いかりんの『うっしっし~日記』

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【映画】"ジャージの二人"でまったり気分

2008年09月02日 | 映画・テレビ・舞台
ジャージの二人を見に行ってきました。
映画ちょっと休憩してたけど今年25本目の劇場映画。

<ストーリー>
無職の息子(堺雅人)とグラビアカメラマンの父(鮎川誠)が避暑地の山荘へ。
息子は妻の不倫、父は離婚の危機色々あるが亡き祖母のコレクションのジャージを着てのんびり過ごす。翌年の夏、また山荘へ向かった。

<感想>
ストーリー読んでもちっとも面白そうやないでしょ(笑)
堺雅人が出てるからということだけで観にいって来たのです。
しかし、意外に面白かった。展開が激しく多いストーリーの方が好みなんだけど
拍子抜けするぐらいにゆっくりおだやかに流れるような映画だった。
正直言うと私好みのストーリー展開ではないんだが小さなクスクス感が
気持ちよくなってきて自分まで穏やかな気持ちで観てました。
なんかね、居心地がいいっていうか空気がすーって抜けるような感じ。

まさに「のほほん」とした感じの映画だ。
小さいサイズの喜怒哀楽が誰でもがあるある~って思えるような。

都会生活であれやこれやとめまぐるしい変化でヘトヘトな私には
ある意味羨ましい限りののんびりテイスト。
山荘で過ごす訳ありの親子。帰る日も決めずただ気持ちのままに。
訳を突っ込んで聞くこともなく・・・
言葉のやり取りが面白い!!間の取り方が面白い。
ゆるりとゆるりと交わす二人の会話がへんてこな感じだけど妙にええねん。
そして時折、小さな喜びで二人してニヤリとするところ。
堺くんのへなちょこっぽいところもめちゃあってるし、
シーナアンドロケッツの鮎川さんの愛らしい親父像が素敵。ええ味出してはる。

「何か、こう…」しばらく口癖で言ってしまいそう。

ジャージの二人
梅田ガーデンシネマ他にて公開中
http://www.ja-zi2.jp/

原作:長嶋 有(芥川賞、大江賞作家)
監督:中村義洋→アヒルと鴨のコインロッカー、チームバチスタの栄光
キャスト:堺雅人→クライマーズ・ハイ、アフタースクール、篤姫
     鮎川誠→シーナ&ロケッツ ギタリスト
     水野美紀

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