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JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

真梨幸子 「殺人鬼フジコの衝動」限定版

2013-03-12 | BOOK
話題作で書店平積みの文庫を見ると「おっ」と手に取るものの、現代女流というところが心配でスルーを決め込んでいたんですが、真梨幸子というペンネームの由来とか、フランス・ギャルの「夢見るシャンソン人形」が使われてたりする情報を知って「ほんなら読んでみよっか」となった。
どうせ、読みたい本は山ほどあれど、今現在、読みたい本てなかなか無いもんで。

確かにリーダビリティに優れたもので、あっと言う間に読了しちゃう。
かといって、早く先が読みたいといって前がかりになる感じではなかったけれど。

女流で、しかも殺人鬼も女だから?
どうもダメ男の話は大好きなのですが、ダメ女の話は今一、感情が入りにくいか。
イヤミスというくらいで、期待したエグイ場面の不快感も噂ほどではなく、リアリティがあと一つ。これは面白いけどそこそこ程度かと読了しかかって、高峰美也子のあとがきから東報新聞の記事まで読んで…
この仕掛けは面白いです。絶対、次が読みたくなる。
で、付録みたいな「私はフジコ」を読んでも薄いのにフジコが一向に出て来んし・・・

ああ、もうダメ。
間髪入れずに「インタビュー・イン・セル」を買って読む羽目になる。

フランス・ギャルの「シャンソン人形」は小説ですので歌詞として出てくるだけですので
BGMとしてかけながら読めると良かったんですが、そうもいかず・・・

♪夢見るシャンソン人形 / フランス・ギャル

ところで、自分的にはフジコは峰不二子やピアニストじゃなくて花くまゆうさくのポン・フジコだと思う。関係ないけど。



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