室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

今年の花火 in 江ノ島

2008-08-08 14:04:24 | Weblog
今年も、江ノ島の花火へ行きました。

花火が見える豪邸のガーデンパーティに、新宿三丁目のジャズ仲間が盛り上げ役でお呼ばれし、私も浴衣を着てお供させて頂いたのです。

午前中に都内のあちこちで豪雨に見舞われ、新宿で床上浸水、雑司ヶ谷でマンホール内工事中の作業員が流された・・というニュースを見て、いったいどうなることやら・・と思っていましたが、「よほどの事が無い限り決行」という連絡が入ったので、ヘアセット&着付けをして貰って行きました。

江ノ島に着くと、駅前で地元の広告入りの団扇が配られます。初めに黄色い団扇を貰い、その後ピンクのも貰い、両手でぱたぱたしながらガーデンパーティ会場方向へ向かいます。 今年は、気温というより湿気が暑かった。

暗くなって花火が始まるまでの雰囲気作りのバンド演奏開始前。冷たいビールが泡も美味しそうに注がれて、強くもないのに、思わずゴクゴク飲んでしまいました。これが美味しいのなんのって・・。でもヤバかった バンドの1番手で呼ばれてイントロがよろけました。すんまへ~ん

次々メンバーは入れ替わり、バンド演奏はどんどん盛り上がり、焼き鳥、焼き肉、焼き烏賊コーナー、ドリンクもガンガン振る舞われ、暗くなってき「とうとう全然降りませんね~」と言っていると、ド~ン! 花火が始まりました。

江ノ島花火は5000発。左右2カ所から1時間に渡って、ボンボン打ち上げられます。
始まって30分頃、特大の花火が空を覆い「これで、だいたい半分かな?」と皆が、口々に言います。毎年見せて頂いているので、打ち上げ構成まで分かってしまいます。

しかし、今年のエンディングは凄かった!大きくゆっくり落ちる花火の中に無数の松の枝のような小さい花火が次々と炸裂し、大きい花火の金糸が空のカンバスに描き殴られ、思わず歓声と拍手が沸き起こった所へ、とっておきの超特大の金縁に囲まれたカラフルな花火が上がり、これ以上のものは有り得ない事が誰にも分かりました。見事でした。

花火の写真はタイミングを逃しやすく、大変難しいです。少なくとも私のカメラでも、携帯でも。だから結局、ムービーで写してしまいます。それをアップ出来ないのが残念。私の心の日記に貼り付けておきましょう。帯のアセモが治るまで、当分は忘れないかな・・。