JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

世界遺産 ナスカ展 (国立科学博物館)

2006-06-09 | 展覧会・博覧会
連日の中南米ネタでございます。

午後から休みをとってナスカ展に行ってきました。

ペルーに行った時にナスカには足を運ばなかった。
「一生のうちにもう一度来よう。今度来た時には行こう。」と誓ったものの、あれからもう20年だ。もう一度ペルーに行く事があるのだろうか?と思いはじめているので今回見に行きたかったんだよね。

平日というのにかなりの混雑でした。半休大正解。

展示は主に豊富な土器、今回の目玉である子供のミイラ、ナスカ地上絵ヴァーチャルのエンタテイメント(?)からなる。

やはりなんといっても良かったのは「砂漠からのメッセージ」での土器の数々・・・
現代のアートにも多大なる影響を与えているナスカ人のデザイン。いくら見ていても飽くことがありません。

周囲から「可愛い」と人気の高かった「ピーナツの入った容器を持つサル」

ミイラの前ではやはり、目が釘付けになる。
知人の古代文明好きの子が「私もミイラにしてもらいたい」と言っていたのを思い出した。その気持ちが少し解ったような・・・

バーチャルはあまり興味を抱けなかったが、エピローグで世界遺産であるナスカの地上絵は滅びていく危機があるという。
1300年前の子供のミイラを見た現代人は1300年後の人たちに地上絵を伝える必要があるはずだ・・・

それにしても
「ナッ、スカーっとするだろう」みたいなコピーはいただけませんな。トホホ・・・

世界遺産 ナスカ展」6月18日まで。

さて、ペルー旅行でナスカに足を運ばなかった理由は「セスナから絵を見てどうすんの?」で興味がもてなかったから。
しかしその町はミイラの転がる(ホントかよ?)面白い所だと現地の友人が言っていた。それでも日程と金銭的な事からパスをした。
今回ナスカ展を見て、やっぱりパスは正解だったかな。
「地上絵は確かに不思議だけれど、それで・・・?」って感じ。
陶器からナスカ人の文化、生活に思いを馳せるならこのような国内の展示の方が良い。実際に現地に行くっていうのも確かに大事なんだけど。

代わりに行ったのがパチャカマックの遺跡。これが実に良かったですよ。英語のガイドでさっぱりわからなかったけど・・・。
旅行される方はナスカよりパチャカマックがお勧め(尤も20年前の話だからね)

人気blogランキングへ 当時よりずいぶん安くペルーに行けるんですね。



コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 三好 徹 「チェ・ゲバラ伝」 | トップ | 沢木耕太郎 「杯(カップ)-... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (おさるのジョ-ジ)
2006-06-09 17:26:39
こんにちは。面白そうなのを見てきたんですね、とても勉強になりそうな感じ。



ナスカ人デザインの置物もかわいい!

ミイラは遠慮しときま~す(笑)





返信する
グッズ販売 (imapon)
2006-06-10 00:33:29
おさるのジョージさん、いらっしゃいませ。



サル、可愛いでしょ。おさるのジョージさんがモデルですか?(笑)

とにかく、土器が魅力的でグッズ販売コーナーにレプリカ・イミテーション売ってたら買いたいところでしたが、そのような商品は置いていませんでした。残念!

返信する

コメントを投稿

展覧会・博覧会」カテゴリの最新記事