しっかりものの友も・・・・

昨日久しぶりに　前の店長をしてたSさんが玄関先にやって来て　「長ネギもらいすぎたから食べてぇ」
って、やってきました。
彼女とは年頃も近いし、尊敬できるし、気が合っていました。

家にも寄らず（丁度お昼時間）　「皆さんお元気？」と聞かれ、「うん、おかげ様で。そちらは・・・ご主人どう？」と、わたし。
１年ほど前に、ご主人が脳梗塞で倒れた。と聞き、その後２度ほど売店に買い物に来てくれたけど、何か聞けなくて・・・
だけど気にはなっていたんです。

そこで、初めて　７月に亡くなったことを聞き、絶句。

今日、いろいろ考えて・・・・
私が行けば、彼女は悲しみが襲ってくるにきまってる・・・・
でも、放っておけない気がして、お参りはしなくっちゃ。って思い、
遅くはなったけど、御仏前を持って、伺いました。

亡くなったことを知っていたら、絶対にお葬式には出たかった。
でも、彼女も、わざわざ電話するほどでもないと思っていたはず。
私だったとしても、いちいち電話で知らせないと思うし・・・・

享年６４歳　　まだまだ生きたかったはず。早すぎます。

彼女は私より３つ上の６３歳で、バリバリのキャリアウーマンがそのまま年取ったって感じの「出来る女」
一人旅も出来るし、男になんか頼らなくても生きていけるタイプ。と見えました。

お茶を頂きながら、聞いてると　「一人の時ってなんか・・・生きていたいって思わない時があるのよ」
なんて、弱気なこと言うんです。
ただ、お嬢さんが都会から戻ってきて、一緒に暮らしてくれるようになったので、安心しました。

あれだけの、男と肩を並べて仕事するような人でさえ、こんなに落ち込むんですね。
夫婦ってものすごい繋がりができてるんですね。

縁あって結ばれた二人、長い年月の間には　それこそ本が出来るほどの出来事があったはず。
それを、心の底からクリアは出来ていなくても、なんとかこうして生きてきた夫婦
大事に生きて行かないと、後悔することになるんだろうなぁ・・・・と自分に言い聞かせました。








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