自民党の受動喫煙防止議員連盟会長の山東昭子元参院副議長は25日、首相官邸で菅義偉官房長官と会い、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けた受動喫煙防止対策として、たばこ税の増税により、たばこ1箱の価格を1000円以上に引き上げるよう申し入れた。菅氏は増税の是非には言及しなかったが、「五輪もあり、いいタイミングだ」と応じ、受動喫煙防止のための法整備を急ぐ考えを示した。

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タバコ権益に群がる自民党議員が多い中、はたして1箱1000円以上という先進国レベルのタバコ価格にできるのかどうか。個人的には疑わしいと考えています。

ですが、タバコ税の大幅増税は、自民党が国民の健康を真剣に考えているかどうかがわかる試金石でもあります。自民党ならびに野党の対応に注目したいところです。