射水市聴覚障害者協会

障害者もあたりまえに地域で暮らしていけるまちをめざして…
日々の取り組みや聴覚障害者に必要な情報をお伝えしていきます。

5/15「第38回越中だいもん凧まつり」開催!

2016年05月02日 | 社会の動き・情報(射水市・富山県)

 

射水市公式観光サイト  http://www.imizu-kanko.jp/www/event/detail.jsp?id=222

【開催日】
 5月15日(日) 8時20分~15時30分
 
【会 場】
 大門カイトパーク(庄川左岸河川敷)

【内 容】
 開会式
 親子連凧揚げ競技
 一般凧揚げ競技(全国有名凧揚げ)
 自由凧揚げ
 コマーシャル凧揚げ
 地元自治会大凧揚げ競技
 閉会式

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開会式(8:20~)に手話通訳が付く予定です。

皆さん、遊びに来てくださいね! 


盲導犬、手の動きで意思疎通…全盲ろう男性(読売新聞)

2016年05月02日 | 社会の動き・情報(全国)

以下引用 読売新聞 2016年04月30日  http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20160430-OYO1T50004.html

 

 目が見えず耳も聞こえない門川紳一郎さん(51)(大阪市北区)が国内の「全盲ろう者」で初めて盲導犬の使用を認められた。盲導犬には口頭で指示を出すのが一般的だが、耳が聞こえない門川さんは発音が難しく、手による指示も併用して意思疎通が図れるよう、ともに訓練に励んできた。門川さんは「行動範囲が格段に広がった。同じ境遇の人たちに勇気や希望を与えられたら」と話す。(浅野友美)

■米国友人の姿

 「ストレート・ゴー」。4月中旬、大阪市内の歩道で、門川さんが手を前方に差し出して声を掛けると、雄のラブラドルレトリバー「ベイス」(2歳)がゆっくりと歩き出した。「スムーズに導いてくれます」。門川さんは笑顔を見せた。

 門川さんは生まれつき弱視で、光をかすかに感じる程度しかできない。中学1年の頃には幼少時の病気が原因で失聴した。1999年にNPO法人「視聴覚二重障害者福祉センターすまいる」を設立。同法人理事長として盲ろう者の支援活動に取り組んでいる。

 移動時には白杖(はくじょう)を用いるが、障害者のリハビリテーションを学ぶため米国に留学中の20歳代のとき、全盲ろうの友人が盲導犬と暮らす姿がずっと印象に残っていたという。自宅近くのJR大阪駅が大規模改修され、構内で迷うことが増え、盲導犬の使用を決意した。

■協会初の試み

 社会福祉法人「全国盲ろう者協会」(東京)によると、盲ろう者は全国に約1万4000人おり、多くは白杖や介助者を伴って移動している。門川さんの依頼を受けた盲導犬の育成団体「日本盲導犬協会」(同)も、全盲ろうの人向けの育成は経験がなかった。

 耳の障害のためよろけることがある門川さんを支えられるよう大柄なベイスをパートナーに選び、昨年5月から横浜市内の施設で訓練を開始。盲導犬には通常簡単な英語で命令を出すが、門川さんは発音が不明瞭でベイスが聞き間違える恐れがあり、手の動きで指示を伝える方法も覚えさせた。

■目標は大阪―東京

 今年2月からは門川さんとの共同訓練も実施。門川さんは犬と触れ合った経験がほとんどなく、当初はベイスの足を踏んでしまうのではと離れすぎていたが、訓練士の田中真司さん(34)の助言で近づくなどして次第に息が合うようになり、3月に盲導犬の使用認定を受けた。

 田中さんは「門川さんの意欲と、ベイスの献身的な姿勢があったから訓練を乗り越えられた」と振り返る。門川さんはベイスと東京まで移動するのが目標といい、「頑張れば生活を充実させられることを示していきたい」と話している。

 

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全盲ろうの門川さん、盲導犬と歩む人生へ

朝日新聞 2016年4月15日  http://www.asahi.com/special/kotoba/jinken/SDI201604123476.html

 

 本紙ひと欄(昨年12月31日付)で、盲導犬と歩く夢を語っていた盲ろうの門川紳一郎さん(51)=視聴覚二重障害者福祉センターすまいる理事長=がこのほど、念願の盲導犬使用者になりました。公益財団法人日本盲導犬協会によると、見えない聞こえない全盲ろうの人で盲導犬を使用するのは、日本ではいま、門川さんだけだといいます。

 盲ろう者の盲導犬使用については、犬との共同訓練の際に訓練士が即座に犬の動きや指示を伝える難しさや、犬がほえてもそれが聞こえないなど盲ろう者と犬とのコミュニケーションの難しさなどが言われていました。HPより一部抜粋)


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公益財団法人日本盲導犬協会  https://www.moudouken.net/

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全盲ろうの人が盲導犬を使用するのが不可能と思われていたが、
3月に盲導犬の使用認定を受けたそうで、びっくりしていますね。
盲導犬のベイスは賢くてすばらしいパートナーですね!
門川さんとベイスと一緒に安心して、どこでも自由に動き回られるように願っています。