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孔子学院、日本の大学も米大学を見習って手を切るべき

2014年10月05日 04時04分32秒 | 時事放談: 中国編

中国政府のプロパガンダ機関である孔子学院は、もともと胡散臭い組織でした。今回のアメリカの名門大学の動きで世界的な批判が高まっていくことでしょう。とてもよいことです。

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孔子学院、米でまた閉鎖へ ペンシルベニア州立大(産経新聞) - goo ニュース

2014年10月3日(金)17:36

 【ニューヨーク=黒沢潤】米ペンシルベニア州立大は2日までに、学内にある中国政府系の文化機関「孔子学院」との契約を年末で打ち切ると発表し た。授業内容などに中国政府の意向が強く反映していることを懸念しての措置とみられる。孔子学院をめぐってはシカゴ大も先月、契約更新交渉を打ち切ると発 表したばかりだった。

 同州立大は過去約5年間、孔子学院との関係を維持してきた。今回、中国側との間で「いくつかの目標をめぐって一致で きなかった」ことが契約打ち切りの理由という。チベットの独立問題や民主化運動を弾圧した1989年の天安門事件、気功集団「法輪功」などの教え方につい て意見の相違があったとみられる。

 孔子学院をめぐっては今年6月、米国大学教授協会が各大学に対し、設置の是非を改めて検討するよう要求していた。

米で孔子学院閉鎖相次ぐ 「プロパガンダ機関」と批判強まる
大紀元 14/10/04 12:19

【大紀元日本10月4日】海外の大学構内の中国政府系教育機関「孔子学院」の閉鎖が相次いでいる。今週、米シカゴ大学に続いて、米ペンシルベニア州立大は1日、中国側との契約を、年内をもって打ち切ると発表した。

 「孔子学院」は中国政府が海外の大学などの教育機関と提携する、中国語や中国(共産党)文化の教育・宣伝を行う公的機関であり、孔子の名を名乗っているが儒学教育機関ではない。

 米ペンシルベニア州立大には5年前から設置。今回の契約打ち切りの理由について、「中国側との間で、いくつかの目標が一致できなかった」としている。

 9月25日、シカゴ大学は中国側との契約を更新しないと表明したばかり。

 中国政府は2004年から世界各地に孔子学院を広げ、2013年末まで120の国で440校及び646のクラスを設立し、もっとも多い米国には97校もある(共産党機関紙・人民日報電子版4月17日付報道)。

 授業内容などは中国政府の意向を強く反映し、チベットやウィグル、法輪功(弾圧中の伝統気功)、天安門事件など政治的敏感な問題の教学において、大学側と意見の対立が多いとみられ、「中国共産党のプロパガンダ機関ではないか」と北米を中心に批判が強まっている。

 米国大学教授協会は6月中旬、北米地区の100近くの提携大学に声明文を送り、設置の是非を再検討するよう求めた。

 日本では2013年末時点で13校立命館大学、桜美林大学、北陸大学、愛知大学、札幌大学、早稲田大学、大阪産業大学、岡山商科大学などに設置されている。

(翻訳編集・叶子)


日本にもある中国政府肝いりの「孔子学院」 北米で次々閉鎖、「スパイ機関」の疑い濃厚
J-CASTニュース 2014/10/ 3 19:44

   中国政府が、中国語や文化教育を広めるため世界各地で設置している「孔子学院」。日本でも、立命館大学や桜美林大学など数校の大学キャンパス内に開設されている。

   最近になって米国では、孔子学院の閉鎖が相次いでいる。かねてから根強かった、中国当局の「スパイ機関」という疑念が強まっているようだ。

大学名はついているが中国政府が資金提供、講師派遣

   孔子学院は2004年に韓国で初めて開校。日本では2005年設立の「立命館孔子学院」が最初だ。日中の大学が提携する形で、日本の大学内で運営されている。例えば立命館大は北京大と桜美林大は同済大(上海)と、関西外語大は北京語言大とそれぞれ提携し、中国語や中国文化の教育が行われている。早稲田大学のように、研究事業を主目的とする孔子学院を開いた例もある。

   2013年度時点で、世界120か国・地域で440校の孔子学院が運営されているが、ここに来て米国で閉鎖決定が相次いだ。口火を切ったのはシカゴ大学だ。2014年10月2日付の米ウォールストリートジャーナル日本語電子版によると、同大は9月29日、孔子学院との5年契約を更新しなかった。米国大学教授協会(AAUP)が6月、全米の大学に対して孔子学院の契約の継続を検討するよう申し入れていた。中国政府の意向を強く反映している運営体制が、大学における学問の自由を脅かすというのだ。

   10月に入ると、今度はペンシルベニア州立大学も年内の提携打ち切りを明らかにした。ロイター通信によると同大学は、中国政府の中国語教育管轄部門であり孔子学院の母体である「漢弁」との方針の違いであると説明したそうだ。両大学とも契約を更新しない具体的な理由は明らかにしていないが、孔子学院が中国政府と密接につながり、語学や文化といった「ソフトパワー」による宣伝活動を進めていることに、教員たちが不満を持っていたという。

   中国事情に詳しいジャーナリストの福島香織氏が、9月30日放送の「荒川強啓デイ・キャッチ!」(TBSラジオ)で孔子学院について詳しく解説した。米国では「スパイ機関」との批判は以前から出ていたようだ。

   「立命館孔子学院」のように大学名が押し出されているが、大学側は施設を貸しているにとどまるという。実態は中国政府が資金を提供して全面的に支援し、独自の教材を使って中国から派遣された講師が教育する。そのため米国では「大学の中立性を損なう」との非難が起きた。大学の「仮面」をかぶっているが、中国の宣伝活動をしているに過ぎないという見方だ。

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影響力の強いシカゴ大学とペンシルバニア州立大学が反旗を翻しましたから、この流れは全米に広がるはずです。

日本にも広がりを見せて欲しいのですが、13校の顔ぶれを見ると、いかにもという感じの左翼系の大学なので、このまま中国共産党のお先棒を担ぎ続けるのかもしれません。

しかし、中国政府の横暴なやり方には断固として「No!」と叫ばねばなりません。日本の大学が中国共産党に影響を受けて学問の自由が損なわれるようなことがないことを祈ります。


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