JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

カネコアヤノ 大阪城ホールワンマンショー2023 大阪小観光

2023-03-11 | 音楽
今年最初の遠征。大阪城ホールワンマンショー2023
クロークでチケット引取りしたらアリーナ1列目だった。


この大阪城ホール公演は1月の武道館公演と同時に発表されたものなので勝手に武道館スタイル(ドラムが照沼さん)を想定していた。
登壇したドラムがHikariさん。公演内容もZepp Tourの延長線上のものでセトリも羽田と一緒だった。
違う事といえばロングヘアをばっさり切ってきたカネコアヤノ。「え!」不覚にも一瞬動揺してしまった。Zepp横浜以来、やはりカネコアヤノは長い髪が合うし、今とてもクールでカッコ良さを演出するのに最適と思って(これも勝手に)いたのだ。
髪型がもしもこの先変わっても意地でも見つめる覚悟できてたはずなのにw

アリーナ最前というのは実はあまり良い席では無いのだな。座るまでは「せっかく大きな箱なのに多くの観客を体感できない。これじゃ小さなライブハウスと変わらんではないか」などと罰当たりな事を考えていたが、実際に着いてみるとステージとの距離がかなりある。さらにステージがかなり高いので遠いのだ。後方席から眺めている方がそういう距離感は逆に感じずに済む。



2曲目、個人的に盛り上がり曲のカウボーイが来ても立つ感じでない。ここで立てなければこの後のセトリから立つところないだろうな。と思いながら控えめに揺れながら「カウボーイ」を聴く。久しぶりの聴き方。これではダメだと考え方を変える。4曲目くらいっから気持ちを切り替えて、座ってじっくりサウンドとショーを味わおう、となった。
2回観てきた今回のリリース公演パターン、アレンジが凄く良いのでそういう楽しみ方も十分ありなのだ。
幸い思った以上に大阪城ホールの音響が良く、歌詞や息使い、本村くんの重厚ベース音も明確に届いてくる。

かなり完成度の高いパフォーマンスである。
時折、音程が不安定になったりするし、この日は泣くような歌声になってしまうシーンもあったが、振り切って行った。
圧巻だったのは「愛のままを」優しくソフトに歌い始めるアレンジは今回の見せ場だがトチってしまい。ギターをジャーンと一閃、最初からやり直し。今度は従来の声量で歌い始めた。この臨機応変さ、カッコ良かった。
終盤ではドラムのHikariさんのスティックが折れて飛んだ。それでもそのまま叩き続ける。熱演ゆえのアクシデント含めてスゴイものを見せてもらった。

毎回くどいようだが、「こんな日に限って」の間奏、このままずっと続いて欲しいとさえ思った。
Hikariさんのドラムソロもずっと続いて欲しいとさえ思った。
「もしも」「車窓より」のリフレインもずっと続いて欲しいとさえ思った。
でも、必ずいつかは終わってしまう。アンコール無しの公演は20時前には終演となった。

Zepp Tourとは全く違う楽しみ方ができたのは良かったし、それでもラスト2曲は着座のまま胸熱。



わたしたちへ(タオルケットは穏やかな)
カウボーイ(過去作 来世はアイドル他)
季節の果物(タオルケットは穏やかな)
予感(タオルケットは穏やかな)
やさしいギター(タオルケットは穏やかな)
春(過去作 群れたち他)
眠れない(タオルケットは穏やかな)
天使とスーパーカー(過去作 ひかれあい)
愛のままを(燦々)
りぼんのてほどき(燦々)
こんな日に限って(タオルケットは穏やかな)
月明かり(タオルケットは穏やかな)
気分(タオルケットは穏やかな)
もしも(タオルケットは穏やかな)
車窓より(燦々)
花ひらくまで(燦々)
明け方(燦々)
グレープフルーツ(過去作 群れたち他)
退屈な日々にさようならを(過去作 さよーならあなた)
タオルケットは穏やかな(タオルケットは穏やかな)

本村くんのスタンダード遊び心にニコニコ



「アーケード」を封印しているところやラフな衣装で登場しないなど、元気にバーンといくスタイルとは一味違う30歳のロッカー、カネコアヤノ
過去曲「祝祭」「よすが」からはやってないんですよね。
新譜に合う曲を選りすぐってる感じがある。
ホール・ツアーもこの流れで行くのだろうか。
照沼光星さんも幅広く活動されているから、スケジュールとか大変なんだろうな。
爛漫抱擁光方あいさつはもう少し我慢かもしれない。
そういえば演奏前の円陣ルーティンもやらなくなってる。







2023年3月5日 大阪城ホール

ちょうど1年前は新宿でマヒトゥ主催の反戦集会でした。
戦争は終わるどころか長期化の一途。今こそ再び反戦集会だと思うがなぁ。諦めちゃいけない。(←無料ライブ見たいだけだろ!)







〈大阪小観光〉
夜行バスで早朝大阪に入って、ライブまでの小観光とジャズ喫茶は恒例となりました。
今回は午前中に鶴橋コリアン街で飲食。環状線で天王寺に出て初の四天王寺、近接する四天王寺女子は亡き母の母校である。
四天王寺は賑やかにマーケットが出ていて拝観料300円払うと静寂の空間で金堂内の仏画が良かった。
通天閣に回って新世界。午前中に出来上がってたのでライブまで酔いを醒まそうとしていたのに新世界行ってしまえば追いアルになっちゃうよね。
まだ時間がある、谷町九丁目に回ってジャズ喫茶。ケニー・バレルもカーメン・マクレイもロリンズ、マイルス、みんなまとめてカネコアヤノの前座にしてしまって申し訳けない。飲酒と珈琲で頻尿状況がヤバかったが、開演5分前にもう一度絞り出したので大丈夫でした。
ライブは18時開演だったのだね、帰りのバスをうんと遅いものにしてしまった。て事でこの日3度目の飲酒。
27,270歩
東京に着いたのは月曜就労40分前。怖いけどがんばるしかないんだね。

大阪城ホールワンマンショー2023_大阪


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