タバコの自販機自体、必要なのか？

日本でも導入が計画されているタバコ自販機の未成年者使用を制限する専用カード。それに似た方式のクレジットカードが、ドイツで年少者の喫煙を防止するのに役立っているというニュースが入ってきました。

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少年の喫煙防止にクレジットカード＝自販機利用対策・ドイツ
2006年 5月12日 (金) 01:52

【ベルリン１１日】少年少女の喫煙を防止するため、ドイツ政府は特別な認証を施したクレジットカードを使わなければたばこの自販機を利用できない仕組みを来年初めから導入する。

保健省高官によれば、このクレジットカードは「少年少女保護」の認証チップを埋め込んだもので、このカードを使わないと街頭の自販機ではたばこを買えなくなる。１６歳に達していない少年少女にはこのカードの保持は認められないため、少年少女の喫煙防止対策で頭痛の種だった自販機問題が解消することになる。

ドイツでは２００３年４月に少年少女の喫煙防止をうたった「保護法」が施行されたが、自販機をどう規制するかは明確にされていなかった。

ただ、この法律の効果は出ており、０１年には１２歳から１７歳までの少年少女のうち、喫煙者の割合は２８％もあったのが、０５年には２０％に低下した。〔ＡＦＰ＝時事〕

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ドイツのことはさておき、ゴウ先生、基本的には周囲に迷惑をかけずに良識と責任をもってタバコを吸う限りは、喫煙は個人の権利であると考える立場にいます。

問題は、公共の場（路上なども含めて）で他人の迷惑も顧みず平気でタバコを吸う人たちの存在なのです。タバコの臭いや煙が嫌いな人のことも考えて、そういう場での喫煙を控えてくれるようになれば、何も文句はいいません。ご自宅でゆっくりお楽しみくださいと申し上げるだけです。

このようにタバコを吸うこと自体には異論を唱えない原則に立っていますので、タバコの自販機の存在そのものにはそれほど目くじらを立てていません。買いたい人が買って、自宅で吸ってくれればそれでいいと思っています。

しかし、いわれてみればその通り。良識も責任の意識もまだ十分にない年少の子供たちが自販機があるがゆえに、タバコを買いやすくなっているのも事実でしょう。かつて高校時代にタバコを吸っていた自分のことを思い出します。

自販機は、必要なのでしょうか？

タバコを吸いたい人がいるから自販機を設置しているとＪＴは言うのでしょう。自販機があるからタバコを吸いたくなると反対派の人は言うのでしょう。やめてしまうと自販機などどうでもよい存在のものですが・・・。

マイルドセブンも30円値上がりするというし、スモーカーの皆さん、どうですこの際タバコをやめたら。自販機の存在なんかどうでもよくなりますから。