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室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

虹色ツアー《タンゲロス・アルティコス》

2010-12-31 21:25:18 | Weblog
それは、虹とともに始まりました。

タンゲロス・アルティコス X'mas ツアー 2010


             

             12/22 往きの新幹線で、米原付近で鮮やかな虹が。



 マネージャーの明子さん。京都駅にお迎えありがとうございます。


篠山へ向かう途中のおうどん屋さん。風鈴里で、豚カレーうどん。美味しかった~!

             


おうどん食べた後に、もっと大きな虹が出ていました。

             



篠山ロータリーのクリスマス会にヤンネ舘野さんとお呼ばれしました。

             


ロータリークラブの皆さんと。

             素晴らしいごちそう。美味しかった~!

  牛すじ入りおでん。

  但馬牛のすき焼き


「せっかく篠山へ来るならいらっしゃいよ」と、アーティストの加藤さん宅にお邪魔しました。

             


11月に泊めて頂いて、よく知っている親類のような感じです。嬉しいひと時。

             

寒い夜でしたが、心はいっぱい温まりました。




12/23 は京都の勝福寺で《年の瀬コンサート、旅するバイオリン》でした。


  勝福寺


素敵な看板を作って下さいました。 


世界の音楽お国巡りをして、お寺・・ですが、寛大にもフィンランドのクリスマス・ソング、シューベルトのアヴェ・マリアまで演奏させて頂きました。


  前庭に愉快なカエル。


  本番中の写真がないので・・。


  終わってから。


実は、廊下で画びょうを踏んで血が・・。左かかとをつけられず、ソフトペダルはかかとを浮かせながら踏みました。でも、すぐ治りました。



中売立周辺の素敵な風景。







京都一のお寿司屋さんと言われる大源を予約。時間まで、近くの風変わりな喫茶店へ。

             


 美味しいコーヒー。

 なんでテント?



さて、大源で名物のあぶり白子。 


 そりゃ、美味しいです!


 あなご。関東とは違います。


この日は、この後、7時から翌日の為のリハーサル。

お借りした幼稚園の素敵なクリスマス飾り。




リハーサルの後、11時近くから八条の居酒屋、喜遊で。

             

 お勧めのねぎラーメン

 どれも美味しかった~!


 よっぱらい(?)


もしかして、永い一日だったかも・・。


東海ツアーズで泊まった新都ホテル。

 地味めのデコレーション。



12/24 大阪帝国ホテル・チャペルでのコンサート。

             


ヤンネ舘野さん、コントラバスの長谷川順子さん、私の《タンゲロス・アルティコス》トリオ版と、テノールの畑儀文さん、ソプラノの中村朋子さんの5人で、帝国チャペルでのコンサートは、今回で3回目です。


 帝国ホテル製シュトーレン。木箱入り。


 中村さんがごちそうして下さいました。


帝国ホテルのお皿とフォークで、豪勢にいただき、自ずとハイテンション。





















今回は、響きが捉えやすく、集中度の高い演奏になったと思いました。



11月に神戸でお世話になった内海さんがいらして下さって、記念撮影。


             



終わって、ハイテンションのまま打ち上げは《はないちもんめ》





 何でも安くて美味しい店です。


名物の "ぶた鍋”




他にも関サバ、チキンのてんぷら、ハラミ・・どれも美味しかった~!



流石にデコレーションが素敵な帝国ホテル。 







お食事の後、撮りまくり。






京都に戻った時は、2時を回っていました。



12/25 次回『春タンゴ』のミーティングは、私のリクエストで《龍馬のお墓》観光。



東山の霊山護国神社。耳がちぎれそうなくらい、冷たい風が吹いていました。
百円玉を3つ入れて通してもらう、珍しい自動改札を入り、階段を上ります。


 初めだけ緩い登り。




左が坂本龍馬。右は中岡慎太郎。お二人の像もあります。



実在の人物なんだなー、と実感。

幕末の志士1356名、御霊が祀られているそうです。

てっぺんに、ひときわ大きく、特別扱いの木戸孝允のお墓があります。



 京都の街が一望に見渡せます。

山門の通りで小皿を購入。




高台寺そばから、銀閣寺近くの《おめん》へおうどんを食べに行きました。


 三色小鉢。

 釜揚げうどん。

 そりゃー、美味しかった~!ごきげん。


 笑いすぎ。

 ローフードの有名なお店らしいです。


空気は冷たかったけど、お天気は良かった-。

 哲学の道付近。


 去年訪れた東本願寺。


 京都駅がちかづいて来ました。


 駅に京都タワーが映っていました。


 ホームまで、ありがとう!



 帰り新幹線は雪景色。


 帰りは富士山、見えました。



こうして見ると、殆ど『美味しいものの旅』みたい。演奏もしたんですけどね。あまり本番中の写真がないので仕方ありませんが・・。


ヤンネと明子さんには、本当にお世話になりました。すべて送り迎えして頂き、セッティングも色々とお心遣い頂きました。ホテルは3泊とも『午前さま』でした。

毎度愉しい《タンゲロス・アルティコス》

次回は、現在決まっているのが4/1 大阪は堂島のエルセラーン・ホテルのホールです。

大阪、兵庫の皆さま、是非よろしくお願い致します。



帰ってきて、アップするまで1週間かかってしまったのは、写真が沢山あったからです。
沢山の中から取捨選択し、サイズを軽くして、画像アップロードに入れるまで、けっこう時間が掛かりました。

春タンゴまでも、あっという間かなー。



2010 年、ありがとうございました。
   2011 年も、よろしくお願いいたします。











             

ホリデー・シーズン

2010-12-22 03:15:22 | Weblog
日付はクリスマス間近。今年も残りわずか・・ってホント?

なんか、実感が湧かないんですが、一応、我が家のクリスマス・セットも出し、頂いたカードも飾ったりしています。


             


右の丸いのが、頂いた素敵なカード。ツリーにぶら下げる用の穴があいているんですが、ウチはこのカードに隠れそうなサイズの、ガラスのツリーしか無いので、キャンドル立てに立てかけてみました。

左は、いつの間にか溜まったポイントでもらった『アロマミストポッド』です。

ひょろひょろ~、とミストが立ち上って、なんとも癒されます。100cc の水が入れられて、2~3滴垂らしたアロマの香りが部屋に漂います。意外と、加湿器の役も果たしてくれるみたいです。


癒されながら準備をして・・、明日から関西ツアーです。

明日は丹波篠山。明後日の天皇誕生日は、京都の勝福寺で14時から。クリスマス・イブの夜は、大阪帝国ホテルのチャペルでタンゴ・クリスマス・コンサートです。

篠山と京都は、ヤンネ舘野さんと、バイオリン&ピアノのデュオです。お寺では大っぴらに『クリスマス・コンサート』とは言いづらいので『旅するバイオリン』と題して、世界の国々の作品を入れつつ、後半でタンゴを並べます。

大阪帝国ホテルでは、去年に続いて、ヤンネ舘野さん、長谷川順子さんと一緒の《タンゲロス・アルティコス》で、声楽家の畑儀文さん、中村朋子さんの歌を交えて、色々なタンゴと、クリスマス・ソングも少々やります。


ん~、スッゴク楽しみです!

行ってきま~す!(まだ準備できてないけど・・






わしゅの会

2010-12-17 03:24:50 | Weblog
慶応義塾OB の皆さまによる『わしゅの会』のお囃子でお呼ばれして、小さい方のキーボード、ポータトーンを転がして馳せ参じました。

世間はクリスマス・モード。ツリーとサンタさんの前で記念撮影。本体だけなら5kgですが、ACアダプター、専用ペダル、紙類、コード類、いろいろ入れると、たぶん8kgを超えていたと思います。

             


銀座で用事を済ませ、いざ四谷三丁目へ向かうのに、とにかく階段をなるべく避けようと思って、混雑している銀座・三越のエスカレーターで地下へ下り、最後の階段を何段かだけ担いで下りて地下鉄へ。

改札に入ってから、銀座線にエレベーターもエスカレーターも見あたらず、丸ノ内線までの長い通路を転がして行きました。しかし最後に長めの階段がそそり立っていました。登り切った時に「あ~、楽器がある時は、寄らずにまっすぐ行くべし」と思いました。

四谷三丁目の改札に、共演者のトランペットの菅野くんが来てくれて、ホントに救援隊に見えました。四谷三丁目もチビしい階段がそそり立っていました。


  
四谷クラブでのパーティ、各地の日本酒と和洋中とりまぜた、美味しい会でした。

和酒の会だけど、まずはビールで乾杯。

  


釣り名人が、虎鱚(トラギス)を釣って、一夜干しして、あぶって持って来てくださり、皆さんに感謝されました。

             


             主役のお酒たち。

             


「スーっと、軽いですね」「これはドーンッと来ますねー」「これは品がいいや・・」などと品評しながらヤルのが”楽しみ” です。

私は、本当はお酒、弱いんですが、わしゅの会では一通り、大きめのお猪口で頂いても平気なのが不思議です。
きっと、よく冷えた上等なお酒だからでしょうね・・。


重たかったけど、美味しい一日でした。






学校訪問

2010-12-14 14:13:00 | Weblog
Workshop ・・・講習会、研究会?

っていうのとニュアンスがちょっと違うかもしれないですが、実演、プラス、ちょっとの指導を通して、音楽をより身近なものに感じてもらえたら・・という企画で、小学校を訪問しました。


             


東京室内管弦楽団のメンバーのヴァイオリニスト・中村備生さん、チェリスト・小澤洋介さんとのトリオで、演奏をしたり、楽器の紹介をしたり、一緒に合奏を楽しんだり、歌を歌ってもらったり・・。たっぷり2時間枠の音楽の特別授業をさせて頂きました。

写真は、今回の企画の目玉のコーナー。『ヴァイオリンに触れてみよう』の様子です。

             


左腕を右肩に掛けて、その左腕の上にヴァイオリンを載せて、あごで挟みます。そして、中村さんが弦を押さえてながら、右腕を引いたり押したりしてくれて、キラキラ星を弾かせてもらっていました。

6年生は、さすがに立ち方もしっかりとして、自分で弓を擦らせるとノコギリのようでも、力を抜いて任せると、ちゃんとメロディが弾けることを感じて、楽しんでいました。


午後に訪問した学校は4年生でした。けっこう緊張している様子でしたが、休憩時間にも「ヴァイオリンに触ってみたい人どうぞ」と続けたところ、あっという間にほぼ全員が、お行儀よく行列を作ったのには驚きました。


             


確かに、ヴァイオリンに触れる機会なんて、ふつう殆どあり得ません。

弦楽器が高価なものだから・・という理由ばかりでなく、とにかく繊細なものなのです。

弦を支えるコマ、弦を留めるペグ、ボディの内部のコンチュウ・・など、衝撃に弱い部品が色々あるし、表面に塗られているニスは、製作当時と同じものは作れないので、ちょっとの修理をするのでも、楽器屋さんは大変な神経を遣います。

今回、子供たちに触らせてあげた楽器は、もちろん中村さんの楽器ではなく、事務所で用意したものですが、それでも、恐らく私の所有している楽器より、ずっと高価な楽器だと思います。

それを一人一人につきっきりで、持たせてあげたり、弦に触らせてあげたりした事・・。その企画を考えた事務所と、優しくていねいに面倒を見てあげた中村さんに、感心しました。

だから、「今日、ヴァイオリンに触ることが出来た事を、是非覚えていて下さいね」と子供たちに話しました。

後はまあ、私は曲を考えて、譜面を用意したんですけどね・・。

年が明けたら、また国分寺の小学校を続けて訪問します。



さて、小学校の次は、保育園。

歌の保育園『鳩の森愛の詩保育園』の季節が、始まっています。

             


卒園式に、卒園児一人一人の為に創られた歌を全員で歌ってお祝いする、超ユニークな保育園です。

今年の新しい指揮者・新井氏が、発声練習をやっているシーンですが、参加者が少ない感じの写真だなあ。

右の方にアルトの方たちもいたし、この後、人数が増えて、もっと大勢になったんですけどね。


子供たち一人一人の歌がだんだん出来てきて・・、出来て来なきゃいけないんですが、私もまだ1曲しか出来ていなくて、「早くヤレ~!」と天の声が常に聞こえます。

「ハ、ハ、ハイ・・、やりますっ」















富士山

2010-12-12 21:33:37 | Weblog
我が家の楽しみ。2階の出窓からの富士山。朝に夕に、毎日ちがう景色、刻々と変化する色と雲の形は、どんなに忙しい時でも目を奪われます。


             



この季節は空気が澄んでくるので、しょっちゅう写真を撮ってしまいます。


             ドラマチックな夕日


             


             白い羽根を裾につけたドレスのよう。


             



             そして、一番クリアーな朝。


             





オマケとして、最近の出窓ショットの中で変わったものを・・。
 

             


よーく見ると、高い鉄塔の足下、左側から虹が立っているんですが・・、「わっかるかな~?わからないだろな~」って、昔言ったひといましたね。



             



美しい晩秋を求めて

2010-12-12 17:34:31 | Weblog
先週のことですが、近場で『紅葉狩り』をしました。


             


ご存知の方は、このお池だけで分かるかもしれませんが・・。ど~こだ?


  


             お天気が良いと、紅葉も光り輝きますね。


             


普段は閉められている《臨春閣》のお玄関だけ開放して、奥の切り取られた景色を公開していました。

  

  


  


  


  


             こういうのもいるんです。出会えるとラッキーな感じ・・。

             
 

             分かりました? 横浜は本牧の『三渓園』でした。

             



この後、鎌倉も廻ってみたんですが、小町通りを歩いていたら急に大粒の雨が降ってきて、あわてて傘を買いました。

「オトコ心と秋の風」・・かな?






駆け抜けた霜月

2010-12-03 02:08:35 | Weblog
12月になりましたねえ。

             


何の総括をすることも無く、「愉しかった-」「〆切りに間に合って良かった」「ハイ、次っ!」って感じで、ひたすら前だけ向いていますが、今年の11月はイベントが多かったのと、新しいカメラを買ったことで、アップしたかったのにしてなかった写真が沢山あります。

10MB で撮った写真の軽くする方法を思い出したので、フォトチャンネルを使ってアップしてみます。良かったらご覧ください。

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これで、いいのかな~? 違うのかな~? 上にある『フォトアルバム』をクリックしてみて下さい。


なんと言っても上旬の《タンゲロス・アルティコス・ツアー》の写真が多いです。

その後に、タンゴ歌手・昌木悠子さんの門下生の発表会がありました。

             

楽しかった打ち上げ風景。


それから《新宿トラッド・ジャズ・フェスティバル》があって、それに合わせてはるばる山形から裕美ちゃん先生が来て下さって、カレー食べたり・・。

             

   

   美術館へ行ったり、末廣亭へ行ったり、タンゴ喫茶に行ったら知人に会ったり・・。

   


   ミントンハウスのLIVE を見に行ったり・・。

   


もちろん田部雅美フレンズで、出演もしました。

   

   

 
常連さんのお顔も・・。

   


他のバンドも見せて頂きました。

   

   



それから、道産酒の会があって・・。

   


初めて横浜の大鳥神社へ行きました。

             


富士山も雪の面積が広がってきました。

   


23日には、舘野泉さんプロデュースの懇親会付きコンサートがありました。

   

   


   

   


ヤンネとリハーサル後に食事に行ったお店に、偶然、舘野泉さま御一行さまが現れ、記念撮影。

   


永年の友人のお友達のお嬢さんの結婚披露宴の音楽をご一緒しました。

   


     

同じ日に、葉山でハイライト・オペラを見せて頂きました。

   


   


その後、セレブの皆さまとお食事・・。

   

   

   



いやー、いっぱい在りました。

我ながら、綱渡り月刊でしたが、気がつくと全部クリアしていました。

ありがたやー、アリガタヤー、

しかし、まだまだ Goes on..... なのです。






第214回東京道産酒の会

2010-11-22 17:28:32 | Weblog
先週の木曜日は、今年最後の東京道産酒の会でした。


             


『道産酒の会』は、北海道にゆかりのある北海道サポーターが集って、北海道産の食材による肴に舌鼓を打ちながら、北海道産のお酒を愉しむ、”飲み助名士” の会です。真夏ふた月と真冬ふた月はお休みで、年8回、25年以上も続いており、和気藹々とした中にも歴史と風格のある集いです。


             


私は、会をより賑やかにするお囃子係で呼んで頂くようになり、毎回お邪魔するようになって4年になります。

しかし、エレピを車で持参しているため、お酒の方はNG です。


    


この日に解禁になった《ボジョレー・ヌーボー》のグラスが配られましたが、お料理は進めども、グラスの中身は減らず・・です。

    

銀だら鍋。白子も写るように、アップにしました。あと、このホッケの他、天ぷら、おむすびやシジミ貝のおみおつけと、最後は定番の桑茶。

    

カルシウムたっぷり、安心なオーガニックの健康茶です。ほらっ、最後までグラスワイン、残ってるでしょ?


さて、今回のメイン・スピーカーは、会員の山口一誠さんの、北海道の大自然の中で撮られた写真集についてのお話でした。

             


本業は、検事さんですが、厳冬の地で撮影された写真集。すばらしいです!帯に書かれているとおり、驚異的な粘りで撮影された奇跡の一瞬ばかり。以前、頂戴したものです。

             


お話は、逆さになったオオワシの撮影現場でのようすから始まりました。ひたすら『待ち』だそうです、極寒の中。

             

丹頂鶴、フクロウ、ヤマゲラ、カワセミ・・などと共に、美しい大自然が収められている感動の写真集です。



11月12月のお誕生月の方々がお祝いされ、大きな杯を回しのみする行事に、私も参加させて頂きました。でも、もちろん杯に唇を触れただけ。「運転ですから・・」と言うと、どなたも無理強いされない、紳士の集まりです。

その後はお待ちかねの『利き酒大会』です。

    

各テーブルから二名ずつ参加し、優勝者が出たテーブル全員にお酒が1本ずつプレゼントされるゲームなので、テーブルごとに応援します。


強豪の中で最後に勝利したのは、土肥さん。私のテーブルだったので、私もお土産いただけました。

             


優勝者が関白殿下の装束にお召し替えの間、ミュージックタイムとなります。

今回は、フルーティストの立住若菜さんにご一緒して頂きました。残念ながら写真がありません。
「歌の翼に』『ハンガリア田園幻想曲』の冒頭、『フォーレのシシリアーノ』を皆さん、静聴して下さり、喜んで頂けました。


さて、お召し替えの済んだ土肥正文さんの登場です。

             

今年の最終という事で、三本締めでお開きとなりました。


楽しく和やかな締めくくりでした。

私は楽器を片付けて、デパートの従業員の皆さんに見送られて帰途に就きましたが、カーナビの言うことを聞いて失敗。気がつくと六本木を走っていました。これはマズイと思い、西麻布から五反田に抜けて、いつもの国道一号線に出ましたが、途中とにかく眠くて、マクドナルドのドライブスルーに寄ったり、それからいくらもしないうちにまたコンビニ休憩したり、帰宅は11時になってしまいました。

カーナビって、どんな時に役立つんでしょうね~?














Tangueros Articos Tour in Autumn 2010 其の3

2010-11-20 02:14:57 | Weblog
《狂喜乱舞のゴンタ・ツアー》レポート・続きのつづき

11月6日は、神戸の元町のなかなか見つかり難かったオシャレなホテルを11時に出て、いよいよ丹波篠山に向かいます。

明子さんの車にヤンネ、ヴィレと共に乗り込み、ベースを運ぶJUNKO号と2台連ねて六甲山越えのルートです。

途中の山の景色、所々色づく木々、山の向こうに山々がヒダのように重なって見える里山の景色など、絶好の被写体を三人で写します。JUNKO嬢に「後ろから見てたら、三人が写真撮るんで動き回ってて、メッチャおもろかったわー」と後で言われましたが、一番おもろかったのはJUNKO嬢でした。

1440万画素カメラで写した10MBの写真を軽くするやり方を思い出したらアップします。


途中の西紀サービスエリアでトイレに行ったら、個室内にシャンプーができる洗面台があってビックリ!初めて見ました。

             

2008年のシチリア&ローマ旅行でトイレをずいぶん写した事を思い出すなー。


午後3時頃、この日の会場に到着。ちょうどアグリフェスタという農産物祭りの前夜祭にあたり、前庭には沢山の盆栽が展示されていました。

ロビーには大きなイノシシの剥製がありました。又、演奏会場内には演奏エリアを半円形に可愛い小さな盆栽が於かれてあったのが印象的でした。

この日は、地元ご出身テノール歌手地元ご出身の畑儀文さんが主宰していらっしゃる『シューベルティアーデ音楽祭』の街角コンサートという事で、地元のボランティアの皆さんが、会場準備から打ち上げの用意までして頂きました。

本番直前のようす。地元の沢山の方がいらして下さいました。

             


『シューベルティアーデ音楽祭』なので、タンゴだけでなく、シューベルトの歌曲を演奏してから《シューベルタンゴ》と題したシューベルトの歌曲のタンゴ風メドレーを演奏しました。

皆さん、とても熱心に聞いてくださいました。


演奏終了後、その場にテーブルを置いて、地元特産のご馳走をたくさん出して下さり打ち上げです。

予め聞いてはいましたが、本当にほとんど男性ばかりの20人くらいのボランティアの皆さんです。

建築設計士の中野さん、お土産に頂いた高級里芋を作られた東前さん。皆さん、人の気持ちを大事に感じて一生懸命に生きていらっしゃるお話を通じて、心が通う気がしました。

打ち上げは大いに盛り上がり、おいとましたのは殆ど真夜中になっていました。外は空気が冷たくなり、息が白くなりました。


やっと、この日泊めて頂くことになっていたアーティスト・加藤さん宅に到着した時は夜半を過ぎていました。
待ってて下さっているのに申し訳ないことでした。

帰る事になっていたJUNKO嬢を「ずんこが居ないと出来ない曲ばかり」と言って無理矢理引っ張り込んで、一緒にお泊まりしました。加藤さんがお仲間でお米作りからやっていらっしゃる、取って置きのお酒と、黒豆枝豆を出して下さって、しばし素敵な語らいの時間となりました。


暖かいもてなしをして頂いた翌朝の、素敵な朝食。

             

小豆粥に、栗も入っていました。小魚の甘露煮や、様々な漬けの類をおいしく頂きました。3時頃まで、奥様も付き合って下さっていたのに、本当に申し訳ないことです。

ハート型の夕顔の葉っぱ。向こうの畑の間にある、黒豆の畑など、奥様に教えて頂きながら、ゆったりとした時間に浸りました。

素敵なギャラリーでもある加藤さんのお宅を写させて頂いたのですが、それも軽くできないと載せられません。


さて、11時過ぎに出発して、ツアーいよいよ最後の会場です。もう何度か訪れている《みーつけた》というカフェ・レストランです。ここは、ハンディキャップの方達を雇っているお店で、前回伺った時は、鳥取だか島根だったか、視察団が観光バスに乗って団体でみえた時でした。


加藤さんが背景の幕や、タンゴダンサーの写真パネルを飾ったり、ステージ作りもして下さいました。

             


ヤンネ、ヴィレ、JUNKO嬢と私は、最後のコンサートをむさぼるように、演奏を楽しみました。

片付けをして、お土産屋さんにもちらっと寄って、篠山口駅に着くと、もう真っ暗でした。来年への希望を語り合って、改札を入りました。電車は、折しもちょうど《タンゴ・エクスプローラー》 今シーズン限りで廃止になるそうなので、電車好きのヤンネが入場券を買って入ってきて、電車の写真を撮っていました。

座席の背もたれに掛けてある布。

             

『丹後ちりめん タンゴ・エクスプローラー』と書いてあります。


自宅用に買った名物の鯖寿司。前日の打ち上げの時に頂いて、とても美味しかったので、買いたくなりました。

             


それとシューベルティアーデ音楽祭で頂いた名産の品々。

             



11月3日から始まった今回のツアー。毎日、音楽的にも、お食事的にも大変充実。気持ちの良い笑いに包まれ、感動的なサプライズも有り、心が通い合う出会いも有り、本当に愉しい5日間でした。

これほどの感動に出会えて、「音楽をずっとやってきて良かった」とつくづく思う日々でした。

お世話になった皆さん、聴きに来て下さった皆さん、ヤンネ、ヴィレ、JUNKO嬢、明子さん、心からありがとうございました。







Tangueros Articos Tour in Autumn 2010 其の2

2010-11-18 23:17:47 | Weblog
《狂喜乱舞のゴンタ・ツアー》レポート・続き

11月5日は、うれしい秋晴れ。御殿場の富士山に期待が高まります。

青葉台のホテルを9時半に出て、新横浜駅で新神戸行きのチケットとお弁当を買って、新幹線のぞみ号に乗り込みます。

JUNKO嬢は、楽器の都合で前日のうちに関西に向かっていて、マネージャーの明子さんも先に出発したので、ヤンネとヴィレと私の3人の旅となりました。

さあ、そろそろ富士山が近づいて来るというので、3人でデッキに向かいます。しかし、デッキで一人ひとつの窓を独占状態になりそうだと分かり、私は後ろのデッキへ移動。1440万画素のカメラと携帯の二刀流で撮りまくり。観光気分全開トリオ!

             

富士山にこだわる三人組(同じ車両内に、写真を撮っている人は他にいませんでした)は、それぞれ自分の撮影した写真を見せっこしたのは言うまでもありません。

満足すると今度はお弁当。

             

しばらくは内職の譜面スラー書きなどしている内に、新神戸着。

迎えに来てくれた明子さんの車で、この日のホール『里夢』に向かいます。移動の車中でも、ヤンネは建物や色んなものをカメラに納めていました。確かに、六甲付近はおしゃれな建物が多いです。

『里夢』もそんなオシャレな建物の一つ。私も1440万画素のカメラで撮ったのですが、10MBの写真を軽くするやり方を忘れてしまったので、思い出したらアップします。


2008年の私達の演奏を聴いて企画して下さったという内海裕子さんのお話によると、聴きに来て下さった方の半分以上が音楽関係者という事でした。本番前でなく、後で聞いて良かったです。

でも、何となく聴衆の集中力を感じる空気の中で、第1部は古典タンゴ、第2部はピアソラを中心に演奏しました。
第1部の最後の曲の前に、急にロウソクに火が付けられたケーキを内海さんが持っていらして、ヤンネ達が『ハッピーバースデイ』を弾き始めて・・MCをしていた私は「誰かお誕生日ですか?」とトボケましたが、そーです、私の誕生日でした。

大ビックリ&大感激です! 朝から何人かの方から携帯にメールが届いていましたが、ステージ上でこんな風にして頂いたことは生まれて初めてで、あやうく涙が出そうになりました。が、MCをしている以上グッと堪えねばならず、お陰で涙を流さずにすみました。

前日の倍の曲数で、まだそれぞれ自分に集中したい状態で緊張感が高めの本番でしたが、その分神経を研ぎ澄ました演奏ができたと思います。

本番が終わると、必ずすぐにヴィレが「今日のコンサートどうだった?」と聞きに来ます。「良かったんじゃない?」と答えると「ボクも良かったと思う」と言ってくれます。

終演後は、いらして下さった方々がそれぞれに声をかけて下さって、しばらく和やかな興奮が続きました。

それから、プロデューサーの内海ご夫妻が用意して下さった打ち上げ会場へ。
ここで再びケーキ登場。居合わせた皆さんで『ハッピーバースデイ』をまた歌って下さって、ロウソクの火を吹き消しました。ケーキ2つも頂いちゃいました。

     


品良く『マイ箸』でお食事するヤンネ。

             


お名残惜しい、大変良くして下さった内海さんご夫妻は、車を先導してその日の私達のホテル近くまで一緒に来て下さったのですが、さてそれからが大変。付近をぐるぐる廻っても、なかなかホテルが見つからず、4周目でやっと「ここだったんだ!」と分かりました。ホテル・トラスティ。

             

シンプルでモダンな、きれいなホテルでした。お部屋のインテリアも徹底しています。ベッドは大きめで『大の字』使用。

     


朝食は屋外テラスで。 


朝になって写した、なかなか分かりづらかったホテル入り口。

             


それにしても、長い一日だったな~。チェックインが1時ころ? 前の日、青葉台でのコンサートで誰もが暖かい気持ちにつつまれた事と、ヤンネの叔母様・広瀬悠子さんがあんなにも歓待して下さった事がすでに半過去になっていました。


・・更につづく。