桜ん坊の山歩物語

近郊のお山から遠くのお山まで夫婦で徒然に山歩きを楽しんでいます

2011秋 北ア 読売新道 4日目 高天原山荘~岩苔乗越~水晶小屋  (泊)

2018-09-30 16:42:11 | 北アルプス

9月9日(木)雨

朝から生憎の雨だ!

雨支度で山荘を出発する。

大雨と云うほどではないがしっかり降っている。

岩苔乗越から祖父岳(じいだけ)へ登る予定だったが

雨止まず視界不良もあり断念する。

投宿の水晶小屋には早めの到着となった。

ゆっくりと休息とした。




6:10 高天原山荘を出発する ↓ 生憎の雨だ







森はガスっている ↓






6:20 分岐点 岩苔乗越が進路 ↓





7:13 登山道から少し横道へ入り水晶池に立ち寄る ↓





8:30 左の沢沿いに進む ↓






9:10 岩苔乗越  祖父岳の分岐であるが祖父岳は断念する ↓



9:25 ワリモ分岐、岩苔乗越と09年秋に立ち寄っている ↓ ↑ 





10:05 風雨の中水晶小屋に到着する 祖父岳パスしたので
    早く着いた ゆっくり休養する ↓






2階の寝室だ数年前に建て替えまだ新しい ↓






18:15 雨は上がった様だ水晶岳が前方霧の中に見えた ↓





明日はいよいよ今回山行の核心部に水晶岳から赤牛岳に立ち
読売新道へと向かう、今朝から読売新道に向かう予定の登山者
の方は朝からの雨で断念しルート変更したとの事であった。
明日の天気は回復予報だ、期待してzzz・・・






 


2011秋 北ア 読売新道 3日目 薬師沢小屋~雲ノ平~高天原山荘(泊)

2018-09-29 15:35:28 | 北アルプス

9月8日(水)晴 

今日の行程は北アで是非行きたいと思っていた雲ノ平と

標高2000m超の
高所にある高天原温泉へ向かいます。

天気は良好!昨夜の薬師沢小屋から急登して広大な台地が

広がる雲ノ平へ登り着きます。

見渡す限りの平原に敷かれた木道を歩きます

日本庭園、ギリシャ庭園、スイス庭園等と命名された

休憩ポイントに立ちより、今まで遥か彼方から眺めていた

緑の広大な台地に建つ雲ノ平山荘に立ちよります。

そして本日投宿の高天原山荘に入りすぐに高天原温泉へ

行きます。

青空の下、山脈の懐に囲まれた露天風呂に浸り心身ともリフレッシュです。










 




6:25  薬師沢出会吊り橋 
小屋横から黒部川に架かる吊り橋から本日の歩行開始です ↑ ↓












小屋を振り返る ↓









吊り橋上より薬師沢(左)と黒部川(手前)の出会い見る ↓








吊り橋を渡り終えすぐに岩壁を越える ↓








6:28 出会いと小屋 ↓








6:29 黒部川沿いに高天原と雲ノ平経由高天原の分岐点 
    雲ノ平へ直登を選択です ↓









6:31 鉄梯子を登る ↓















倒木と下部に咲くゴゼンタチバナ  ↑ ↓ 

6:47 登行が続く ↓








7:52 直登が終わり木道が現れた ↓








8:23 木道に導かれて最初の休憩ポイント
    「アラスカ庭園」・・名の由来は?です ↓










8:50 広大な台地が広がる雲ノ平を歩きます木道が続きます ↓  








奥日本庭園の標柱が」あります 名の由来? 








9:13 雲ノ平山荘 ↓ 広々の雲ノ平に存在感のある山小屋









雲ノ平は360度この展望です ↓









前方に見えるは水晶岳 ↓


















9:27 分岐点から高天原へ ↑ 振り返り雲ノ平を後にします ↓























9:55 関西電力の施設が立つ場所に分岐点あり ↑ ↓ 







10:10 奥スイス庭園とか・・どこがスイス風?・・  ↓








10:40 台地から徐々に下降です ↓








10:47 梯子の後は樹林帯の下りとなった ↓







11:02 高天原峠 ここが黒部川沿いのコースと合流となる  ↓








11:36 沢に出会う  ↓

















11:50 高天原山荘 
     無事に宿泊先に到着です 建て替えたばかりで綺麗です ↑ ↓









12:20 受付を済ませて早速に温泉へ行きます ↓
     「からまつの湯」20分とあります









12:40 前方に建物?浴室女性専用かも ↓







こっちは露天  混浴可の様です ↓
ゆっくりのんびりして山荘へ戻ります雨天で無く謝謝!









17:25 夕食前テラスで憩う宿泊者 ↓


















夕食後山荘前からの展望です夕陽が山肌を染めてきました ↑  
赤牛岳の山肌と月をアップです  ↓







部屋の灯りはランプが似合っていました  ↓








3日目 無事終了です 温泉に浸かってさっぱり快適です 
明日は水晶小屋が目的地です  ぐっすりzzz・・・












2011秋 北ア 読売新道 1日目移動日自宅~富山駅 2日目富山駅~折立~薬師沢小屋(泊)

2018-09-01 15:22:24 | 北アルプス

9月6日(火)1日目移動日~2日目

自宅~新大阪~夜行寝台~9/7富山駅~電鉄富山~有峰口駅~タクシー~折立登山口

太郎平~薬師沢小屋(泊)


本年二度目の北アは読売新道を歩いて奥黒部より渡し舟(平の渡し)

に乗船して黒部湖を横断してみたく計画です。

読売新道の起点終点は赤牛岳ですからそこまでのルートも

未踏の薬師沢から雲ノ平、高天原山荘を経由する事としました。

夜行寝台1泊、山小屋4泊の5泊6日の山旅です。




 




小倉駅20:11発 さくら580に乗車です ↑ ↓












新大阪でホームを移動中車輪の展示を見学です ↓















寝台急行「きたぐに」の発車まで時間待ちです ↑

定刻に入線です ↓ これで現地まで安心して行けます。


















4:36 列車内で日にちが変わって9/7(水)JR富山駅に着きます ↑
    一旦駅前に出て隣接の電鉄富山駅の待ち合い所で始発時間まで待機です ↓

   
    








5:44 始発電車に乗車です ↓







6:22 有峰口 ↓ で下車し予約していたタクシーに乗車です
    富山駅からタクシーでは高額になるので半分くらいまで
    電車を利用しますここからでもタクシー代は1万円を越えます



















7:03 折立登山口 ↑ でタクシー下車です、今回でこの登山口に立つのは
3回目です、06年は登りで、10年は下りでした 


標高1356m気温5℃の登山口です ↓ 








7:32 身支度を整え朝食をして登行開始です ↓









8:23 50分ほど登って来ました ↓







9:25 三角点1870.6m のあるベンチで休憩です ↓








10:00 整備された登山道を太郎平へ緩やかに登って行きます ↓









10:20 五光岩ベンチ ↓ ここでも休憩中の登山者が多いです ↓








10:50 良く晴れて気持ちの良い歩きです 前方雲の頂が薬師岳 ↓
     06、10年と頂に立ちました
















11:05 太郎平小屋です ↑
   昼食休憩とします ↓ 小屋でうどんを調達です













11:45 小屋前に立つ案内標柱 ↓ 午後の登行開始です







11:52 薬師沢へ左へ分岐 直進は黒部五郎方面で06年歩いています ↓









12:40 沢に出会います 冷たい沢水で涼をとります ↓








数ヶ所で登山道を修復していました ↓









13:05 遥かに薬師岳が見えます ↓








一直線の木道を歩きます ↓








14:15 眼下に薬師沢小屋です ↓

















小屋玄関 ↑ 全景 ↓











小屋前は薬師沢(左)と黒部川(右)の合流点です ↓










今日は4時半ころから行動開始でここまで約10時間近くの行程です
お天気の恵まれて快適な歩きが出来ました。

河原に下りて行水でもと思いましたが川は氷水に等しく冷たく足首を
数秒浸しのが精いっぱいで行水などとてもできません、

川の水は雪解け水ですから冷たいのはあたりまえですな~
身体は拭くだけでさっぱりしましたが寒くなりました・・・


明日は3000m高所の温泉を楽しみにしてzzz・・・







2011夏 北ア 栂海新道  白馬岳~日本海へ  6日目 帰路移動日

2018-08-22 15:00:34 | 北アルプス

7月28日(木)晴    帰宅の途

「親不知観光ホテル」~ホテル車~JR北陸本線親不知駅~
富山~新大阪~小倉~自宅


朝食前にホテル付近(旧国道)を散策する ↓

日本海






















日本海を背にして北アルプス方面を向くウエストン像 ↓
道路は旧国道 




ウォルター・ウエストン像 ↑ ↓ 












旧国道8号線(ホテルの裏手)右下は断崖絶壁で親不知海岸 ↓
 今はホテルの正面が国道8号















旧国道は断崖絶壁を切り開いて造られていた ↑ ↓















親不知で最も通行が困難な「天険」(てんけん)(地形が一番険しい所)
と云われ波打ち際を通る当時の北陸道を命懸けで通行していた。
そのために断崖絶壁を切り開いて作られた(明治16)


「如砥如矢」(とのごとくやのごとく)絶壁に彫られている ↓









朝食 ↓









9:00 親不知駅舎 ↓














9:02発 富山行き乗車 ↓









11:16発 富山~新大阪サンダーバード乗車 ↓







新大阪新幹線14:59発「さくら」~小倉着17:21~自宅

標高3000mから海抜0mの日本海への山旅「栂海新道」
を一度は歩いてみたい縦走路でした無事に走破して満足した
5泊6日でした。

白馬大雪渓の登りと坂田峠から日本海側の栂海新道登山口
までの登り、下り・・が体力的に一番きつかった。
縦走路は天気も恵まれて暑いくらいだったが水場もあり
水分は十分に補給できたし展望を楽しみながら歩いた。




 


2011夏 北ア 栂海新道 白馬岳~日本海へ  5日目 栂海山荘~親不知海岸

2018-08-22 11:29:44 | 北アルプス

7月27日(水)晴 

栂海山荘~黄連山~菊石山1209.8m~下駒岳1241m~白鳥山1226.9m~
坂田峠~尻高山677.4m~入道山~栂海新道登山口

いよいよ最終目的地 日本海へ向け縦走路をさらに北へ進む。

好天気に喜ばしいが標高が下がると暑さが襲ってくる。

朝日岳から同道の男性二人は健脚だ

最終目的地の登山口で会う約束をして先行する。

白鳥小屋から長い長い急降下の末端は車道が通る

坂田峠だ。昼食大休止とする。

昼食後はアップダウンが続く縦走路に難儀する

何度も目の前にピークが現れる度にまた登るの・・である。

頂に立っても海は見えない、潮の匂いさえも届かない

この縦走を完結させるための最後の試練と思い一歩一歩

海抜0メートルを目指す。

国道を走る車の騒音を耳にして着いた!安堵感で

で一杯になる。

国道沿いの登山口に立つと先行の男性2人が笑顔で

迎えてくれた、真っ先に坂田峠の置き土産の

グレープフルーツのお礼を言う

既に汗を流して帰路の準備をしていた

二人共今日は泊まらずに関東方面に帰路するという。


 


4:53 栂海山荘から見る白鳥山 ↓  5:00山荘を後にする
    白鳥山から縦走路は下降して登山口までコースタイム
    4時間10分逆に登りは6時間40分・・急登に急降下!























6:15~30  黄連の水 ↑ ↓













6:45 菊石山山頂 ↓












7:02 急坂を登る ↓












7:25 下駒ヶ岳山頂 ↓










8:33 白鳥山が目前になって来た ↓












8:45~9:00 白鳥山山頂に立つ白鳥小屋 ↓











9:23 山姥平と書かれた道標 ↓ 










9:58~10:06 「シキ割水」↓











10:38 坂田峠まで急降下が長々と続くほとほと疲れた ↓











車道が走る坂田峠 ↓ この車道は山中をくねくねと日本海沿いのR8に
つながっているみたいだ










11:00~35 坂田峠 ↑ 昼食休憩とする ↓
 先行している単独男性2人が約束したグレープフルーツが置いてあった
 山歩きでは一番のご馳走だが重いのでなかなか持参出来ない食べ物の
 代表格だ美味しくいただいた
瑞々しく元気が出る!謝謝 

















11:48 昼食後樹林帯の登山道を行く ↓























12:18 尻高山頂上 ↑ ↓


























12:54 舗装された道路に出会い栂海新道は横切る ↑ ↓
     この車道は坂田峠に続いている様子だ












13:00 林間を下る ↓








13:08 二本松峠  ↓










13:30 入道山山頂 ↓ 坂田峠から尻高山、二本松峠そしてここ
     登って下って三つ目のピークいささか疲れた!









14:33 やっと縦走完了! 栂海新道登山口に到着です
ここで縦走路は終わりでも最終目的地は海抜0メートの日本海です 





















今日宿泊のホテルのP横から海岸に下ります








登山口前の国道8号を横断して親不知海岸へ向かいます ↑ ↓








登山靴を脱いで日本海に足だけ浸かります ↑
本当は全身浸かりたいところですが・・・













7月23日自宅を出て5日目無事に下界に下り着きました。
お風呂で5日分の汗を流しさっぱりゆっくりです
美味しい夕飯を食べて身体にエネルギーを蓄えて
明日の帰路に備えます・・zzz・・・







登山口の真ん前に立つ「親不知観光ホテル}夕食 ↓