コーヒー牛乳みたいな濁流が延々と画面に映し出されていた。嘘と疑いたくなるが、自衛隊のヘリコプターが救出するのを見て、今関東で起こっている事だと、納得させられる。無常にも流れてくる濁流、倒木、家。止まったままの車。昨日までは、同じ月日の経過を感じさせる物が、一瞬にバッサリ断ち切られる。思いが詰まってるなんて、嘲笑うかのように獰猛な姿で呑み込んでいく。そもそも、こうならない為に堤防や土手を用意していたはずなのに、溢れたり、堤防が決壊したりしている。人の叡智が決めた線引きなんて、あてにはならんと言われている気がした。くしくも川内原発営業運転のニュースも流れる。何が安全?避難経路どうのこうのよりも、未だに福島の原発が安全にもなってないに稼働している。ここは峠だと感じる。時代を託せるリーダーを待ち望む。
院長秘書 矢野耕治
院長秘書 矢野耕治