夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

中国は、最悪のプラスチックごみ投棄国

2015年02月15日 06時51分23秒 | 時事放談: 中国編

昨日の裏ブログ「映画と本と音楽にあふれた英語塾」の「気になる英語表現(15-6):プラスチックが世界の海を埋め尽くす?」でも紹介しましたが、中国人が海に捨てるプラスチック廃棄物の量は、とんでもない量です。

**********

中国が28%占め最多…健康影響懸念のプラごみ(読売新聞) - goo ニュース

2015年2月13日(金)14:11

 【サンノゼ(米カリフォルニア州)=中島達雄】世界の海に流出したプラスチックごみは2010年の1年間で480万~1270万トンにのぼるとの推計結果を、米ジョージア大などの研究者らが12日、サンノゼで開会中の米国科学振興協会(AAAS)年次総会で発表した。

 プラスチックごみは環境汚染の原因になるだけでなく、細かく砕かれ魚などの体内に蓄積されることがある。研究者らは「魚を食べた人間の健康に影響が出る可能性もある」と警告。プラスチックの使用量削減や、プラスチックごみの適切な管理の必要性を訴えた。

 研究者らは、世界192か国について、ごみの中に含まれるプラスチックの総量、ごみの処理体制、沿岸部の人口などのデータを分析。2010年に海に流出したプラスチックごみの量を計算した。

 その結果、世界のごみ計25億トンのうち、プラスチックは2億7500万トンで、このうち1・7~4・6%にあたる480万~1270万トンが海に流出したとみられるという。

 国別では中国が最も多く、132万~353万トンが流出し、世界合計の約28%を占めた。2位はインドネシア(世界合計の約10%)、3位はフィリピン(同6%)で、米国は20位(同0・9%)、日本は30位(同0・4%)だった。

 流出防止策を講じなければ、海に流出するプラスチックごみは、2025年に現在の2倍以上の年間1050万~2800万トンに増えるという。


海を汚しているのはどの国? 中国とインドネシアが2大投棄国か
By ROBERT LEE HOTZ
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2015 年 2 月 13 日 10:25 JST

 【サンノゼ(米カリフォルニア州)】プラスチック類を最も多く海に放棄している国は中国とインドネシアである公算が大きい。プラスチックのボトル、袋、その他製品の海への廃棄量は両国合わせて全体の3分の1以上になる。環境科学者のチームが12日に発表した調査報告で明らかになった。

 海洋生物学者や海洋環境保護活動家らは、海に投棄されたプラスチックが海辺を汚染し、北極から南太平洋に至る海流を妨げていると警告している。しかし、その具体的な量や発生源は、消費者の傾向や汚染管理の方法が世界中で非常にばらつきがあることから、今までつかみきれていなかった。

 米ジョージア大学の環境エンジニア、ジェナ・ジャムベック博士を中心とする米、オーストラリアの研究者チームの調査によると、世界中の沿岸人口をカバーする消費者データとごみ管理情報に基づいて、192各国それぞれのごみの海洋投棄のシェアを算出した。

 それによると、米国は不適切なプラスチック廃棄物の1%弱の責任があり、世界ランクで20位だった。

 研究者たちは12日、調査結果を科学誌サイエンスに掲載するとともに、サンノゼで開かれている米国科学推進協会(AAAS)年次会合で発表した。

 ジャムベック博士らによると、沿岸から50キロメートル圏に住む人たちは2010年に合わせて2億7500万トンのプラスチックごみを廃棄し、このうち数は小さいが相当な量である480万―1270万トンのボトル、袋、ストロー、その他が海に捨てられた。このままでいくと、25年には海のごみは倍になり、その量は「沿岸1フィート当たりでプラスチックが詰まった袋10個」分に相当する可能性があるという。

 中国の沿岸部に住む人たちは10年に、世界全体の約27.7%に当たる882万トンのプラスチックごみを不適切に捨て、このうち132万―353万トンが海に捨てられたという。中国の環境保護省はコメントを控えた。同国の国家海洋局からのコメントも得られていない。

 北京の環境保護活動家Ma Jun氏は、中国政府はここ数年、都市部でのごみ収集を大幅に拡大していると述べた。また大型スーパーマーケットはポリ袋の利用を減らしたり、生物分解が可能な袋の利用を始めたりしている。しかし、Ma氏は、都市の急激な拡大にはこうした努力も追い付いていないと話している。同氏は、政府は「家庭のごみの処理で大きな努力をしているが、急速な都市化の中でごみ処理能力はまだ不十分だ」と語った。同氏は公衆環境研究センターのメンバー。

 世界第4位の人口の国インドネシアでは、沿岸部の人たちは10年に322万トンのごみを不適切に廃棄、これは全世界の約10%に当たる。このごみのうち48万―129万トンが海のごみとなったと見られる。

 同国政府当局者は、08年のごみ管理法の詳細を詰めていると述べた。同国環境省の企画・国際協力局のトップ、アデ・パルグナ・ルテカ氏は、国内のごみに関しては「世論は盛り上がっている」とし、「インドネシアはこのことに気を配らなければならない」と述べた。別の当局者は「人口増がごみ増加を意味するとしても、ごみ管理は改善されている」と話した。

**********

民度の低い中国人に何をいってもプラスチック廃棄物の投棄をやめることはありません。

ゆえに、希望するのは、海に捨てても生態系に影響を与えずに分解する安価なプラスチックを科学者が開発してくれることです。もしこれができたら、ノーベル化学賞ものですし、それを売り出したメーカーはとてつもない大もうけができることでしょう。

CO2排出量、PM2.5、拡張する軍備と同じく、周辺諸国へ迷惑をかけ続ける中国人、どうにかならんものでしょうか。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中村吉右衛門丈、読売演劇大... | トップ | 高倉健さんの84回目の誕生日... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事放談: 中国編」カテゴリの最新記事