ものつくり日記

テラコッタ彫刻とインテリア小物を中心に制作しています。
親子で楽しめる粘土教室をおこなっています。

教室の作品が焼き上がりました。

2017年01月11日 | *教室案内*
素敵な時計はRさん作です。

一日に何回も見る時計。
手作りの陶器の風合いに癒されます。


コチラはAさんの作品。
園芸が好きな方は
小さな花瓶や植木鉢はいくつあってもうれしいですね。


次回の教室は

 2月19日(日) 10:00~
 3月 6日(日) 10:00~



さて、親子でのご参加で楽しんでいただいてる方もいらっしゃいます
粘土の教室ですが、
心理学の勉強をしながら粘土遊び、造形遊びを
心のケアや親子関係のケアに役立てる方法考え中です。

先日、静岡県立大学で行われた社会人学習講座に参加してきました。
今回参加した講座は
”スヌーズレンを使った支援の方法を学ぼう”といった講座でした。
HPS(ホスピタルプレイスペシャリスト) という資格があるそうなんですが
入院や通院でつらい思いをして生活しているお子様の心のケアを
遊びを通してしていくというものです。
静岡県立短期大学で研究されている様子で
全国から看護師さんや特別支援学校の先生、介護士さんなどが参加していました。

スヌーズレンというのはお子様の五感を刺激する遊び道具みたいなものなんですが
実際にそれを作ってみたり、体験してみたりといった勉強をしてきました。

私なりに今回の講座で学んだ事は・・・

子供は遊びながら五感を満たしている。
子供時代に沢山体を使って遊ぶ体験がとても大切。
現代社会の子供は自然で遊ぶ機会もすくなくなり
砂場やジャングルジムなどもなくなっている
五感をフル活用して遊ぶ体験がなかなかできない。

という事です。

今回はホスピタルプレイということで
触覚を刺激する遊び道具として使用されたものに粘土はありませんでしたが
粘土という素材は人類が紀元前から使用しているもので
土となり植物を育てたり、家を建てる素材に使われたり
水の混ぜ具合で泥にもなり固くもなり、焼くと硬度をもつ
万能の素材。
粘土遊びで楽しく作品を作るのは人間形成にあたって
重要な経験になるのではないか・・・と感じました。
”日本感覚統合学会”という学会もある様子で
興味がある”芸術療法”を直接学べた訳ではありませんが
実りある体験となりました!

修了証を頂きました・・・。

今年はいろいろな勉強会や発表会に参加したいと思っています。

2017年 着物初め

2017年01月03日 | お出かけ
着物仲間と近くの神社へ行きました。

後ろ姿も風情があって素敵~。

私の着物は母の若い頃の着物です。
ちょっと派手すぎるのですが、梅の柄でおおめでたいお正月にぴったり。

羽織も母のお古。さすがサイズはぴったりでした。


おみくじで大吉を当てたYさん。喜びもひとしお。

その後パフェを食べに行きました。
こちらも家族のお古の大島紬。
若い人が着ると可愛い幾何学模様がとてもモダンに見えてかえって新鮮!
緑にオレンジの椿の帯、こちらも洋服にはない色合わせで
とても素敵です。


昨年、職場の方と着物集会を行った事から
眠っていた着物熱が再開!今年は色々な所へ着物で出かけたいです~。

土日が休みではないので中々蚤の市で着物を買う事が出来なかったのですが
インターネットで着物を初めて購入してみました。
まずはアンティーク着物専門店
イチロウヤ
http://recycle-kimono.ichiroya.com/obi.php?gclid=CKiLg9PW7skCFYSUvAodBRIECw
ほぼ毎日新入荷が更新されるので
職場のパソコンでチェックするのが密かな楽しみだったのですが
ボーナスをきっかけに思い切って購入~。

こちらは今では作られてない古い織物銘仙。

大胆な薔薇の豪華な帯。洋服では絶対にない模様ですよね~。
でも帯結びが大変なので、切って二部式帯にしちゃいました。

イチロウヤはアンティーク着物の品ぞろえが豊富で数もすごい!
今では見かけないような珍しい柄なんかも沢山!
私が購入したのはどちらも戦前の着物です。




合わせて着て早速ワインやさんへ行きました~。
大正の人みたいでしょ?


小物はリサイクルショップですべてそろえました。
着物を持って行って、合う小物をお店のお婆ちゃんに探してもらいます
ショール、帯締め、帯揚げ、帯締め、半襟、下駄。
全て中古でしめて8500円也・・・
新品を買ったら10倍の値段は確実にするでしょう。

帯と着物の格が合っていないと言われたので
もう一つ気になっていたネットショップ
きもの屋小町
http://www.rakuten.co.jp/k-komachi/
でアンティークの格が低い帯を購入。

3240円(税込み) 
きもの屋小町は大手呉服屋 紺文のリサイクルショップ。
イチロウヤに比べて商品は少ないのですが
全てクリーニング済み、着れるもののみで
物によってはお直しも可能。
かなり状態が良く、商品と一緒に保存用の紙袋もついていて
楽天でのサービスも利用できるので便利でした~。
ついついまた買いたくなってしまいますね・・・。

アンティークやリサイクルの着物の良さって
単純に安いというのもありますが
色んな人のもとを巡って、私の所に来てくれたっていう
一期一会、運命の出会い!みたいな
なつかしさ、ワクワク感が新品には無い面白さです。
前回この着物を着ていた人はどの時代のどんな人だったのかな~
なんて思うと日本人女子の血が騒ぎます!
もっと色んな人に着物をおすすめしたいなあ。