木漏れ日の中で/自転車と共に♪ 

MTB / 土の匂いと風を切る爽快感、四季折々が楽しい。
ロード / 一般道は鬱陶しいが車の来ない里道は魅力的。

ドナウ川サイクリング・ パッサウからオーバーミュール(Passau~Obermühl)(9-2)

2014年10月10日 | 海外サイクリング

全行程はパッサウからウィーンの(330km)ですが少しコースカットがあります。
大まかな拠点はこんな感じ。


配布された地図です。


中身は詳細です。


引率はベテランのヨーロッパツアー会社のH社長で、すでにドナウ川サイクリング2度目なので安心。
日本人は総勢18名(女性11名)。

ノルマンディ船のサイクリストは定員の100名。
他にも同じサイクリングクルーズ船が数隻あります。

他国の方達も先輩年齢でまるで自分たちがひよこに見えるんです!

このツアーはじっくり時間をかけて名所を走るサイクルーズ(サイクル&クルーズ)で走り屋の方は多少物足りませんが、熟年サイクリストにはドナウ川を初めヨーロッパには数多くの満喫できるサイクリング道があります。日本では考えられないほどサイクリング道が充実しています。

そんなんで私の憧れだったドナウ川サイクリングをやっと実現できました。

初日はパッサウからオーバーミュールの55km。

 
7:00に朝食。

同時に昼食用にパンやハムチーズ、サラダを自前で段取りし、専用袋に詰めます。ペットボトルも1本付いてます。

朝食が終わりデッキに出るとドナウ川は濃霧で真っ白です。
 

8:00にレンタルバイクの方はサドルの調整等を行い、キャビンNOを付けて6日間使用します。



8:30スタート。リンダウ(Lindau)町のクルーズ船係留場からパッサウへ向かいます


このドナウ川に架かる橋は列車が走っています。


朝の6時(まだ暗い)頃はドナウ川もよく見えていましたが、夜明けになるにつれて霧が出てきます。
この季節は7時から10時頃までが霧で視界があまり見えません。


パッサウの中心部のルイトポルト橋


対岸の名所も濃霧で見えません。


ルイトポルト橋岸には別のクルーズ船が停泊しています。

朝が早くてひっそりしています。


まだ1kmも走ってないのですがパッサウの町を少しだけ散策する時間がありました。
市庁舎広場前

 

 

目の前に聖シュテファン大聖堂(St. Stephan's Cathedral)が見えます。世界最大のパイプオルガンがあるそうです。



広場。


時間が無いので集合場所へ戻ります。


石畳は走りにくいです。


出発   先ほどと同じ道を通ります。



中洲からマリーエン橋を渡ります。後ろが聖シュテファン大聖堂、霧で真っ白。



ここからが右岸のサイクリング道。

 

案内版も分かりやすい。




幻想的な風景に魅了されます。

部分的に高い霧があります。


小さい村にも必ず教会があります。

 
閘門が見えてきました。

ドナウ川には沢山の閘門があります。この閘門を反対岸に渡ります。




給水出来る場所もあります。


私の出で立ち。朝の気温は8度だったと思います。


 水位調整に25分ほど掛かって船は閘門を通過するんですね。


通過まで待つ訳には。


左岸はドイツとオーストリアの国境がありましたが、見落として分かりませんでした。



ヨーロッパの方は元気がいい服装をしていますね。



 右側通行も慣れてきました。


昼食場所はニーダーランナー(Niederranna)の村。


 


持参のハムサンドにお店のワイン購入でテラス席にて昼食。


近くにはリンゴの木があります。民家周りには結構見かけました。


ニーダーランナー村からアウ(Au)村の渡し船へ。

 渡し船が出たばかりです。


待っている時間も楽しくて苦になりません。




 2ユーロ。


下船が楽なように着岸方向に自転車を並べてくれます。



 向こうが船を待っていたアウです。

シュレゲン(Schlögen)に渡ります。乗船時間より乗り込み時間が長く掛かりました。

 



 スタート時と同じ右岸のシュレゲンを走ります。

 




ここで2度目の渡し船を待ちます。


オーバーミュール(Obermühl)への渡し場です。


 

やって来ました、軽自動車も利用できるんですね。


乗り込みます。


先ほどより大ぶりの渡し船。


ここは2.5ユーロ。


黄色いサイドバックはノルマンディ号のサイクリスト。はぐれても同行すれば大丈夫なんです。




 左奥が係留中のノルマンディ号船(パッサウからオーバーミュールまで移動)。




ギリギリの15時にノルマンディ号船に到着です。


スタッフが全員のBikeを積み込んでくれます。


 


さっそく自室のキャビンでシャワーを浴びて寛ぎます。


ノルマンディ船は予定通り15:30にリンツに向けて航行します。

窓からの眺めもこんな感じです。




 16時から自由にカフェ&ティが頂けます。


16時から17時頃が一番気温が高くてデッキの心地よさは最高です。
カフェはラウンジではなく、上のデッキで頂きました。


 

閘門に差し掛かりました。







水位調整に25分間のドラマが堪能できました。


まだまだ水位が下がります。


 

 

閘門が開きました。


やっと通過します。


こんなんが何度もあります。


 

航行中の18:00にはDinnerがありました。

 

 

リンツ(Linz)です。すっかり暗くなっています。


着岸後リンツ市内を自由見学です。21:40までに乗船し22:00にはマウトハウゼン( MAUTHAUSEN)へ出航します。


同じクルー船が胴体続きに係留しています。


なので隣の船の中を通って下船するんです。


リンツはオーストリアで3番目に大きな都市なんですが、すっかり暗くなってハウプト広場周辺を散策。


聖三位一体柱


旧大聖堂


シティ・エクスプレツ


路電。


Ursulinen教会


中では礼拝が行われていました。


Karmeliten教会


中を見学させて頂きました。





Landhaus Linz





ニーベルンゲン橋から見たノルマンディ号船(手前)と別のクルーズ船。


早めの1時間前には係留地に帰りました。


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 自転車ブログ 夫婦サイクリストへにほんブログ村

シェア・ザ・ロード[share the road]



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Medaka)
2014-10-10 21:07:22
素晴らしいサイクリングツァーですね!
もう霧の街も、何もかもが素敵過ぎます。
こうもんもTVでは見たことがあるんですが、まさかこんなサイクリングツアーがるとはビックリです。

もう羨ましいとしか言葉がないなぁ~♪
返信する
Unknown (imurin)
2014-10-11 19:44:07
Medakaさんお久しぶりです。

サイクリングツアーは京都にあるヒシダスポーツ観光(株)なんですよ。
色々お世話になりましたが、残念なことに今年一杯で会社を閉められるそうです。
やはり社長も還暦の区切りでしょうか?
私もやっと還暦で時間だけ自由になる矢先のことで残念です。
これからも自転車で色んな所を観光するのが目標です。
返信する

コメントを投稿