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さすが小出監督、豊田自動織機、初の日本一

2008年12月15日 08時17分00秒 | 時事放談: 国内編
さすが小出義雄監督。すばらしい勝利です。

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小出マジック健在!豊田自動織機が逆転初優勝(スポーツニッポン) - goo ニュース

2008年12月15日(月)06:01

 創部9年目の豊田自動織機が逆転で初の女王に輝いた。スポニチ後援の全日本実業団対抗女子駅伝2008は14日、岐阜・長良川陸上競技場を発着点とする42・195キロで行われ、4区まで1分4秒差の2位につけていた豊田自動織機は5区で脇田茜(21)が9秒差に迫り、アンカーの新人、永田あや(18)が1・4キロ付近で首位に立ち、そのまま逃げ切った。2連覇を目指した三井住友海上は3区の渋井陽子(29)の快走で一時は独走態勢に入ったが、終盤に失速して2位に終わった。ホクレンが3位に入った。

 奇跡のドラマを演出したのは21歳の脇田と18歳の永田だった。5区の脇田にタスキが渡った時点で、首位の三井住友海上とは1分4秒もの大差がついていた。指導する佐倉ACの小出代表でさえ「20秒程度の差ならともかく、1分以上は…」と半ばあきらめ顔だったが、脇田は「チームのために少しでも差を詰めよう」とひたすら前を追い続けた。さすがに終盤は体力を消耗したものの、粘りに粘って9秒差まで追いすがると、アンカーの永田は「早く勝負をかけよう」といきなりスパートした。まだ18歳とはいえ、駅伝の強豪、宮崎の小林高で鳴らしたホープだけに、勝負勘は抜群。1・4キロで早々と先頭に立つと、後はスピードを緩めることなく歓喜のゴールへ飛び込んだ。

 「去年の悔しさをみんなで晴らしたいと思ってやってきました」。4区の宮崎主将はそう言って胸を張った。00年4月に発足したチームは、当初から佐倉ACの小出代表に指導を委託してきた。高橋尚子を育てた名伯楽を慕って脇田や1区の新谷ら、超高校級の選手が続々と集まってきたが、思うように結果は出なかった。06年にようやく本大会出場を果たしたが、昨年は故障者が続出して東日本の予選で敗退した。いったい何がいけないのか。悩んだ末に小出代表は「世界を目指す練習より駅伝を目指す練習」に方針を転換した。まだ体ができていない20歳前後の選手に世界レベルの練習を課したことが故障の原因と判断した小出代表は「質は保ちながら量を減らす」練習内容に変え、スピード強化にも乗り出した。さらに昨年の東日本で落選した翌日に「来年は優勝を狙えるぞ」と暗示をかけ、選手をその気にさせた。

 優勝の原動力となった脇田は1月の大阪国際、新谷は3月の名古屋国際で、それぞれフルマラソンに挑戦する。「底上げした結果が出た。みんなで勝ち取った成績だね」。ポスト高橋尚子を目指す選手たちに胴上げされた名伯楽は、まさに破顔一笑だった。

小出軍団の豊田自動織機、初の日本一/駅伝(サンケイスポーツ) - goo ニュース

2008年12月15日(月)08:00

 全日本実業団対抗女子駅伝(14日、岐阜長良川競技場発着=6区間、42.195キロ)“小出マジック”再び!! 2年ぶり2度目の出場の豊田自動織機が、最終6区で7度目の優勝を目指した三井住友海上を逆転し、2時間14分17秒で初優勝した。シドニー五輪金メダリストの高橋尚子らを育てた佐倉AC・小出義雄代表(69)が指導する、平均年齢20歳そこそこの若アユランナーたちが、名伯楽の教えで頂点に立った。

 後ろをふり向く必要もない。高卒ルーキーのアンカー・永田あや(18)が力強く右手を天に突き上げて、ゴールテープを切った。2年ぶりの美濃路を、2位の三井住友海上に36秒差をつける2時間14分17秒での初制覇だ。

 駅伝の強豪、宮崎・小林高出身の永田は、最終6区で堂々の区間1位。「早いうちに勝負をつけようと思った」。9秒差の3位でたすきを受るとすぐ、ホクレンの木富をかわし、1.5キロ付近では先頭の三井住友海上・大崎を抜き去る逆転勝ちだ。

 豊田自動織機は2001年の創部時から、指導を小出代表に全面委託する。選手は佐倉市の寮に住み、陸上競技だけに専念できる環境。この日の6人の平均年齢は20.3歳。フルマラソン経験があるものは、1人もいない。磨かれない原石を、00年シドニー五輪金メダリストの高橋尚子や五輪マラソン連続メダリストの有森裕子らを育てた名伯楽が、ていねいに磨き続けた。

 昨年11月の東日本実業団駅伝で13位に沈み、全日本出場権を失った。その翌日、小出代表は「1年あれば全日本で優勝できるよ」と選手たちに暗示をかけた。「最初はその言葉が信じられなかった」というのは、この日最長5区を走った脇田茜(20)。大会前の中国合宿では「いきなり世界を狙うような練習をしても壊れてしまう」と小出代表がメニューを工夫するなど、負荷をかける部分との緩急をつけた指導で、チーム力は底上げされ、故障者も出さなかった。

 「駅伝はやってみないとわからない。今回のレースで、教えてもらうことがいっぱいあった」と小出代表。脇田は1月の大阪国際女子マラソンに初挑戦。「世界に通用するランナーが育ってくれれば、うれしいね」。若いアスリートたちの躍動に、サングラスの奥の目に優しさがこもった。

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尊敬する小出監督のこの成果、心底脱帽です。そして、この冷静かつ卓越した指導力。教える仕事にある以上、ゴウ先生も学ばねばなりません。

第二、第三の高橋尚子選手が生まれる日も近そう。期待しています。

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