忙しい中、3巻も極めて順調なペースで読んでいたが、最後に大ブレーキがかかってしまった。
最終章の「観念論」だけで10日ばかり費やした。暑くて、ほんの短時間の冷房電車の中で読む気がしない。
アルベールとフランツによる謝肉祭の様子から、モンテクリスト伯が因縁の人物に次々と再会していく。
この中ではベルツッチオによるオートィユの家の告白が怪談噺じみていて楽しめる。
アリの投げ縄活躍からヴィルフォールとの再会。
ここでのヴィルフォールとの問答「観念論」・・・読書ペースが極端に落ちはしたものの、決してつまらないわけではない。
通読後には抜き読みしても面白いというのがデュマと円朝。
自:7月3日
至:7月26日
モンテ・クリスト伯〔ニ〕
モンテ・クリスト伯〔一〕
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