タツノヒノエ

神仏への道-神社仏閣巡りから、古代の神々との出会い

弁天様と、やきもちは迷信・・・

2022-05-07 18:01:48 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

千葉県の、成田山新勝寺 (真言宗智山派 神社と思っている人多いけど寺院) や、

広島県の、宮島 (厳島神社 大願寺 大聖院) ・・・

「弁天さん」(弁財天 弁才天) は、

「女性の神様なので、カップルで行くとヤキモチを焼いて別れさせる」・・・と言う

「俗信」があるが、

はっきり「迷信」である。

昔は、有名な神社・仏閣には、門前町とは別に、

花街・・・「遊郭 (男が遊ぶところ) 」があり、

「遊びたい男が、女房への言い訳として、考え出した話」が、「尾ひれ はひれ」と拡大し、

「女性の神様なので、カップルで行くとヤキモチを焼いて別れさせる」と言う、

「ど迷信」に膨れ上がったのが真相。

一人で遊郭に行きたい男が、女房に、「成田山 (とか、宮島さん) に行ってくる」

と言うと、女房が「私も行く」と言う。一緒についてこられたら、色町で遊べない男が考え出した言い訳が、「成田山 (宮島さん) には、女の神さんがいる。だから夫婦で行くとヤキモチを焼いて、別れさせる」と、ウソで女房を騙しまんまと色町で遊んで来た話が 膨れ上がり、今日に至ったというのである。

何度も記述しているように、真言宗や天台宗の、仏さんは、日本古代の神々と神仏習合しておられる。

成田山にしろ、宮島さんにしろ、調べると、

習合しておられる「女神さん (日本の神) 」は、ヤキモチ焼くどころか、

「縁結びの神」「夫婦和合の神」、

「美の女神」としての側面がひじょうに強い。

・・・・・ 


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