最近ハマってる本があさのあつこさんの 弥勒シリーズ
シリーズものだと知らずに最初3冊借りてきて、前後ばらばらに読みましたが、
ちゃんと前後分かるように書いてありました。
で、今6冊目に入ってます。
読む人は、やはり最初からがいいですね。
これ、テレビシリーズになったらいいのになぁって思います。
3人の登場人物の誰が主役でもいいような気がします。
実の父親から人を切るために育てられた男、ある時名前を変えて商人に身を変え、生まれ変わろうと必死になって生きる清之助
唯の死人じゃ面白くない、込み入れば込み入るほど、喜んでしまうクールな同心 信次郎
この人を好いてくれる人なんていないだろうなって思う、かわいげのない人
でも頭がいい。
この信次郎について動く岡っ引 伊佐治
人間味あふれる経験豊かな、温かい家庭も持ってる男。
この伊佐治が信次郎の毒のある言葉にブレーキをかけるんですよ。
その会話も面白い。
江戸の町で起こる殺人事件とそれぞれの生き方に目が離せません。
あさのあつこさんはたくさん書いてらっしゃるから、このシリーズが終わっても、
又何か借りられる楽しみが出来ました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます