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苦楽園四番町にある堀江オルゴール博物館へ自転車で

2016年04月30日 | 兵庫県内サイクリング

先週、谷崎潤一郎の足跡チャリポタした折に堀江オルゴール記念館の事に触れたので、行ってきました。

春の庭園特別公開の期間中なので、オルゴールと合わせて2倍楽しめました。


ここが堀江Or記念館、前回の写真使用です。


駐車場が2つあるので車で来場するのが一般的ですが、あえて自転車で来場したのは私達以外にはないと思われます♪


10時が開館なので10時丁度に入館です(右は下駄箱)。
係に尋ねたら写真撮影はロビーと庭園は大丈夫だと許可を貰いました。


受付の上には五線譜の大理石です。直ぐにメロディーが分かりました♪


ロビーに置かれている一番目立つのがストリートオルガンです。最後の最後に聴かせて頂きました(操作可)が大音量の迫力に驚かされました。


バンジョー(ピアノ、バス・スネアドラム、トライアングル、シンバル付き)のオーケストリオンの物もあれば・・


バイオリン(ピアノの付き)のオーケストリオンの物もあります。


ロビーに展示してあるオルゴールは堀江氏コレクションの中でも大した物ではなさそうなんです(驚き)。


注)全てロビーに展示してあるものだけです。






音楽時計です。博物館にはこれより大きなミュージカルクロックがたくさんありました。


ディスクオルゴールです。ディスクが安価で作り易い為に大量生産され一般に普及したそうです。
堀江コレクションは高価なシリンダーオルゴールが多く約360台を所有されています。


10:30からオルゴールが聴けるのでそれまで庭園を散策しました。


堀江邸(旧中山太陽閣跡地)。






芝生には周りに紅葉が多いせいか、花種が落ちて新芽が50株ほど出ていました。




芝生庭から庭園へ、三日月の寄せ灯籠です。


庭園の中に400年前の石切り丁場(矢穴石群)があります。徳川大坂城石切跡地。


ミシン目の様なのが矢穴を打ちこんだ跡の石です。(硬くて諦めた石)。


この2つの石は矢穴で割られた矢穴石で、その石を何気なしに活用されています。


この滝には刻印石を活用して造られたものです。(一番上の白く反射した石)。


分かりやすいように白いペンキでナゾってあります。「若狭小浜藩刻印石」


もう一か所あります。庭園の門を出て・・注(正門と違います)。


正門はこれです。(出口になっているので帰りはここからでもOK)。


正門から続く石階段の途中脇にありました。(一番上の石で四角の若狭小浜藩刻印)。




ここが堀江邸の玄関口。












5分前なのでオルゴール博物館へ
オルゴール博物館は邸宅とは別館で3階建です。
博物館内は写真撮影は禁止です。

堀江氏のコレクションには驚きの連続でした。
1階から3階まで展示してあるオルゴールの数々にため息。アンティークな調度品に組み込まれたオルゴールは音質まで素晴らしいです。
王侯貴族が愛した物が・・   360台もあるほんの一部です。
月替わりで催しされるので何度でも楽しめそうです。


3階の窓からの眺望は撮影OKです。


なんと言う眺望でしょうか・・


大阪市街と大阪湾がバランス良く一望できる苦楽園四番町には参りました。


オルゴールが終わった後もう一度庭園へ。


左端が記念館の三階の窓ガラス眺望場所。


秋の庭園特別公開が待ち遠しい。









谷崎潤一郎が「万象館」で居住した事や、下村海南の「海南荘」の事は前回書き込みましたが、まだこの一帯は「土方伯爵の別荘養寿庵」や「黒田子爵の別邸」などがあったそうです。

更に「湯川秀樹」も三笑橋の近く(写真)の辺りに昭和8年~15年まで住んで中間子理論を生み出したそうです。



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