
8位 K.S 9.1%

(サーブ成功率)
1位 O.R 96.2%
2位 A.R 92.9%
3位 K.S 90.9%
4位 A.H 88.9%
5位 H.A 84.4%
6位 N.M 80.0%
7位 I.N 77.8%
8位 K.R 50.0%

(スパイク・ブロック成功率)
1位 K.S 93.3%
2位 H.A 81.8%
3位 I.N 66.7%

(スパイク・ブロック決定数)
1位 H.A 18本
2位 K.S 14本
3位 I.N 12本
4位 N.M 4本
5位 W.Y 3本
6位 A.R 2本
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「勝利を目指す前に大切なことがある」(日本卓球協会 作成)

小学生スポーツの指導者は、自分が指導している競技からだけでなく、あらゆるスポーツの良い面を取り入れていく必要があります。そうすることで、指導者としての幅が広がることは間違いありません。今日紹介するものは、スポーツ指導者だけでなく、小学校の教師にもぜひ読んでほしい内容です。

この4月、日本卓球協会が渾身の思いを込めて作成した冊子があります。スポーツを指導する立場の方々に、ルールやモラルを学ぶこと、そして子どもたちに教えることの大切さをとても分かりやすくまとめています。さらに卓球協会はすごい!と思わせられることがあります。それは、この冊子が大人向けのものだけではなく、なんと子ども用の冊子まで作られたことです。日本卓球協会は長い年月をかけて、計画的にオリンピックや世界選手権でメダルを取れる選手、そしてマスコミの中でも引き立つスター選手を育ててきました。その一端が子ども向けの冊子にていねいに表現されています。この冊子を一目見れば、「良き選手である前に、良き人間であってほしい」という思いが伝わってきます。素晴らしい冊子です。辰巳ジャンプでもさっそく活用します。この記事を読んだ方は、ぜひダウンロードしてご自身の指導の糧にしてください。

啓発冊子「勝利をめざす前に大切な事がある」

この指導者向け冊子の最後に、有名な言葉が載っていますので、紹介します。


「子ども」  ドロシー・ロー・ノルト

批判ばかりされた 子どもは 非難することを おぼえる

殴られて大きくなった 子どもは 力にたよることを おぼえる

笑いものにされた 子どもは ものを言わずにいることを おぼえる

皮肉にさらされたこどもは 鈍い良心の もちぬしとなる

しかし、激励をうけた 子どもは 自信を おぼえる

寛容にであった 子どもは 忍耐をおぼえる

賞賛をうけた 子どもは 評価することを おぼえる

フェアプレーを経験した 子どもは 公正を おぼえる

友情を知る 子どもは 親切を おぼえる

安心を経験した 子どもは 信頼を おぼえる

可愛がられ だきしめられた 子どもは 

世界中の愛情を 感じとることを おぼえる


「あなた自身の社会」(川上邦夫 訳)より
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確かな実力を身につけて前進

この土日、昨日は三○さんにお邪魔して練習。今日は地元に帰ってたっぷり基礎練習とかなりていねいに、細かく手を入れて練習しました。特に昨日の三○戦で明らかになった課題に今日はたっぷり取り組んで、だいぶ改善されました。うれしいことに辰巳ジャンプ史上最高成績を残した先輩たち(2005年チームのサリナ先輩とユウナ先輩)が練習相手に来てくれて、1日中相手をしてくれました。優しいお姉さんたちが教えてくれることで、現役小学生も素直に技術を盗もうとしてくれます。その成果は本当に大きいので、これからもたくさん練習に来てくれることを待っています。

この2005年チームを超えるのが今年の2014年チームです。辰巳ジャンプ史上最強チームであることはこれまでもたびたび言ってきました。それを証明するためには、これから始まる「ファミリーマートカップ」と「春季江東区民大会」で江東区NO1になるしかありません。強い気持ち、固い決意をもって、試合に挑みましょう。どちらの大会も会場にいる人の目を釘づけにするような魅力あふれる試合をしましょう。


さて、Bチームの話題です。
2、3年生が主体の「アンダー9チーム」です。この時期にたっぷり育てておきたいことがあります。それは子供たち一人一人の心の中に「自尊感情」を高く育むことです。自尊感情は、子供たちに接する大人の投げかける言葉によって左右されます。Bチームを指導する時、私は「~~しなさい」とか「~~はダメでしょ」「できないなぁ」といった種類の言葉をできるだけ使わないように気をつかっています。黙々と練習に取り組ませる。いつも簡単な目標を意識させ、それができたことで、たくさんの達成感を味わわせ、心に貯金していく。こうして小さな子供たちの自尊感情を育てていきます。今、私がBチームの練習を見ている時に、子供たちから一番多く聞こえる言葉が「やったぁ~!」です。とてもステキな言葉ですね。何かができるように目標を持って一球一球に挑んでいる。そして目標通りにできたからこそ自然に出てくる言葉「やったぁ~!」なのです。今はたくさんの「やったぁ~!」を貯金して、「バレーボールをしたら私たちが一番強い!」という自信を持たせようと思っています。
Bチームの保護者の皆さんも、子供たちが、ご家庭でたくさん「やったぁ~!」という言葉が出るように工夫してみてください。
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【副校長の仕事の楽しさ(1)】 予算を勝ち取る

今日から新たなチャレンジを開始します。副校長職のイメージをより良くする記事を不定期ですが書かせてもらいます。

私は学校の副校長をしていますが、どこへ行っても言われる言葉があります。それは、
「副校長先生をしているのですか。大変ですね。どの学校も副校長先生は一番忙しそうで大変ですね。体に気をつけてください。」
ということなのです。私はこのような言葉をかけてくださった方の思いやりを無駄にはしたくないので、「そうなんですよね。本当にハードな仕事です。」と答えています。しかし、ハードな仕事だからといって自分自身の成長につながらなければ、やらない方がましだとも思っています。私は、やらされている受け身の仕事が最も嫌いで、仕事とは自ら創造するものと考えています。そう考えれば、どんなことも意味のあるものになります。

副校長の仕事には、楽しいことがたくさんあります。そのひとつが予算を左右する交渉の場があることです。今日、私の勤務校に大型楽器の「チューバ」が届きました。その価格、約42万円。昨年度、この予算を勝ち取るために入念に策を練り、4種類の事業計画を作って、教育委員会と交渉しました。その結果、他校にはないほどの大型予算を認めていただき、今日のチューバ獲得となったわけです。

新品でキラキラ輝くチューバを見て、本当に嬉しい笑顔を見せてくれた音楽の教員の姿に、仕事をした私も嬉しかったし、何よりも、この楽器を使う子供たちが、もっと喜んでくれました。頑張った甲斐がありました。担任にはできない分野の仕事です。
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支部予選の組み合わせ

今日は第三支部代表者会議を行い、ファミリーマートカップ全日本大会予選の組み合わせが決まりました。
4月27日(日)が初日で、4月29日(火)が地区順位決定戦です。
支部大会の初日は5月6日(火)、順位決定戦が5月11日(日)になります。
今まだ、帰りの電車内なので、帰宅後、今晩遅くにホームページにアップします。明日、確認してください。
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新入部員 歓迎月間(しんにゅうぶいん かんげいげっかん)

この4月を辰巳ジャンプの「新入部員 歓迎月間」とします。

新2、3、5年生の部員は、ともだちをどんどん練習にさそって、辰巳ジャンプのなかまをふやしましょう。

ぜったいにやりたい目標(もくひょう)は、自分の学年だけでチームがくめるようにすることです。

2年生は2人なので、あと4人。

3年生は5人なので、あと1人。

4年生は0人なので、あと6人。

5年生は1人なので、あと5人。

あわせて16人ふやしたいですね。そうなればBチームが24人になりますね。はい、このくらいがチームとして一番いい人数です。


今日は、お昼に辰巳ジャンプの歴史の中でも、飛びぬけたリーダーシップをもっていた伝説のキャプテン、ハルナ先輩が後輩の姿を見に来ました。コーチになってくれるとうれしいのですが、どうやら仕事が忙しいようです。きっと時間のあるときには来てくれるでしょうから、その時はBチームを見てもらいましょう。


(今日の個人成績)今日はベスト3だけ紹介

【サーブ成功率】
1位 A.H 100%
2位 K.S 94.4%
3位 O.R 92.3%

【サービスエース率】
1位 E.R 60.0%
2位 O.R 46.2%
3位 I.N、A.R 40.0%

【サーブ効果率】
1位 E.R 140.0%
2位 O.R 138.5%
3位 A.H 137.5%

【スパイクブロック成功率】
1位 N.M 100%
2位 K.S 78.1%
3位 I.N 50%

【スパイクブロック決定数】
1位 K.S 25本
2位 I.N 6本
3位 N.M 5本
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とても良い練習ができた

今日は江東区のライバルチームである三○ジュニアさんにお邪魔して、さらにA○○男子チームもご一緒に3チームでの練習試合。たくさん練習をさせていただき、三○チームの皆さんに感謝します。

試合は、いつになくスタート良く、いきなりセットを奪ったのでビックリしましたが、メンバー固定をしていない状態のチグハグな悪さと、スピードのあるサーブやスパイクへの対応に慣れていないことから、午前中は苦戦することが多かった。これまでサービスエースを取れていたメンバーも、相手のレシーブ力があるので簡単に点が取れない。このプレッシャーのある厳しさがこれからの辰巳ジャンプには必要なものです。相手のプレッシャーを感じながらも、スパイクを決めていく。アタッカーに心の強さが出てくれば、上位に食い込んでいくことも夢ではありません。

午後、スピードボールや強いボールに慣れてきたのか、ボールがつながり始め、ナイスプレーもたくさん出ました。
みんな頑張った!頑張った!

また来週も三○さんと練習試合をさせていただき、出てきた課題をチーム練習で身につけていきましょう。
大きな課題のひとつとして、もっと足腰を強くしないと動けないし、ジャンプできない。足腰を強くするには走り込み、ランニングが一番です。またいつでもできることが二重跳び。せめて連続100回はできないと本当の足腰の強さにはなりません。二重跳び100回ができないでアタッカーをしていることが大間違いともいえます。努力しない子はコートに入れたくありません。100回程度、毎日跳んでいれば2週間でできるようになります。できないのは「やらないから」です。これは勉強も同じですね。勉強ができる子は勉強するからできるのであって、「勉強できない子=勉強やらない子」であることもほぼ当たっていると実感しています。

A○○の監督さんとの会話の中でも、「勉強できる子が多いチームは我慢強いし、判断力が高い」という結論になりました。

辰巳ジャンプ6年メンバーのあなたはどうかな???
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教育実践も頑張っています!!!

親戚の叔父さんに、「教育実践のことを書かなくなったね」とご指摘を受けています(笑)。
そろそろ本気で学校改革に取り組もうかな(汗)。

今、かつて学校キャラクター作りで共同戦線をはった、タニコーさん(辰巳ジャンプキャラクター・たもちゃん作成の協力者)とのコラボを復活させて、スクールキャラクター作りに力を注いでいます。私が副校長として勤務している学校は明治7年開校の、スーパー伝統校なのです。その歴史を21世紀に再び輝かせるために、全力をあげて取り組んでいます。取り組みのひとつがスクールキャラクター作り。タニコーさんと力を合わせて、学校の歴史に永遠に残るようなキャラクター作りを進めていきます。

私はこれまでに指導してきた若手教員に、「勤務校に自分のつめ跡を残すんだよ。」と強く言ってきました。素直な後輩たちはそれを実現し、いろいろなものを学校に残してきました。私は副校長として何が残せるでしょう?最も残したいのは、100年続く伝説でしょうかね(笑)。「伝説の副校長」を目標に、今年度は頑張りましょう!

叔父さん! 頑張りますからね!!!
楽しみにしていてね!
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6年生10人は一生の友達だよ

新しい取り組みを明日から始めます。6年生10人による「バレーボール交換日記」を始めます。これまでは個人の練習ノートを提出することを練習参加証として子どもたちに義務づけていましたが、写真にあるようなノートを回し書きすることを加えます。これによって、小学生バレーボール史上最高のチームワークを作ることを目標にします。
「どうしたら辰巳ジャンプの6年生のようなチームワーク良い状態にできるのですか?」
このような言葉が他チームの皆さんから聞かれるようになったら私たちの勝ちです。そんな理想のチームをみんなで創っていきましょう。

この交換ノート、私が担任教師時代に毎回やっていたことです。文房具店でいろいろと文具を見ているうちに、自分の良い教育実践を思い出しました。このノートを回すことで、辰巳ジャンプの子どもたちは間違いなく心のつながりを深めることができます。どんなにすごいチームになるか、すごく楽しみです。今までの辰巳ジャンプではやったことのない「交換日記」です。プラス思考で、みんなで強くなっていこうね!!!



動画は6年生に対する私の思いに近い曲です。
ZARDの「マイフレンド」・・・この動画に、ときおり出てくるライブ会場の代々木第一体育館に私いました。
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これまでの個人通算成績

今日もご近所の数矢チームにお世話になり、海洋大学体育館で1日練習試合ができました。入学式準備のしてある小学校の体育館が使えない中、こうして練習させてもらえることに感謝します。

さて、3月1日から4月6日までの個人通算成績をくわしく伝えます。子どもたちはこれをもとに、4月の目標を立てておきましょう。

【サービスエース率】
1位 A.R 40.8%
2位 A.H 34.6%
3位 K.S、I.N 32.3%
5位 O.R 31.5%
6位 H.A 31.3%
7位 N.M 29.4%
8位 E.R 28.6%
9位 W.Y 27.1%
10位 K.R 23.1%

【サーブ成功率】
1位 E.R 93.0%
2位 A.H 92.3%
3位 O.R 90.9%
4位 H.A、N.M 90.8%
6位 K.S 88.2%
7位 K.R 87.8%
8位 A.R 82.9%
9位 W.Y 82.7%
10位 I.N 77.8%

【サーブ効果率】
1位 A.H 126.9%
2位 A.R 123.7%
3位 O.R 122.4%
4位 H.A 122.1%
5位 E.R 121.6%
6位 K.S 120.4%
7位 N.M 120.3%
8位 K.R 110.9%
9位 I.N 110.2%
10位 W.Y 109.8%

【サービスエース数】
1位 A.R 62本
2位 H.A 61本
3位 K.S 60本
4位 E.R 57本
5位 I.N 54本
6位 A.H、O.R、N.M 45本
9位 W.Y 36本
10位 K.R 34本

【スパイクブロック成功率】
1位 H.A 78.4%
2位 W.Y 75.7%
3位 K.S 73.5%
4位 I.N 73.0%

【スパイクブロック決定数】
1位 I.N 170本
2位 W.Y 143本
3位 K.S 119本
4位 H.A 116本
5位 N.M 49本
6位 A.R 4本
7位 A.H 2本
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体罰指導は時代遅れなのです

今日は平成26年度のスタートにあたり、体罰指導について私の考え方をチーム保護者の皆さんにお伝えしておきます。

東京都小学生バレーボール連盟から、今年度、下記のような宣誓書を各団体の指導に携わる大人全員が署名捺印し、提出するように指示がありました。私たち辰巳ジャンプも指導にあたっている5名の署名捺印をしました。

(宣 誓 書)
当団体は、公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)の定める『倫理規定』および『指導における倫理ガイドライン』を理解し、その遵守を誓います。一切の体罰・暴力、パワーハラスメント、セクシャルハラスメントを否定し、選手の人格と人権を尊重しながら、健全なバレーボールの発展に貢献し、社会の良きシンボルとして信頼されるよう努めます。
当団体において、体罰・暴力、パワーハラスメント、セクシャルハラスメントが行われた際は、貴連盟よりのいかなる処分も受け入れます。
当団体は、他団体においての体罰・暴力、パワーハラスメント、セクシャルハラスメントを確認した際、その事実を速やかに貴連盟に報告いたします。
以上、宣誓いたします。


辰巳ジャンプチームとしては、あまりにも当たり前の内容であり、こうした話題がネット上で白熱化した10年以上も前に、「体罰をする指導は無能指導者の証明」という考え方を示しました。

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『体罰はなぜいけないのか』(2001年10月10日の辰巳ジャンプブログ記事より)

なぜ今、このようなことを書くのか。それはアメリカの軍事行動が始まったからです。今からその共通点を私なりに明らかにします。

「同時多発テロ事件」
暴力によって何かを分からせてやろうという思想から行動している。

「報復攻撃」
暴力によって何かを分からせてやろうという思想から行動している。

「教育上の体罰」
暴力によって何かを分からせてやろうという思想から行動している。

みんな根っこは同じ。土の上に出てくる幹が太いか細いかのちがい。たった1度でも体罰で解決することを味わった子どもは、その子が指導者や親になって、せっぱ詰まった時に「体罰」で解決することを思い出すのです。何人もの親がそのことを証明してくれました。「私も子どもの時にそうだった」と言って・・・・・。
この思想を根絶やしにすること以外に平和はないと確信しています。

『体罰をする人間は、実力がない人間。』これが私の信念です。

指導者は「忍耐の鎧(困難を耐え忍ぶこと)」を身にまとった勇者。これが辰巳ジャンプの指導者像です。

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じつは都小蓮が体罰に関する宣誓書を義務付けた1年目、辰巳ジャンプは最後の最後まで宣誓書を提出しませんでした。その理由は、「体罰はダメだ!」と訴えた私の主張を抑えられた経験にありました。数年前、強く体罰禁止の主張をした我がチームの意見は取り上げられず、その後数年間、体罰指導を放置していたのに、今さら宣誓書を出せとは何なのか? 辰巳ジャンプでは体罰などありえない。だから絶対に宣誓書を出す必要はない。これが宣誓書を出さない理由でした。連盟の役員から何度も出すように説得をされ、しぶしぶ提出したのが辰巳ジャンプの歴史です。

だから辰巳ジャンプに体罰指導はありえません。チームの保護者の皆さんも、子供たちも、安心してバレーボールを続けてください。キラキラと笑顔輝く、誰もが応援したくなる子供たちの姿こそ、辰巳ジャンプの目指す小学生バレーボーラー像です。そうなるように指導を工夫していきます。

もうすぐファミリーマートカップ全国大会予選が始まります。一人も脱落することのない「全員バレー」の辰巳ジャンプで予選を勝ち抜きます。そのことが辰巳ジャンプ史上最強チームの証です。さらにご近所のチームの力も引き上げて、一緒に都大会に出ることができたら、それが私たち辰巳ジャンプのメンバーの力にもなると私は思っています。


東京都教育委員会では、体罰防止について下記リンクのような対応策を示しています。学校の管理職は皆、この方針を熟読しています。

体罰根絶に向けた総合的な対策について

全部読むのも大変なので、チーム保護者の皆さんにぜひ読んでいただきたい記事をリンクしておきます。

体罰防止に関する特別講演会の記録(講演者 瀬古利彦氏、小出義雄氏、セルジオ越後氏、山口香氏)

チームに関わる大人全員で学び合い、みんなで協力してこれからも子供たちを輝かせていきましょう。大人の努力に対して、子供たちが『感動』という心の宝物をプレゼントしてくれます。それを楽しみに頑張りましょう。

時代は確実に変わっています。東京オリンピックに向けて動き出した日本です。スポーツ指導(メンタルトレーニング)も科学的・心理学的に効果のある指導を開発していけたら素晴らしい。小学生スポーツの指導が世界一レベルになっていくように、今から取り組んでいかないと間に合わない。辰巳ジャンプは世界の人たちの模範となれるようなチームを目指していきたいですね。
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みんなでテレビをみよう! バレーボールアニメ TBS「ハイキュー」スタート

4月6日(日)午後5時からTBS系列テレビでバレーボールアニメ「ハイキュー」の放映が始まります。バレーボールの連続番組が放映されるのは、実写版「アタックNO1」以来なのではないでしょうか。しかも今回は男子バレーボールが主人公です。これだけでも画期的な番組だと私は思っています。


「ハイキュー番組サイト」

日曜日の午後5時ですから、練習試合に出かけると見逃してしまいます。連続録画設定をして、見逃すことのないようにしましょう。
見終わったらすぐに新しい部員をさそいましょう。
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