「ハナムグリ」の昼寝

早朝から抜いた草をゴミ袋に入れる作業をして、みんなが家を出てからは真っ白の花が咲く「デンドロビウム」の「さぎむすめ」の植え替えをした。鉢いっぱいに根が回ってしまい、鉢を割らなくては出てこない状態のものもあった。株を分けたり、挿してみたりして３鉢だったのが１０鉢くらいになった。新しいミズゴケに植えてもらって、気持ち良さそうだ。デンドロだけで大変だったので、シンビジウムとオンシジウムまで植え替える気力がなくなり、今日はここまで。

せっかくの休みだから、ちょっとは出かけなくては。夜から、また雨と言うので昼前からお隣の市の江汐公園のバラ園に行くことにした。足の調子が悪くて出不精になってる実家の母を一応誘ったら、「今日は行ってみようか」というので、連れは決まった。父に昼ごはんを用意した後、実家を出て、途中、ファミレスで私は「なめこ茶そば」、母は「肉うどん」を食べた。そこで母は昔の同僚に会ったが、彼女は、ちょっとボケてて、母の事があまりわからなかった。毎日家の近くのこのファミレスに一人で来て、４００円の「ぜんざい」を食べるんだと言っていた。昔は障害児学級で「神様」と呼ばれてた先生だと母は話してくれた。

バラ園に着いたころには曇ってきたが、バラは色とりどりに綺麗に咲き誇っていた。でも私はバラの花の中にいる虫ばかり探していた。どうしてもバラの中の「ハナムグリ」の画像が欲しかったから。でもそれは簡単だった、あちこちのバラの花の中に「ハナムグリ」も、もっと小さい虫も入っていた。きっと花粉をなめているのだろうが、私の好きな虫好きの少年は「昼寝」してると言っていた。

それから一大決心をして、デジカメを買い換えた。勤続３０周年の祝い金と親戚や友人からもらった「棟上祝い」を使わせてもらった。皆さん、あるがとう。大事に使います。キャノンにしようかと思ったが、パナソニックのに決めた。早く使いこなせるようになりたい。一眼レフデジカメというのにも憧れたが、それは仕事を辞めてもっとゆとりをもって撮れるようになってからにしようと思って、今回は手軽なデジカメにした。