お客様の想いで作りに奮闘していた私。
家に持ち帰ってもらって
家族や恋人、友達との思い出を共有できる楽しさばかり考えていました。
そんなある日
地元(愛媛県)に帰り、久しぶりに親友に会った時のことです。
彼女は高校生の時の同級生で当時1児の母でした。
彼女の子供は魚が好きだという話を聞き
初めて一緒に水槽のあるお店にご飯に行ったとき
まだなに話してるのかわかんないこのおこちゃまは
キラキラした顔で水槽をみて一生懸命魚をみていたのです。
それから1年後
表情もクルクル変わるようになり笑顔も言葉も増え
水槽をみながらお話をしてくれるときもありました。
このとき
この子にわたしの世界を少しでもみせてあげたいと思って
送った一枚の海の中の写真。
おこちゃまは気に入ってくれたそうです。
それから、お試しで作ったカレンダーにウミガメの写真を入れていたのですが
カメが好きになったみたいで
「みほちゃんの(撮った)カメ」といって
カレンダーを見るたびにお話ししてくれたみたいでした。
愛媛県と言えば淡水魚のいる水族館はあっても海水魚、イルカ類がいる水族館はまだありません。
(今治にイルカとのふれあい施設ができるそうですが)
海に行っても
沖縄ほどの透明感のある青い海はありません。
そうそう感じることのできない青い世界と魚とカメ。
この子のためになにかできることはないか・・・
と考えた結果
この子のために写真や映像を撮ってあげよう!という考えがでてきました。
そう考えたら
愛媛の友達は仕事や家事でこんな海の中をみることも知ることもできない、
海が好きでもなかなか沖縄へ足を運ぶことができないと思ったら
そういう友達のためになにかできることは・・・?
と思って始めたのは
なるべくフェイスブックで写真を投稿すること。
そして
同じように海へ行きたくても行けない方々へ
おうちで沖縄・座間味を感じてもらえる方法を考えたのです。
ただ潜るだけではなく
私には写真で伝えるという「手段」を持っています。
技術こそプロというにはおこがましいですが
私の写真を好きだと言ってくださる方々が
おうちで「沖縄・座間味の海」を感じていただけるような
そういうものを作っていこうと思っています。
もちろん
お客様の想いで作りも一緒に・・・。
みほ