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長野県立白馬高校、生徒数が減っても、残す価値はある

2014年04月22日 06時32分27秒 | 時事放談: 国内編

規則はわかりますが、これだけユニークな高校、例外として残してもよいのではないでしょうか。

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スキー強豪・白馬高校がピンチ 暁斗や愛子ら輩出
朝日新聞 2014年4月20日15時46分

 冬季五輪選手を数多く輩出してきた長野県立白馬高校(北村桂一校長)の存続に黄信号が灯(とも)っている。定員割れが続き、分校化などの対象になる県教育委員会の基準にあてはまることが確実になったためだ。県教委は存続を求める地元の意向にも配慮しつつ来年度以降の同校のあり方を検討する。

 1951(昭和26)年創立の同校は、近くにスキー場が多数あり、スキー強豪校として知られる。銀メダルを獲得したノルディック複合の渡部暁斗選手や女子モーグルの上村愛子選手ら、ソチ五輪には卒業生と在校生が計5人出場した。

 しかし近年は少子化や地域外に出る進学者の増加などから、生徒が減少。今春の入学者は定員80人を大きく割る50人3学年で計147人となり、前年度から4人減となった。

 県教委は「2年連続で全校生徒数が120人以下」「2年連続で全校生徒数が160人以下で、かつ卒業者の半数以上が当該高校に入学している中学がない」という二つのケースについて、①分校化②他校との統合③募集停止――のいずれかにするという再編基準を定めている。

 5月1日現在の生徒数が確定値となるが、白馬高が後者のケースに該当するのは確実で、県教委として来年度以降の同校のあり方を検討することになる。

 地元関係者らでつくる「白馬高校を育てる懇話会」(会長=太田紘熙白馬村長)は先月末、存続に向けた要望書を県教委に提出。現行の普通科2学級を「普通科1学級、観光学科1学級」とし、寮を整備して生徒を全国から集める――と提案した。太田村長は「白馬高の卒業生たちは、観光が基幹産業の地域経済の中核を担っている。村を挙げて存続に向けて努力していく」と思いを語る。

 渡部選手は「白馬高に通い、トレーニングをしてトリノ五輪に出場した。練習環境は日本でも最高で、村の人の支えもあった。なくなると日本のスキーの未来に大きな損失。ぜひ、残してほしい」と話す。

 県教委によると、今の再編基準の対象になった高校はこれまで2校あり、いずれも他校の分校になった。

 ただ、県教委の伊藤学司教育長は「基準を機械的に当てはめるのでなく、地理的条件や通学の足など子どもたちの学びの場を守ることも考える必要がある」と話している。(佐藤孝之、山田雄介)

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コストの問題などが底にあるのでしょうが、これだけ実績のある有名高校はそうそう他にはありません。長野県には縁もゆかりもない人間ですが、その高校の名前が消えてしまうのはとても残念なことに思います。

特色ある生徒たちを助けるためにも、存続を願います。


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