射水市聴覚障害者協会

障害者もあたりまえに地域で暮らしていけるまちをめざして…
日々の取り組みや聴覚障害者に必要な情報をお伝えしていきます。

いつでも手話通訳頼める「電話リレーサービス」実現を(朝日新聞)

2017年12月17日 | アプリ・システム

朝日新聞 2017年12月14日  http://digital.asahi.com/articles/ASKDG2DTQKDGUBQU008.html?rm=241

 聴覚障がい者は、緊急時に警察や消防に電話をかけられない。テレビ電話などで手話通訳に仲立ちを頼むのが「命綱」だ。
 そんな「電話リレーサービス」を、いつでも無料で使える公的制度の実現を訴える。聞こえる人との情報バリアーの打破をめざすNPO法人「インフォメーションギャップバスター」の理事長だ。
 生まれつき耳が聞こえない。名古屋大の理学部を出て大手電機メーカーに。会社では手話通訳を手配してくれる。だがそれは、先輩のろう者たちが交渉してくれたからだと知った。
 「自分は恵まれている。恩返しをしたい、何ができるだろう」。2011年、仲間たちとNPOを立ち上げた。
 公的な「電話リレーサービス」のある国は、世界で20を超える。日本では、日本財団が約6千人を対象に、利用時間に限りがある形で実施している。聴覚障がい者はおよそ35万人。緊急事態は、いつ起こるか分からない。
 この7月、総務省に、3年かけて集めた8096筆の署名を提出した。総選挙後の特別国会で質疑が行われ、機運は少しずつ高まっていると感じている。
 いま聞こえる人だって事故や病で聴覚を失うかもしれない。年をとれば聞きづらくもなる。「お金はかかります。でも、すべての人にとって必要な制度です」 文・写真 中島隆

 (サイトより引用)

 

ーーーーー

NPO法人「インフォメーションギャップバスター」


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。