日本人初の9秒台には、アシックスの技術陣の努力があったのです。日本人として誇らしい限りです。
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09月12日 14:35
売り切れも最速？ 陸上男子１００メートルの日本新記録をマークした桐生祥秀選手（東洋大４年）にスパイクシューズを提供するアシックスが、試合で使ったものと同じモデルを１１日正午に９足限定で売り出した。価格は記録の９秒９８にちなみ、９万９８００円（税抜き）。高額だが、１２日未明までの半日あまりですぐに完売となった。
スパイクのサイズは２５・５センチ相当で、重さは片足で約１２０グラム。無限の可能性を示したというホワイトに、頂点を極めるとの思いを込めてデザインにゴールドがあしらわれている。「足裏全体で接地したい」という桐生選手の要望に応え、靴底の反りをやや抑えた構造にするなどの特徴がある。
シューズにはシリアルナンバーが入り、桐生選手のサインやケース付き。桐生選手の意向により、売り上げの一部をアシックスが東日本大震災の被災地に寄付するという。アシックスは約４年前に桐生選手の足形を計測し、その後、シューズを提供してきた。（伊沢友之）
09月12日 14:29
アシックスは１１日、陸上の男子１００メートルで桐生祥秀選手が日本人初の９秒台を出したことを受け、直筆サイン入りの記念スパイクを公式サイトで発売した。
桐生選手が記録達成時に着用したのと同じモデル。９秒９８の記録にちなみ、９足限定で税抜き９万９８００円。
桐生選手は高校生の時からアシックスのスパイクを愛用しており、今回のスパイクは４月に製作した。サイズは２５・５センチ相当。「足裏全体で接地したい」という要望を受け、靴底の土踏まず部分の反りを抑えた。甲の部分は東レと共同開発した軽量で弾力性の高い繊維素材を使用。無限の可能性を表す白に頂点を極めるという思いを込めた金色をあしらった。
１１日午前１１時に発売され、夕方までに８足が売れた。アシックスは「桐生選手の足型や走法に合わせて作ったので、あくまで観賞用。練習やレースでは使用しないでほしい」と呼びかけている。
９秒台支えた「桐生スペシャル」 シューズ提供のアシックス、技術と情熱を結集
09月11日 22:19
陸上男子の桐生祥秀選手が１００メートルで日本人初の９秒台をマークした快挙に、スパイクシューズを提供してきたアシックスは週明けの１１日、社内が歓喜に沸いた。同社は２年前から“桐生スペシャル”を開発し、今年４月に完成。技術と情熱を注ぎ込んだ一足が日本の陸上史を塗り替えた。
同社は桐生選手が洛南高校（京都市）２年生の時からシューズを提供してきたが、当初は市販品を改良するにとどまっていた。
しかし、２７年秋から専用シューズの開発に着手。高速ピッチを強みとする桐生選手は、短い時間に地面をしっかり捉えられるよう「足裏全体で接地できるスパイクを」と求めた。
要望を受けたグローバルフットウエア生産統括部アスリート・カスタムチームの田崎公也さんは「持てる技術を全て注いだ」。
短距離用のシューズは通常、スパイクピンを備える前部を重視し、土踏まずから後部にかけては簡素な作りだが、桐生選手のシューズは剛性の高い特殊合成樹脂を後部まで採用。甲の部分には東レと共同開発した弾力の強いメッシュを立体裁断し、フィット性を高めて足のブレを減らした。
夢の９秒台実現に、田崎さんは「感慨深い。今も興奮が冷めない」と話す。
同社は１１日、桐生選手が使用するシューズと全く同じ大きさ・仕様のモデルを、９秒９８にちなんで９足限定で、９万９８００円（税抜き）で発売した。また２０２０年東京五輪に向け、日本人選手のさらなる記録向上に貢献する構えだ。（栗井裕美子）
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176㎝で、足のサイズは25.5cｍ。桐生選手、意外と足が小さいのですが、それが強さの秘密なのかもしれません。足首の固さが、高速スプリンターの条件といいますから。
もちろん、アシックスの技術陣の2年間の努力には頭が下がります。長年のアシックス・ユーザーとしてはうれしい限りです。
それにしても、使えないのに税込みで10万円以上のスパイクを買ったお金持ちの9人は、どんな人なんでしょう。
