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千代田区の罰金つき禁煙条例は、大成功

2007年04月06日 10時01分39秒 | 離煙ニュース: 国内編
公共の場所での完全禁煙を求めているゴウ先生、過料を課した千代田区の路上禁煙条例には強い関心を持っていました。

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千代田区、路上禁煙条例 効果あり  過料徴収 4年で6768万円 (東京新聞 2007年4月6日)

 全国で初めて罰則付きの路上禁煙条例を設けた千代田区は、条例施行後、違反者から徴収した過料が四年間で三万三千八百四十一件、計約六千七百六十八万円に上ったと発表した。区は二〇〇九年度中にも皇居を除く区内全域を、条例に基づく路上禁煙地区にしたい考えだ。

 区内では現在、地下鉄大手町駅周辺など十カ所を路上禁煙地区にしており、皇居を除く区内面積の六割以上を占める。

 区の定点観測によると、秋葉原地区四カ所の街路樹の下に捨てられていたたばこの吸い殻は、条例施行直前には計九百九十五本あったが、最近では十本未満になったといい、条例の浸透ぶりがうかがえる。今年二月からは、指定地区の住民ら約百六十人による「喫煙マナー啓発員」が注意喚起に努めている。

 区の「生活環境条例」は〇二年十月に施行。路上禁煙地区内で喫煙したり吸い殻をポイ捨てしたりした違反者に対する過料は、条例では二万円以下だが、当面は二千円としている。徴収した過料は一般会計に雑収入として計上している。

 担当者は「住民や事業者と話し合って理解を求めながら、禁煙地区を増やしていきたい」としている。

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年間8000人以上。1日当たり20人以上。よくもこれだけの数、取り締まったものだと頭が下がります。その成果も素晴らしいもの。大成功といってよいでしょう。取締りに際しては相当嫌みを言われたでしょうに、めげずにやりきった千代田区は「偉い!」のひと言です。

過料を課さない新宿区では路上禁煙など有名無実。歩きタバコの横行に歯止めが利きません。歩きタバコが受動喫煙被害を撒き散らすだけではなく、吸殻のポイ捨てによる街の美化を阻害している事実もあります。罰金を課すだけの意味は十分にあるのです。

千代田区の努力が他の地方自治体に好影響を与えることを祈ります。

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