以下引用 北日本新聞Webun 2016年01月22日 http://webun.jp/item/7245543
射水市新湊地域が舞台となった映画「人生の約束」が、県内の映画館で大ヒットを記録している。2度、3度と見る人も多く、配給元の東宝によると、9日の公開からこれまでに約3万5千人が来場した。舞台あいさつのため、県内を訪れた石橋冠(かん)監督(79)は北日本新聞社のインタビューに応じ「大きな幸福感に包まれている。富山の皆さんに感謝したい」と語った。
脚本は石橋監督が2年半かけて書き上げた。「全力投球」で監督第1作目に取り組んだものの、公開日が近づくにつれて不安な気持ちになったという。「臆病なのか、お客さんが3人しかいない劇場に自分が入っていく夢を見た。新人なので、それぐらい公開日が怖かった」と振り返る。
映画を見た人からは手紙やメールが続々と送られてくる。40~60代の男性が多く、「涙が出た」「感動した」という感想が目立つという。「雪がしんしんと降り積もるように、感情がじわじわと湧き上がってくる作品にしたかった。この映画で心が動かされたのなら、自分の思いが届いたのかもしれない」と喜ぶ。
県内では、富山市のTOHOシネマズファボーレ富山と富山シアター大都会、高岡市のTOHOシネマズ高岡で上映している。いずれの劇場も週末を中心に日中はほぼ満席となっており、TOHOシネマズの2館は23日から回数を1回増やし、一日6回とする。
石橋監督は「人生の応援歌になればと思い、一生懸命に作った。一人でも多く劇場に足を運んでいただき、メッセージを感じ取ってもらえればうれしい」と述べた。 (文化部・黒田修一朗)
【 北日本新聞朝刊 2016年1月22日(金) 掲載 】
毎日ほぼ満席だって、素晴らしい作品だね。納得!
明日から3日間、字幕版映画上映の出番です!この機会をお見逃しなく!