香光のいけばな記

香光がお稽古、研究会、花展などでいけた作品をアップ。
友人の作品や感銘を受けた作品、生徒の作品も紹介。

6月25日 のお稽古  自由花  生花新風体

2013-06-27 22:09:04 | Weblog
自由花

Kさん
<フトイ、オンシジューム、ミニバラ、ナルコユリ>
フトイを折り曲げて動きを出し、
そこにできたフレームの中はピンクと黄色の花畑です。



Oさん
<ぎぼし、オンシジューム、ミニバラ>
面の縦です。雄株・雌株で粗密をつくり奥行きに気をつけました。



生花<主:オンシジューム、用:フトイ、あしらい:ミニバラ>
実は自由花と同じ花材です。
新風体生花は足元が直ぐやかであれば上部は自由花のようなものですから。

Oさんはミニバラをたくさん入れて華やかにしあげました。


Tさん(A)


Tさん(B)
<デルフィニウム、シラン、バラ>花展に備えて自分で花材を選んでこられました。
デルフィは前後に2本入れて満開の現在を、
シランは花後の実で過去を、
バラはつぼみで未来をあらわしています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月21日 Kさん新風体生花 特訓開始

2013-06-21 22:32:29 | Weblog
今日、Kさんは花材もご自分で揃えてこられて、花展に備えて新風体生花のお稽古です。

最初はかわいいピンクのカラーが主の作品

<カラー、やつで、フトイ>
ピンクカラーを生かして他の花材はグリーンで構成しました。
大きなやつでの葉を用、細いフトイをあしらいに配して対応させています。
梅雨の季節の爽やかな演出です。



次は、ユリが主です。
<鉄砲ユリ、縞ススキ、カーネーション>
ユリは揺れるからユリと名づけられたそうで、揺れるススキが良く似合います。
色がグリーンがちなので、赤いカーネーションをあしらいにしてアクセントとしました。



3作目はオクロレウカが主になりました。
<オクロレウカ、タチアオイ、ガクアジサイ>
オクロレウカの後ろにチラリと見える赤いつぶつぶがタチアオイのつぼみです。
すらりとした葉とでこぼこした蕾の出会いが新鮮です。
足元はガクアジサイを使いましたが、もう少しさり気ない花がいいかと思います。




オマケ

私、香光も花展のお稽古中でして、魚道生けです。
カキツは叉木ですが難しいです。
かなり苦労しています。
花展までにモノになりますかどうか。
今回のように指定花材じゃなければ、まずお稽古しなかったと思うので、いい勉強をさせていただいています。
<フトイ、カキツバタ>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月18日 自由花 2作

2013-06-19 16:02:10 | Weblog
自由花 <サンダーソニア、ルリ玉アザミ、ナルコユリ>

サンダーソニアのオレンジ色とルリ玉あざみの青色の対比がきれいな取り合わせです。質感も柔らかいものと堅いもので呼応しています。

点・横・挿し口を広げる花形

Oさん  
右長左短で、しっかり構成されました。



Kさん 
花器を巻き込みサンダーソニアのかわいらしさを十分表現されました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月16日~18日 新風体生花 4作

2013-06-19 15:43:13 | Weblog
7月下旬の支部展に向けて新風体生花のお稽古を始めました。

Kさんの作品
主:ドラセナ  用:アリウムリーキー  あしらい:バラ

バラもリーキーも主材になりうる花材ですが、ドラセナの葉を主にされました。
ドラセナを二本大きく前後に振り出し、赤いバラで足元を引き締め、リーキーで後方に変化を付けました。


Kさんの作品2
主:アンスリウム  用:姫ガマ  あしらい:トキワツユクサ

大きいアンスリウムに対して細い線のガマを対応させ、足元をトキワツユクサで整えました。水辺の風を感じる作品です。



Oさんの作品

主:アンスリウム  用:ニューサイラン  あしらい:デルフィニウム

同じくピンクアンスリウムですが、硬いニューサイランを柔らかくなびかせて用にしました。青いデルフィニウムがアクセントです。





Tさんの作品

主:アンスリウム  用:ニューサイラン  あしらい:デルフィニウム

こちらはニューサイランを素直に真っ直ぐ立てて、すらっとした印象の作品になりました。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月4日お稽古  アレカヤシで自由花と生花

2013-06-09 15:09:44 | Weblog
アレカヤシの自由花 <アレカヤシ、縞フトイ、アロストロメリア、金鶏菊>

Kさんは奥行きを生かした生け方です。葉が帆船の帆のようですね。


Oさんは2株で挿し口を広げる生け方です。
ヤシをカットして△をモチーフに、フトイもシャープさをアピールしています。
足元は赤と黄色で鮮やかに演出しました。


次は、生花です。同じくアレカヤシを使って三種生けにしました。
大きくて立派なギガンティウムは太くて硬い花材ですが、アレカヤシで柔らかさを添えてゆったりと風を感じるように取り合わせました。
根〆はひまわりバージョンと白シランバージョンがあります。どちらがいいか迷いました。

アレカヤシの生花<ギガンティウム、アレカヤシ、ヒマワリ>

ヒマワリの場合
Oさん
 
Tさん



白シラン


生けたときは白シランがいいと思いましたが、こうして写真で見るとヒマワリの方がはっきりしていいような気がしますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする