張栩(ちょうう)名人(39)への挑戦権を争う第44期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は7日、大阪と東京で第3ラウンドの計2局が打たれた。大阪では、張名人へのリベンジを期すリーグ順位1位の井山裕太五冠(29)同2位の芝野虎丸七段(19)と激突。優勝候補同士の戦いにふさわしい難解な攻防戦になり、最後は白番の芝野七段が、ヨセ合いを制して1目半勝ちをおさめた。芝野七段は2勝1敗井山五冠は手痛い連敗を喫し、1勝2敗となった。

 一方、東京・市ケ谷で打たれた山下敬吾九段(40)対羽根直樹九段(42)の一戦は、羽根九段が黒番半目勝ちして今期リーグ初白星を挙げた。

 これで羽根九段、山下九段ともに1勝1敗に。リーグ出場9人中、無敗は河野臨九段(38)一人となり、挑戦権争いは早くも混戦模様となっている。

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芝野七段、強いです。井山五冠に、しっかりと勝てるのですから。井山ファンとしては、ここが辛抱どころと声をかけるしかありません。

それにしても、どうして名人戦リーグの序列も段位も低い芝野七段が上座に座っているのでしょう?