2014/9/11(木)
餓鬼小屋~白沢登山口(長野県大町市)
今回の山行最終日 下山の行程です。
下山だからこそ気を緩めずに歩きます。
午前3時から4時頃大雨でした。
雨は無い予報だったので明け方にはあがるだろうとさして気にもしません。
しかし雨の降り方から登山道や樹木、草等は水分たっぷりと判断して
雨仕度をして出発とします。
下山開始して4時間それまでの山道は終わり白沢に出会います。
その後は沢沿いに右岸、左岸と連続するハシゴ、木段、桟道等の
連続で渡り返したり、また沢上部を高巻きしたりする難儀なルートが
延々と 続きます。
その上今朝の雨で全行程濡れたルートにはほとほと疲れ果てました。
無事に登山口に続く平坦道に出た時は安堵しました。
標準行程4時間のところ6時間かかりました。
小屋番さんの助言通りの時間にタクシー予約して正解でした。
5:50 餓鬼岳小屋から見る餓鬼岳 ↓
夜明け前昨日の縦走路を展望する ↓
広間に下がっている提灯・・風情がありますね~ ↑
朝食 ↓ 熱いみそ汁に多彩なおかず朝から栄養満点の
美味しい朝食でした
食堂・寝室の大広間 ↓ 土間では薪ストーブが赤々暖いです
6:24
すっかり明るくなり昨日歩いた岩稜が見渡せます ↓
6:27 下山開始 小屋敷地内に立つ標識 ↓
餓鬼岳は西、燕岳は南、私達が下山する白沢登山口は北東方向です↓
小屋から無線でタクシーを予約してもらいます。登山口13時です。
小屋の主人 の助言で所要6:00+30分としました。
小屋からすぐに100曲がり”を下降です
名の通りジグザクの登山道です ↓
ナナカマドの紅葉が始まっています ↓
7:28 1時間下って来ました、樹林帯となります
森林限界は通過した証拠です ↓
8:32 大凪山(おおなぎやま)2079m ↓
登山道上のピークです
標識の時間を見るとここが中間点の様です
あと白沢まで2時間30分とありますが??
結果としてここから4時間所要でした
10:06~22 餓鬼岳へ向かう人の最後の水場
標高1500mとあります ↓ 確かにここから上に
水場はありませんでした 下山は沢沿いで水の
心配はありません。
ザックを下ろしてしばし休憩です ↓
冷たい沢水を調達します ↓
最後の水場で休憩後前方の橋を渡ります ↓
10:33 山道から白沢の川底に下ります ↓
10:36 川底歩きが続きます 短い梯子で一段下へ ↓
10:38 川底から一旦山道へ上がります ↓
10:41 山道は束の間再度川底に下りて対岸へ ↓
10:44 川底からすぐに山道へ上がります ↓
10:47 山道から再び河原へ下降です、登ったり
下ったりが続きます 足場は濡れています
焦らず行きます ↓
10:49 今度は岩壁伝いに前方の河原に架かる木橋
に行くみたいです ↓
10:51 右岸から左岸へ渡ります 木橋に手すりは
無い河原との高さが無いのが幸いだ ↓
10:52 木橋の後は鉄梯子でさらに上へ ↓
11:02 鉄梯子の次は再び木橋となり高度を上げて行く ↓
11:04 魚止めの滝1300m 滝の全貌見たく河原へ下りる ↓
11:05 この木段で河原まで下ります、先にかみさん
下りて下部の足場を誘導です ↓
11:11 「魚止めの滝」 ↓
11:13 滝からルート戻ります 河原から高さ10mほど
岩壁伝いに進み河原に下ります
足元は濡れてなで肩状態しかも切れ落ちていて
その上手がかりは岩壁の少ない凹凸だけで下山
ルートで一番緊張する場所だった ↓
11:18 木橋から対岸の崖へ ↓
11:20 崖に不安定な長い桟道、トラロープに頼る ↓
11:22 やっと当たり前の登山道に出会います
雨が落ちだします ↓
11:26 浅い沢を渡ります ↓
11:37 また河原へ下降です ↓
12:14 河原の木橋・・木橋なん個目? ↓
小橋が連続します ↓
12:16 増水時に荒れたのでしょう ↓
12:28 これが最後の木橋でした ↓
掲載した橋はルート上の全てではありません、
足場の安定した所でしか撮影しませんでした。
草付の垂直の岩壁に下げられた金属製の2連吊梯子
約10mはシャッター切る余裕などありませんでした。
かみさんが橋、梯子、桟道等の数約27ヶ所だったと云う。
歩きながら数えていたらしい。
残り道は登山口まで一本道みたいです ↓
あと200mです ↓
12:40 餓鬼岳白沢登山口です ↓
13:00予約のタクシーも時を同じく到着でした
雨で濡れたまま乗車できませんから身支度を済ませる
まで待ってもらいます。
今日投宿の「竹乃家旅館」↓ 信濃大町駅徒歩1分
とりあえずザックを玄関先に置いてもらって
タクシーでそのまま「市立大町山岳博物館」へ行きます
旅館のおかみさんが私達の濡れた登山靴を丁寧にも
靴の中に新聞紙を入れて翌朝までには乾かしていただき
感謝!でした。 また部屋、洗面所、大風呂など清潔感
には満足でした。
「市立大町山岳博物館」↓ かねてより訪れてみたい施設でした
北アの歴史上の出来事、資料などを見学できた事は有意義な
事でした。
山行5日目 9月12日(金)
信濃大町駅発6:06で帰宅の途についた。
松本・名古屋・新大阪・小倉着13:30
所要約7時間なり 無事自宅へゴールでした。
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