今年も人間ドッグの後は新宿末広亭。
今年の採血、今までで一番痛かったぞ。本当に痛かったぞ。
末広亭の木戸口で確認すると今回お目当てのさん喬、喬太郎、三三、志ん輔が悉く代演となっている。寄席に代演はつき物とは言え、これはあまりについてない。
入場を断念しようかと躊躇したが、夜の部追善興行ということで予定通り入場。
2月上席 夜の部は「三代目・四代目 桂三木助追善興行」
三代目 隼の七の桂三木助が没後50年、その坊ちゃんの四代目が没後10年。
もちろん三代目には間に合っていない。レコードで「芝浜」を聞いていなかったらこんなに落語が好きにならなかったこもしれない。落語にのめり込むきっかけが文楽「寝床」と三木助「芝浜」そして駄目押しが立川談志「黄金餅」だ。
四代目に関しても生で聞く機会にほとんど恵まれていない。寄席通いと活躍時期に微妙にズレがあった。
会場では三代目の娘さんであり桂三木男のお母さんの小林茂子さんが自主制作の四代目三木助CD3枚組を販売。5,000円。この興業中のみの販売という事で貴重です。
2月6日 新宿末広亭
昼の部
橘家円太郎 「浮世床」
林家ニ楽 紙切り
三升家小勝 「長短」(さん喬の代演)
三遊亭吉窓 「半分垢」
ホームラン 漫才
初音家左橋 「替り目」
柳亭市馬 「粗忽の釘」(喬太郎の代演)
ペペ桜井 漫談
柳家さん八 「小言念仏」
中入り
橘家蔵之助 「ひょっとこ蕎麦」
ロケット団 漫才
柳家小里ん 「たらちね」
桂文生 「スコットランドしわい噺」
伊藤夢葉 マジック
橘家円蔵 「道具屋」
ニ楽は初見。トークしながらの紙切り。従来の紙切りではお馴染みのネタ噺はともかくアドリブ・トークもよくしゃべる。これが結構な物。
市馬は流石です。落語の世界の楽しさが滲み出る。
ロケット団。好きな四文字熟語ネタがあっさりで残念。山形弁ネタ、葬儀ネタはこなれていない感じ。
蔵之助も初見。まんだらとは別の手ぬぐいまで持ち出して・・・しょうもない。
蕎麦を鏡張りの部屋で食わす件りは無い方が良くないか?
伊藤夢葉。服の中から長いロープを引きずり出すパントマイム芸がバカらしくて良い。途中、得意の鞭を鳴らすのも意味不明で良い。
円蔵。一杯のお客に感謝。いつも2階はガラガラで駐車場にしているというのがいかにも円蔵らしいぶっ飛びギャグ。
主任の演目は思ったとおり「道具屋」
客からリクエストの形を取りながら前座に「道具屋」をリクエストさせる演出も肝心な所で前座が買い物に出ていてタイミングが遅れる。円蔵ならではの演出。
久しぶりに「底辺×高さ÷2=神社仏閣」が聞けて満足。
東京大学新小岩分校校長というギャグの所で関東一高みたいだっていうのがツボ。
夜の部
柳家録君 「狸の鯉」
入船亭扇里 「ぞろぞろ」
近藤しげる 漫謡
柳亭左龍 「真田小僧」(三三の代演)
金原亭馬生 「干物箱」
ホームラン 漫才
柳家小はん 「親子酒」
柳家権太楼 「町内の若い衆」(志ん輔の代演)
大瀬ゆめじ・うたじ 漫才
入船亭扇橋 「つる」(扇遊の代演)
春風亭小朝 「七段目」
中入り
桂三木男 「お見立て」
ダーク広和 マジック
柳家さん生 「四代目の思い出」
入船亭扇好 「看板の一」(扇遊の代演)
鏡味仙三郎社中 太神楽曲芸
柳家花録 「野ざらし」
一度見たかった左龍を初見。この一席だけでは何とも・・・
今年も扇橋を見ることができて満足。フガフガ感に拍車がかかる。
小朝を寄席で見るのはいったい何年ぶりなんだろう。まだ髪が黒い頃だったか・・・
モテ男、親友四代目の彼女の話があって、何度も聞いてる「七段目」を久しぶりに。芝居っけ部分はやはりこの人の「七段目」が良い。
くいつきに上がったのは二つ目の三木男、親族代表。追善興行ならでは。張り切ってお見立てを演るが、もうっちょっと軽い噺でも良かった気がする。いや、目一杯行くしかないと言うのも若いから良いか・・・
さん生が四代目の思い出話。というより五代目小さんの思い出か・・・
主任、花録は太鼓の皮の話を振っての「野晒し」落げまでやる。
こちらの坊ちゃんも悪くは無いのだけれど、どうも若さが見えて。
坊っちゃん2人、それだけ期待が大きいって事か。

結局、夜の部最後まで居座った。全て2階席。

今年の採血、今までで一番痛かったぞ。本当に痛かったぞ。

末広亭の木戸口で確認すると今回お目当てのさん喬、喬太郎、三三、志ん輔が悉く代演となっている。寄席に代演はつき物とは言え、これはあまりについてない。

2月上席 夜の部は「三代目・四代目 桂三木助追善興行」
三代目 隼の七の桂三木助が没後50年、その坊ちゃんの四代目が没後10年。
もちろん三代目には間に合っていない。レコードで「芝浜」を聞いていなかったらこんなに落語が好きにならなかったこもしれない。落語にのめり込むきっかけが文楽「寝床」と三木助「芝浜」そして駄目押しが立川談志「黄金餅」だ。
四代目に関しても生で聞く機会にほとんど恵まれていない。寄席通いと活躍時期に微妙にズレがあった。
会場では三代目の娘さんであり桂三木男のお母さんの小林茂子さんが自主制作の四代目三木助CD3枚組を販売。5,000円。この興業中のみの販売という事で貴重です。
2月6日 新宿末広亭
昼の部
橘家円太郎 「浮世床」
林家ニ楽 紙切り
三升家小勝 「長短」(さん喬の代演)
三遊亭吉窓 「半分垢」
ホームラン 漫才
初音家左橋 「替り目」
柳亭市馬 「粗忽の釘」(喬太郎の代演)
ペペ桜井 漫談
柳家さん八 「小言念仏」
中入り
橘家蔵之助 「ひょっとこ蕎麦」
ロケット団 漫才
柳家小里ん 「たらちね」
桂文生 「スコットランドしわい噺」
伊藤夢葉 マジック
橘家円蔵 「道具屋」
ニ楽は初見。トークしながらの紙切り。従来の紙切りではお馴染みのネタ噺はともかくアドリブ・トークもよくしゃべる。これが結構な物。

市馬は流石です。落語の世界の楽しさが滲み出る。

ロケット団。好きな四文字熟語ネタがあっさりで残念。山形弁ネタ、葬儀ネタはこなれていない感じ。
蔵之助も初見。まんだらとは別の手ぬぐいまで持ち出して・・・しょうもない。

伊藤夢葉。服の中から長いロープを引きずり出すパントマイム芸がバカらしくて良い。途中、得意の鞭を鳴らすのも意味不明で良い。

円蔵。一杯のお客に感謝。いつも2階はガラガラで駐車場にしているというのがいかにも円蔵らしいぶっ飛びギャグ。
主任の演目は思ったとおり「道具屋」
客からリクエストの形を取りながら前座に「道具屋」をリクエストさせる演出も肝心な所で前座が買い物に出ていてタイミングが遅れる。円蔵ならではの演出。
久しぶりに「底辺×高さ÷2=神社仏閣」が聞けて満足。

東京大学新小岩分校校長というギャグの所で関東一高みたいだっていうのがツボ。

夜の部
柳家録君 「狸の鯉」
入船亭扇里 「ぞろぞろ」
近藤しげる 漫謡
柳亭左龍 「真田小僧」(三三の代演)
金原亭馬生 「干物箱」
ホームラン 漫才
柳家小はん 「親子酒」
柳家権太楼 「町内の若い衆」(志ん輔の代演)
大瀬ゆめじ・うたじ 漫才
入船亭扇橋 「つる」(扇遊の代演)
春風亭小朝 「七段目」
中入り
桂三木男 「お見立て」
ダーク広和 マジック
柳家さん生 「四代目の思い出」
入船亭扇好 「看板の一」(扇遊の代演)
鏡味仙三郎社中 太神楽曲芸
柳家花録 「野ざらし」
一度見たかった左龍を初見。この一席だけでは何とも・・・
今年も扇橋を見ることができて満足。フガフガ感に拍車がかかる。

小朝を寄席で見るのはいったい何年ぶりなんだろう。まだ髪が黒い頃だったか・・・
モテ男、親友四代目の彼女の話があって、何度も聞いてる「七段目」を久しぶりに。芝居っけ部分はやはりこの人の「七段目」が良い。
くいつきに上がったのは二つ目の三木男、親族代表。追善興行ならでは。張り切ってお見立てを演るが、もうっちょっと軽い噺でも良かった気がする。いや、目一杯行くしかないと言うのも若いから良いか・・・
さん生が四代目の思い出話。というより五代目小さんの思い出か・・・
主任、花録は太鼓の皮の話を振っての「野晒し」落げまでやる。
こちらの坊ちゃんも悪くは無いのだけれど、どうも若さが見えて。

坊っちゃん2人、それだけ期待が大きいって事か。

結局、夜の部最後まで居座った。全て2階席。


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