美魔女

贈り物用には大きなのや明るめな色のシクラメンを何鉢も購入しましたが、家用に選んだのがこれ



いや、この色じゃ、違う・・・・もっと、濃い紫






この左端の色が一番近いです　　風と共に去りぬ　のスカーレットオハラ　を思い起こさせる色

可憐というより熟女の色ですよね。

実は、これ、うちの２鉢目なの　　園芸店に勤めてるくせに、それはそれは可憐な薄桃色のシクラメンを１０日ほどでダメにした私でした。

急に暖かな部屋に入れたのも悪かったけど、多分あれは病気のシクラメンだったようです。

いい色だったけど、花びらに斑点があったので、半額になってたし、大丈夫だと思って買ったんでした。

で、２鉢目は、お店に並べながら、気になっていたこの熟女色を選んだの


熟女といえば、今テレビで「美魔女」って言葉が流行ってますね。（変換しても出て来ない言葉）

年齢を聞いてビックリするくらいまだまだ綺麗な人が多いです～

みんな、それぞれがたゆまぬ努力をしての結果なんですよね。

テレビを見ていて思い出しました　美魔女なんて言葉がなかった１５年くらい前の話。

以前の職場に途中で入ってきた、私より７つくらい上だったようですが、Ｋさんという　それまで見たことのない人種でした～

若い時は体の線がきれいと思ったら、下着のファッションショーにでたことがあるんだそうで、その頃の写真を見せてもらいましたが超きれい

髪の毛もあの時すでに中年主婦でしたが、ロングヘアーをクリクリに巻いていたっけ・・・・

服装はいつもおしゃれさんで、誰も着ないような、着れないような変わった・・・・色も若っぽい服で、

靴はいつだってピンヒール。

お化粧はいつも完璧

何でも質問攻めにしたがる私　「時間どのくらいかけてるの？」　「寝る直前まで落とさないの？へ～」

確か、お風呂からあがっても、ご主人のために、もう一回お化粧する。って言ってたなあ・・・・信じられない人種だー

家事をしながら腹筋する、とかなんとか、今の美魔女のハシリですね。

性格がいい人で、怒るなんてことがない人だったから、みんなとも仲良しになって、よくカラオケや、飲み会に行ったなあ

全然飲めない人だから、いつも私たちを車に乗せてくれて、助かったものでした。

会社の旅行で、Ｋさんがお風呂上りにスッピンになるのがみんな楽しみだったなあ・・・・

でも、予想に反して、そんなに変わらず、きれいで　「Ｋさん、変わらないね、スッピンもきれいよー」

って、みんなではしゃいで言ったら　「そうでしょう？」って笑ってこたえてたっけ

彼女は大きな農家の長男に嫁いでるので、田植えもやるそうです

私が「信じられない。　Ｋさんが田んぼに立つの？　目立つよね。どっから見ても判るよね」って言ったら、笑いながら、「そうよー、ちゃんと、田んぼ仕事やるよー」って笑ってた。

もう、彼女も６０歳はとっくに過ぎてる・・・・・まだ変わらずピンヒールで歩いてる気がします。

何だか、会いたくなってきました。

来年こそ、前の会社の同窓会、復活させようかな・・・・





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