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野球場ですら全面禁煙化できない喫煙天国・日本は、世界の笑われ者になる

2016年09月11日 06時52分36秒 | 離煙ニュース: 国内編

 喫煙者に甘い新聞と思っていた産経が、屋内全面禁煙の論説を書いてきました。

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【東京五輪異聞】「屋内全面禁煙」はもはや世界基準!? プロ野球のスタジアムが禁煙に踏み切れない事情とは…
産経新聞 2016.9.10 11:00

 2020年東京五輪・パラリンピックに向けたさまざまな取り組みが進む中、厚生労働省が「たばこ白書」をまとめた。これまで日本のたばこ対策は世界最低レベルといわれてきたが、報告書は「屋内の100%禁煙化を目指すべき」を提言している。なぜ、屋内全面禁煙にこだわるのかといえば、夏季五輪の開催都市でレストランや公共施設での屋内禁煙は“世界基準”になっているからだ。世界有数の喫煙大国・日本の取り組みに世界が注視しているが、TOKYOの屋内全面禁煙化への道のりは簡単ではない。

スタジアム内の「名ばかり分煙」

 「日本の常識は世界の非常識」-。これまで日本のたばこ対策はどっちつかずで、世界では類をみないほどの喫煙大国といわれてきた。建物内であっても喫煙可能な飲食店や公共施設は多く、「分煙でよし」として全面禁煙にまでたどり着かなかった。

 例えば、国立国会図書館(東京都千代田区)の館内は全面禁煙としているが、本館と新館の連絡通路沿いにガラス張りの喫煙室がある。「海外の公共図書館であれば、屋外の目立たない場所に喫煙スペースを設置することを真っ先に考えるであろう。『開かれた図書館』とは、スモーカーの利用者に気を配ることではないはず」とある利用者は苦言を呈する。

 プロ野球の各球場も愛煙家の野球ファンに対して柔軟かつ寛大に対処してきた歴史がある。東京ドームでは客席やコンコースとも禁煙だが、一塁側と三塁側のコンコースに喫煙室が設けられ、両チームの攻防がチェンジするたびにスモーカーが一斉になだれ込み、紫煙をくゆらす光景が日常化している。ナゴヤドームでも内外野にガラス張りの喫煙室が設けられ、愛煙家のたまり場になっている。

 時代の流れとして、受動喫煙防止の強化はスポーツ、文化芸術の各施設にまで及んでいる。ソフトバンクの本拠地・ヤフオクドームでは喫煙スペースの一部を撤廃し、禁煙に向けた動きを少しずつ進めている。昨今、野球やサッカーなどのスタジアムにたばこ広告は見かけなくなったが、試合時間が他の競技よりも軒並み長いため、喫煙家を排除することになる「全面禁煙」に踏み切れない事情があるようだ。

野球は東京五輪の〝看板競技〟のはず…

 一方、野球・ソフトボールは東京五輪の“目玉”であり、歴史的にも日本人が野球に深く関わってきたことを世界にアピールする好機となる。東京五輪期間中はプロ野球のペナントレースは中断することが決まっているが、球場内の屋内喫煙が見過ごされている現実を知れば、海外メディアの嘲笑のネタにされるだろう。

 さらに言えば、東京五輪前年の2019年に完成予定の新国立競技場がたばこ対策にどんなメスを入れるかは、日本の「民度」と「見識」を世界に示す指標となるだろう。4年に一度のスポーツの祭典に紫煙ほど相応しくないものはない。これまで世界に後れを取ってきた日本のたばこ対策だが、東京五輪を迎えるにあたって、そろそろ180度舵を切り、厳しい施策を打ち出すべきではないか。

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まったくもって、大賛成。

世界の笑われ者にならないために、飲食店を始め、屋内の全面禁煙化は絶対です。東京都の場合は、小池都知事の英断を期待します。


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