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復旧が進む熊本城巡りポタサイクリング

2017年10月14日 | 県外サイクリング

10月8日(日)晴れ 気温31度
熊本に用事があって、3日目にやっと観光ポタサイです。

市民会館がある行幸橋へ、橋の右手前には加藤清正公像があります。


行幸橋を渡ると桜の馬場 城彩苑があり、総合観光案内所もありますが、中は通らず右手の路地を自転車で走ります。


城巡りのルートは決めらているので、周遊ルート内は自転車を押して歩きます。
いきなり未申櫓が間近に見えます。


未申櫓は西出丸の南西角にある三階櫓で、南西を意味する方角の干支が未申なのです。


未申櫓も西側の石垣は震災で崩落しています。



周遊ルートを進むと一旦 二の丸駐車場になります。
熊本城の西側には広大な二の丸広場があり、西出丸(右手)に挟まれた薬研堀戌亥櫓へと続いています。



薬研堀
からは西大手門(左手)と元太鼓櫓(右手)が壊滅的に崩落していました。




二の丸から西出丸を眺めると、左手に宇土櫓、中央に小天守、右手に大天守が見えます。



二の丸から北西に来ると戌亥櫓があります。
戌亥(北西)に位置する木造二重三階の隅櫓です。



戌亥櫓
飯田丸五階櫓と同じく隅石一本で震災を耐え、「奇跡の一本石垣」と言われるほどニュースで話題になりましたね。



 
堀は落石が無残に転がっています(戌亥櫓の東側から)。


ここは加藤神社



加藤神社へは直接車で行けるので、境内の駐車場は七五三参りの為め長い列をなしていました。



加藤神社の鳥居右手には宇土櫓が間近に見えます。



熊本城は西南戦争後再建された城ですが、宇土櫓は17世紀初めの築城当時の威容を誇る櫓で、国指定重要文化財です。
内部の壁ははがれ落ちているそうですが、五階櫓外観は全くの無傷です。(宇土櫓右手の続櫓は倒壊しています)。



加藤神社境内からは天守閣「大天守 小天守」が良く見えますが、復旧工事シートに覆われています。



平成の復旧工事もいい意味で人生において2度と見られないでしょう。


加藤神社からは、自転車で三の丸駐車場の方へ走ります。
三の丸駐車場からは、ニの丸広場に続く北の入り口の二の丸御門跡があります。



復旧には長い年月がかかりそうですが、熊本に生まれながら天守閣しか知らなかった自分に、熊本城の魅力を再認識した良い復旧見学でした。

市役所前の市電。



お昼は市役所14階でランチです。ここは隠れスポットで熊本城全体が見渡せます。




右手に飯田丸五階櫓(これが本家「奇跡の一本石垣」ですが見学は出来ません)、中央には数寄屋丸。 右手上には天守閣本丸御殿。右手下は左から田子櫓七間櫓十四間櫓四間櫓と連なっています。  



昼食後は復旧工事が2日前に完了し再開したばかりの、市役所から近くにある小泉八雲 熊本旧居へ走ります。



「耳なし芳一」などの怪談で知られる、明治の文豪・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン/1850年-1904年)は、1890年横浜港についてから、松江・熊本で教壇にたちました。





 

 

その後、英字新聞「神戸クロニクル」の記者として、1894年に神戸(現在の中央労働センター敷地内)に転居しました。
(私たちは神戸の旧居地へも行ったことがあります)。



最後は水前寺から江津湖畔を周ってホテルへ帰りました。

 

明日は島原半島一周をします。



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