母の遺品整理の毎日

４９日も無事に終わりました。
お寺様のお経が終わり、近くの割烹で食事をして、
家に戻ってきて、形見分けをしました。

母の着物のうち、妹がリフォームするには勿体ないような濃い紫の色無地と
大島紬のアンサンブルの２着は、母の弟の奥さん（義理の妹）に。
いつも仲良くしてもらってるお義姉さんには、冬のコートと、スプリングコートを
使ってもらうことにしました。
叔母さん（母の妹）は何でも母よりいいのを持ってるし、今自分の物も処分してる
最中らしく、「な～んにもいらないよ」って言われてしまいました。
翌日、妹と二人で母の部屋で思い出に浸りながら、あれこれ整理しました。
指輪やネックレスも妹の欲しいのをあげて、服は殆どが処分となりますが、
まあ出てくる出てくる・・・・
タオルは新品も、昔懐かしい柄の物も・・・
母は、物を捨てられない時代の人ですから、狭い部屋の押し入れにビッシリ。

毎日少しづつ一人で続きをやってますが、いつ終わるのやら・・・疲れる。
懐かしいものばかりで、思い出しては感傷的になりますが、それでは進まない
ので、思い切って捨てる袋にポイ。

母は腕時計をする人で、何時も癖のように時計を見てました。
寝たきりに近い状態になっても、時計をしてました。
その時計は、さすがに捨てられず、母の思い出として残します。

母の遺品整理をしていて思うのですが、死んでしまえばどんなものでも
残った家族に見られてしまう。
母の場合は何も見せたくないものなどなかったですが・・・・
そして残った家族に処分してもらうことになる。
私は実の娘ですからまだいいですが、面倒なことは少しでも減らしておきたい。
人間の寿命は誰にもわかりませんよね
いつ、最後の日が来るか分かりません。
日ごろから、物は少なめに。見せたくないような物は処分しておかなくちゃ、です。






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